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『登呂遺跡と博物館』に観光に行ってきた アクセスや駐車場も紹介

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 静岡市にある「登呂遺跡」と「静岡市立登呂博物館」に行ってきました。

 2歳と4歳の子供連れで行きましたが、思ったよりも楽しめました。

 展示や体験を通して弥生時代の住居や生活、技術がわかるので、子供でも楽しめながら昔の人の生活を学ぶことができます。

登呂遺跡について

  登呂遺跡博物館の基本情報

名称

静岡市立登呂博物館

住所

静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10番5号

電話番号

054-285-0476

開館時間

9:00~16:30

※遺跡部分は24時間オープン

休館日

月曜日

(月曜が祝日の場合は翌日)

祝日の翌日

年末年始

入館料

1階は無料

2階展示室は有料

一般 300円

高、大学生 200円

小、中学生 50円

駐車場

有り(有料400円)

HP

登呂博物館公式

※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

 

車でのアクセス

 登呂遺跡は、東名静岡インターから車で10分ほどの場所にあります。

 静岡市よりも東から来る場合は、東名静岡東スマートインターが完成すれば、そちらを利用した方が近くなります。

 

バスでのアクセス

 バスで利用する場合は、JR静岡駅南口で「しずてつジャストライン」の「登呂遺跡」行きに乗って終点で下車します。

 約10分で到着します。

 

駐車場

 駐車場は敷地の南側にあります。

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 駐車場は有料で、1回400円です。

 郊外の駐車料で有料、しかも一回400円ってちょっと高いかな、、、

 

登呂遺跡について

 登呂遺跡は静岡市にある弥生時代の集落の遺跡です。

 弥生時代後期、1世紀頃の集落と推定されています。

 当時は、住居20戸、高床式倉庫4棟、祭殿1棟のある集落だったそうです。

 第2次世界大戦中の昭和18年に軍需施設を建設しようとして、たまたま発見し、軍需施設の建設を並行して発掘作業が進められました。

 戦後に新たに発掘調査が行われ、竪穴式住居や、高床式倉庫、祭殿や水田の復元もされました。

 

登呂遺跡の出土品

 登呂遺跡からは土器、木器、石器、織物、ガラス小玉、などが発掘されています。

 国指定の重要文化財にかなりの数が選ばれていて、登呂遺跡自体も国の特別史跡に指定されています。

 

登呂博物館

 今回は車で訪問しました。

 駐車場には登呂遺跡のマップがあります。

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 駐車場は敷地の南側にあり、そこから歩いて3分くらいのところに「登呂博物館」があります。

 遊歩道が整備されているので、迷うことなく博物館に向かえます。

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 遊歩道の先に「静岡市立登呂博物館」はありました。

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1階体験コーナー

 登呂博物館は1階、2階、屋上とフロアが分かれています。

 1階には展示体験コーナーがあり、そちらは無料で利用できます。

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 入り口には「貫頭衣(かんとうい)」という、当時の人たちが来ていた麻で縫われた服を着ることができるコーナーがありました。

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 夏はこの服でも良いと思いますが、冬はさすがに寒いので、何か上に着ていたんでしょうか。

 やっぱり毛皮かな。

 復元土器の展示にまぎれて、琴の展示もありました。

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 弥生時代にはすでに楽器があったのですね。

 登呂遺跡には祭殿があったので、祭事に使われていたのではないでしょうか。

 展示コーナーの奥には弥生時代の体験コーナーがあります。

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 ここでは、

・稲作体験

・機織り体験

・土器の復元体験

・稲の脱穀体験

・弥生時代の建築体験

・火起こし体験

ができるようになっています。

 どれも簡単なものですが、やってみると意外と楽しくて勉強になるものばかり。

 こちらでは、磨製石器を使って稲刈り、そして脱穀ができました。

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 磨製石器ってぜんぜん切れないですね。

 当時に人の大変さがわかります。

 復元した竪穴式住居に入ることもできます。

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 入ってみると、意外と広いと感じました。

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 登呂遺跡の竪穴式住居は、地面を掘って屋根を取り付けるタイプではなく、家を建てる地面の周りに壁を作って、その上に屋根をつくるタイプだったようです。

 登呂遺跡周辺は、当時湿地だったので、地面を掘ると湿気がひどいことから壁をつくるようにしたそうです。

 この日はボランティアの高校生が来ていて、火起こしの仕方、当時の建築技法、当時の米についてなどいろいろ教えてもらいました。

 こちらの体験コーナーには、

・竪穴式住居

・高床式倉庫

・祭殿

の3つの建物が復元されていましたが、祭殿が一番立派でした。

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 高床式倉庫のように床が高くなっていて、主要な部材は木材で作られていて、中に入ってみると広くてログハウスのようで快適でした。

 当時から木材を加工して建物を作る技術はあったのですね。

 鉄がまだ本格的に普及してなかったので、基本的には石器を使って木を切り出したり、削ったり加工したようです。

 近くの安倍川で取れる石同士をぶつけて、切るための石器を作っていたそうです。

 石って想像以上に万能なんですね。

 しかし、金属で加工された跡も見つかっているみたいで、鉄がまったくなかったわけではないようです。

 こちらは「ほぞさし」という木と木を組み合わせる技術を体験できるコーナー。

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 釘がない時代に建物を建てるときに使われていた技術です。

 1階は体験コーナーが充実しているので、幼稚園、小学生くらいの子供なら楽しめるでしょう。

 

2階 常設展示

 2階の常設展示、企画展示には料金がかかります。

 チケットは1階の券売機で購入します。

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 登呂博物館のすぐとなりにある「芹沢けい介美術館」とのお得な共通券も販売されています。

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 2階の常設展の最初は、登呂遺跡に関する映像でした。

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 中国での稲作は、紀元前7000年〜6500年頃に始まったのですが、その頃、まだ日本は縄文時代前期でした。

 縄文時代の終わり頃に九州北部に稲作が伝わったのですが、そのルートはまだわからないそうです。

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 その先には登呂遺跡のジオラマがあり、登呂遺跡での日常生活を紹介するビデオが流れていました。

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 登呂遺跡から発掘された出土品の展示もあります。

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 こういった出土品から当時の建築を再現する考古学者ってすごいですね。

 こちらは、当時の登呂遺跡の人々が食べていたもの。

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 稲作が行われていた地域ですが、近くには海や川、山があったので、自然の幸が豊富で、米以外にもいろいろ食べていたようです。

 展示は「稲作」「建築」「土器」などと分かれていて、こちらは祭事に使った道具の展示。

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 小さなミニチュア土器がありましたが、それは祭事に使ったようです。

 こちらは重要文化財に指定されている石器。

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 道端に落ちていたら普通の石と区別がつかないような石ですが、よく見ると刃物のように薄くなっている部分があります。

 「磨製石器」なので、磨いて切れ味を良くしていたんですね。

 下に石を磨くときに使った「とぎ石」も展示してました。

 当時は石で斧を作ったり、木の加工用の道具を作っていたようです。

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 実際に当時の道具を復元して検証した動画が流れていましたが、たしかに石斧で木を切っていました。

 石の可能性に驚かされます。

 最後はライブラリーと、登呂遺跡の発掘の歴史の展示でした。

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 常設展の他に、2階には企画展示室があります。

 

屋上

 2階のあとで屋上に行ってみました。

 屋上からは復元した弥生時代の住居を上から見ることができます。

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 この日はお祭りをしていたので、広場は屋台で賑わっていました。

 天気が良いと富士山が見えるみたいですが、この日は雲が覆っていて見えませんでした。

 残念。

 

ミュージアムショップ

 登呂博物館のミュージアムショップは1階にあります。

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 コーヒーなどの飲み物やアイスなどの他に、安倍川餅などの静岡土産、土器グッズなどの歴史関係のお土産もありました。

 ミュージアムショップの入り口には「土偶ガチャガチャ」があります。

 ミニチュアガチャガチャに目がないので、一回やってみましたが、お目当ての遮光器土偶で出ず、残念。

 土偶を眺めながらちょっと休憩していると、目の前にさくらももこのポスターがありました。

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 なんだかさくらももこが亡くなったという実感がわかないですね。

 マンガもエッセイも好きだったので、若くして亡くなったのはショックでしたが、彼女の作品はこうやって静岡や日本で生き続けると思うと、なんだか感慨深いです。

 

音声ガイド

 1階にはライブラリーがあり、そこで無料の音声ガイドを借りることができます。

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 エイスースのスマートフォンを利用したガイドで、展示エリアに合わせた音声ガイドを自動的に流してくれます。

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 外の復元した建物のところでも利用できます。

 

登呂遺跡の復元建物

 登呂博物館を出て、そとの復元した建物に向かいました。

 途中の道の両側は、弥生時代の水田を復元したものです。

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 竪穴式住居は意外と大きくて立派な外観です。

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 建物の中に入ることができます。

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 天井が高くて意外と開放感があります。

 10人くらい寝ることができそうな大きな建物です。

 木のしっかりとした柱があるので、耐久性も良さそう。

 真ん中でみんなで火を囲んでご飯を食べるのを想像したら、キャンプみたいで楽しそう。

 子どもたちはテントのような雰囲気に興奮して、出たり入ったりして楽しんでいました。

 人間ってキャンプでわざと不便な生活をしたりして、野性的なところはなくならないんですね。

 竪穴式住居はいくつか復元されているので、弥生時代の集落に紛れ込んだ想像が楽しいです。

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 こちらは集落で一番立派な建物の祭殿です。

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 建物の屋根を外で支える「棟持柱」が特徴的な建物。

 弥生時代にはこれくらい立派な建物を建てる技術があったんだなと感心。

 1時間半くらいゆっくりと登呂博物館と登呂遺跡を見学しました。

 体験コーナーがあるので、子供も楽しめました。 

 

まとめ

 登呂遺跡、登呂博物館についてまとめると、

・弥生時代の遺跡について学べる

・当時の生活を体験できる

・1階は無料、2階は300円

・竪穴式住居は中に入れる

という感じでした。

 博物館や遺跡は子供があまり楽しめないかと思っていましたが、楽しんでもらえたようです。

 発掘したものを展示して解説するだけでなく、当時の生活を想像して、体験して楽しみながら興味を持つことができる施設でした。

 

周辺のおすすめ

 静岡市周辺のおすすめを紹介します。

学べる施設

静岡科学館るくる

 静岡駅南口のすぐ目の前にある科学館です。

 体を使って楽しみながら科学を体験できるおすすめの施設です。

 子どもにとっては「学んでいる」という感覚はないと思いますが、それでも科学を「体験」することで、いつの間にか学ぶことができます。

 個人的にはミュージアムショップが楽しくておすすめです。

>>静岡科学館るくる 

 

日本平動物園

 入園料が610円と安い割に、展示動物の数が多く、展示方法もユニークで、動物の迫力のある姿を見ることができる動物園です。

 レッサーパンダやホッキョクグマなどの人気の動物もいます。

 狭い敷地の中にいろいろな動物がいるので、効率良く見学ができますが、坂道が多いのでちょっと疲れます。

 今まで何度も子連れで行きましたが、子どもたちは毎回大喜びする、子どもといっしょに楽しむなら間違いない場所です。

 >> 日本平動物園

 

ふじのくに地球環境史ミュージアム

 廃校になった高校を改装してつくられた博物館です。

 実際に使われていた高校の教室が展示室になっている変わった博物館です。

 教室ごとにテーマが変わっていて、生物や地学などについて学ぶことができます。

>>ふじのくに地球環境史ミュージアム

 

東海大学海洋科学博物館(海のはくぶつかん)

 東海大学の付属施設である水族館です。

 魚の展示の他に、海について学ぶことができるエリアがあって、学習できる水族館です。

 すぐとなりに恐竜の博物館も併設しているので、合わせて楽しむことができます。

>>東海大学海洋科学博物館

 

散策

宇津ノ谷峠と明治のトンネル

 昔の集落が保存されている地区を散策できるエリアです。

 歩いていると、江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになれます。

 集落を抜けて山道を数分歩くと「明治のトンネル」を散策することもできます。

>>宇津ノ谷峠と明治のトンネル

 

グルメ

丁子屋

 江戸時代の浮世絵師「歌川広重」の作品「東海道五十三次」に登場するお店として有名です。

 趣のある建物で食べる食事は、観光の雰囲気があっておすすめ。

 とろろご飯が有名で、基本的にはとろろ中心のメニューです。

 >>丁子屋

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