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【静岡中部】歌川広重の「東海道五十三次」の丸子宿にも出てくるととろ屋「丁子屋」に行ってきた

      2014/09/22

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 静岡県といえば、浜松のうなぎ、浜松餃子、静岡おでん、富士宮やきそば、三島コロッケ、裾野餃子、焼津のマグロなどなどいろいろなご当地グルメがありますが、静岡市の「丸子(まりこ)」というところには「丁子屋(ちょうじや)」という有名なとろろやがあります。

 旅行ガイドブックにはだいたい載っているくらい有名なところで、名前は昔から聞いたことがあったので行ってみました。

 

◆丁子屋の概要

住所   :静岡県静岡市駿河区丸子7丁目10−10
電話番号 :050-5872-3165 (予約専用番号)
      054-258-1066 (お問い合わせ専用番号)
定休日  :木曜日、毎月末は水曜日も休み
営業時間  :11:00〜19:00(ラストオーダー)
※この情報は2014年9月時点の情報です。

 丁子屋は歴史のある店で、なんとはじまりは慶長元年だそうです。慶長元年というと、1596年。今から約400年以上も昔です。関ヶ原の戦いの5年前だそうです。そんな昔から続いている歴史ある店です。

 裾野からは高速道路を使って約1時間くらいです。

 丁子屋のためだけに静岡に行くのももったいないので、帰りに静岡で買い物したりと、何かのついでに寄ってみるとちょうどよい日帰りの旅行になると思います。

 ぼくが行った時は、東名の清水インターで降りて、そこから静清バイパスに乗ればすぐに到着します。

 駐車場は店の奥にたくさんありました。

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 駐車場の前にはちょっとしたお土産物屋があって地元の特産品などを売っています。お茶の種類が豊富でした。 

 

◆歴史を感じる建物

 車を停めて建物の正面に回りこもうとすると、雰囲気のある小道がありました。

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 そこを抜けると建物の正面に出ます。この風景が有名な安藤広重の「東海道五十三次」の「丸子宿」に描かれたんですね。

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 茅葺き屋根が良い雰囲気を出しています。

 中に入ると、中もなかなか良い雰囲気です。

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 ここで食べるのかなと思っていると、「こちらへどうぞ」と言われ、どんどん店の奥に案内されていきました。増築を重ねた建物のようで、迷路みたいになっていて意外と奥が広く歩いていて楽しいです。

 奥にある「広重の間」と呼ばれる40人くらい入れそうな大広間に通されました。部屋の壁にはレプリカだと思いますが、歌川広重の東海道五十三次のすべてが飾られていました。

 席についてから、子どものおむつを替えなければいけない状態に気がついたので、店員さんにおむつが替えられる場所を聞いたら、団体用の「弥次の間」が空いているので、貸してくれるとのことで、貸してもらいました。

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 部屋の前には子どもが遊べるようなおもちゃや子供用の椅子も用意してあって、歴史のある店の割には子どもにとても優しいお店でした。

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 壁に店内の案内図が貼ってありましたが、案内図が迷路みたいになっていてすでによくわかりません。入り口から普通に入ったのですが、案内図を見て実はずっと建物の2階にいたことに気が付きました。

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 子どもがぐずりそうだったので、先に授乳をしようと思って、店員さんに授乳室があるか聞くと店員さんは「社長室空いてるぅ〜〜? 借りてもいい?」と聞いて、なんと授乳室として社長室を提供してくれました。ぼくは、入っていないのですが、奥さんが言うには社長室からは社長さんの東海道五十三次への愛が伝わってきたそうです。

 

◆濃厚で美味しいとろろ

 やっと落ち着いて席についてメニューをチェックしました。

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 基本的にはとろろと麦飯、味噌汁、小鉢のセットで、「丸子」「本陣」とグレードをあげることで小鉢の量が増えていくようなイメージです。

 とろろご飯だといつも大盛りのご飯を食べるので、小鉢がついてもあまり食べられないと思い、2,150円の本陣を注文しました。

 注文から10分も待たないうちに定食が運ばれてきました。

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 麦飯、とろろ、漬物、味噌汁、小鉢です。小鉢の中身はきんぴらごぼうでした。味噌汁は白味噌です。麦めしはお代わり自由です。

 まず、さっそくととろをご飯にかけていただきました。とろろは大和芋ではなく、高級な自然薯だそうです。だし汁などで薄めているとろろと違って、ここのとろろは濃くて粘り気がすごいです。白味噌を入れていると聞きましたが、甘さや味噌の味はほんのりするくらいで、美味しいです。

 小鉢や味噌汁も美味しく、ご飯が進みます。定食にちょっと遅れて揚げ物が到着しました。

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 何の揚げ物かと思って食べてみると、ととろの揚げ物でした。そとはカリカリなのに中がふわふわで美味しいです。ちょっとだけ塩をつけていただきました。

 とろろもおかずも美味しくて、ご飯が進むため、結局ご飯を3杯も食べてしまいました。

 食後にはデザートが運ばれてきました。

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 タマゴの黄身で作ったお菓子だと教えてくれました。中にあんこが入っていて、甘さ控えめで美味しかったです。

 

◆丁子屋の名前の由来

 食べ過ぎたので、畳の上で少し休んでから精算して、入り口の横にあった資料室を観に行きました。何でも鑑定団に出した絵も展示されていましたが、金額が書いていなくて残念でした。

 この店の名前「丁子屋」の「丁字」の意味が書いてありました。丁字とは更新料のクローブというもので、昔から漢方薬として使われてきたそうです。江戸時代にその名前を商売繁盛の願いを込めて屋号にすることが流行ったそうです。

 資料室には東海道五十三次に関する品が多く展示されていて、中でも東海道五十三次を書いた大きな屏風はきれいで見事でした。

 とろろも美味しかったし満足しました。

 お店の前の道は昔の東海道のようですが、昔の町並みが残っていなかったのはちょっと残念でした。

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 昔の人はここでちょっと休憩してとろろご飯でも食べて、気合を入れて峠を越えていったんでしょう。

 近くに昔の集落などもあるようなので、次回はそちらも回ってみようと思います。

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