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「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」無料駐車場とダイオウグソクムシのぬいぐるみも紹介

更新日:

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最近、ちょっと話題になっている静岡県沼津市にある「沼津港深海水族館」。

多分、ネットでのダイオウグソクムシの記事や、NHKスペシャルでダイオウイカが放送されたことなどで、深海魚がブームになったことも話題になった理由だと思います。

そんなわけで、気になっていたのでちょっと「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」に行ってきました。ちなみに、これが正式名称っぽいです。

沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアムの概要

【名称】

沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアム

【住所】

静岡県沼津市千本港町83(港八十三番地内)

【電話番号】

055-954-0606

【営業時間】

10:00〜18:00

※時期により変更

【定休日】

年中無休

※1月はメンテナンス休業あり

【入場料】

大人1600円(高校生以上)
子供800円(小・中学生)
幼児400円(4歳以上)

【駐車場】

無し(周辺駐車場利用)

 【HP】

公式サイト

※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
 

沼津港深海水族館の無料駐車場

沼津港深海水族館には特定の駐車場がありません。

そのため、周辺の有料駐車場を利用しなければいけません。

しかし、沼津港の一番奥の市場前は無料で駐車することができるスペースがあります。

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ただし、人気なのですぐに埋まってしまいますが。

沼津港深海水族館は港八十三番地内にある

とりあえず、無事に車を停めることが出来たので、水族館に向かいます。

沼津港深海水族館は「港八十三番地」というきれいに整備された一角にあります。

とりあえず、漁港のおみやげ屋などを素通りしながら、人が多そうなところに向かって少し北に歩いて行くと「新鮮館」という建物の向かい側に「港八十三番地」はありました。

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雰囲気が良くて休日は賑わっています。

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港八十三番地の一番おくに「沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアム」はありました。

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まずは、「ダイオウグソクムシ」

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夏休みの最後の方の週で、しかも土曜日の午後2時くらいだったので、水族館はかなり混雑していました。

しかし、入場制限になっているということもなく、普通にチケット買って入ることは出来ました。

大人一人1,600円ですが、規模の割にはちょっと高いと思います。

入り口を入るとすぐに会えるのが「ダイオウグソクムシ」です。さすがに、深海水族館の人気物だけあって結構な人だかりが出来ていました。

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ダイオウグソクムシは水深800mに生息している世界最大のダンゴムシです。

水槽の中には30cm以上もある大きな白いダンゴムシが10匹くらいいました。

みんなおとなしいです。

ダイオウグソクムシは「海の掃除屋」とも呼ばれていて、海底の動物の死骸や弱った生き物など何でも食べてしまう雑食系のようです。最大50cmにもなるそうです。

見た目は確かにダンゴムシなんですけど、あまりの大きさにダンゴムシの仲間とは思えないです。地上にもたくさんいるダンゴムシは海底の深くにも生息しているんですね。

地球上のいろんなところにいるダンゴムシの仲間の生命力のすごさを感じます。

一生懸命写真を撮ろうと頑張ったのですが、深海の生物はフラッシュなどの光に敏感なため、フラッシュやフォーカスライトも使わないでくださいとのことで、うまく撮影出来ませんでした。

次は、そのまま順路に沿って海の生き物を見ていきます。

グロテスクな物を発見してしまいました。

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これは、「アデヤカキンコ」というナマコの仲間で、海中のプランクトンを食べるようです。刺激を与えるとサポニンという毒を放出するそうです。

昔のファイナルファンタジーの敵モンスターで出てきそうなフォルムです。

いかにも色的に「毒だしますよっ!」って感じがして触りたくない感じがします。

縦になって泳ぐ不思議な魚がいました。

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これは、「ヘコアユ」という魚で、水深3m〜20mに生息していて、頭を下にして、逆立ちの状態で暮らしているそうです。

薄くて細長い体が産後の隙間などへ隠れるのに役だっているとのことです。

それにしても、なんで縦になっているんだろう?

上下に揺れているように泳いでいて、そんなに逃げるのが早そうでもないし、タテ泳ぎの利便性を感じられない。

生物の進化には理由があるのが普通なので、このタテ泳ぎにも何か理由があるのかと考えてしまいます。

ファインディング・ニモにも水槽の仲間たちの中で出てきた「ハリセンボン」がいました。

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写真がぶれてしまってすいません…。

ハリセンボンは水深5m〜40mに生息していて、体中にハリがあり、敵に襲われるとハリを立てて身を守るそうです。

「ハリセンボン」(針千本)っていう名前ですが、実際のハリの数はそんなに多くなく、350本くらいだそうです。「針五百本」とかじゃ言い難いから、言いやすいように針千本にしたんでしょう。

水槽の上の方をプクプクと浮いていて可愛かったです。一度膨れたところも見てみたいです。

こちらは、「カワテブクロ」という生き物です。

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水深5m〜40mに生息していて、野球のグローブのような姿から「カワテブクロ」という名前が付けられたそうです。

確かに、似ている。

砂の中の有機物を食べて暮らしているそうです。

よく見ると星形の先端のところが少しだけ裂けてますが、あの裏に何か触手のような物がついていました。その触手のようなものでサンゴにくっついたりするのだと思うのですが、近くで見ると結構グロテスクでした。

写真は無いですがヒトデの仲間で5本の腕があって、その腕を蜘蛛の巣のように大きく広げて餌を捕らえる「テヅルモヅル」という生物がいました。なんだか吉本の芸人でいそうな名前でした。

砂の中から出てきているムーミンに出てくる「にょろにょろ」のような生物は「チンアナゴ」というアナゴの仲間です。

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にょろにょろしていて結構可愛かったです。

チンアナゴは水深10m〜20mに生息していて、数十匹から数百匹でコロニーを形成して、砂の上から体の半分ほどを出して、流れてくるプランクトンを食べているそうです。砂の中に体が半分隠れているのは、やっぱり身を守るためなんでしょうか?

小さな水槽をいくつも抜けるとちょっと大きめの水槽があって、カクレクマノミなどのきれいな魚が展示してありました。

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しかし、さすがは深海水族館。グロテスクな生き物が何故か多いです。

ブツブツの大きなナマコ「バイカナマコ」と黄色と黒のシマシマのエクレアに似た「エクレアナマコ」がいました。

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ブツブツの方の「バイカナマコ」は水深10〜30mに生息していて、乾燥したものは中国では高級食材になるそうです。

一方のエクレアナマコは見た目はエクレアに似てますが、実際の味は苦くてまずいそうです。

っていうか食べて確かめた人がいるんですね。勇気あるな〜。

まだ、オーストラリアと沖縄でしか見つかっていない珍しいナマコなんだそうです。

駿河湾の水槽

多分、沼津港深海水族館の中で一番大きいのが「駿河湾」の水槽です。日本一深い海の駿河湾に生息する生物を展示しているとこのとですが、一番気になるのが「タカアシガニ」。

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とりあえず感想としては「美味しそう。」隣にいた人も同じことを言っていました。

カニを見たらみんな同じ気持になるんですね。

丸く出っ張った窓があって、そこからは魚がよく見れました。虫眼鏡のような機能になっているんでしょうか?

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標本展示も面白い

駿河湾の大きな水槽の向かい側にカウンターがあって、そこに標本が展示してありました。その標本は「ダイオウグソクムシ」。

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右がオオグソクムシで、右がダイオウグソクムシです。さすが大王と呼ばれているだけの迫力がありますね。ダンゴムシの仲間とは思えないでかさです。

カウンターでは新人の水族館職員の人が解説をしていて、鮫肌を触らせてもらいました。

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すごくザラザラしていて、一方の方向には指を滑らせることができるのですが、反対方向に指を滑らせようとするとザラザラして進めません。こういう特徴を使ってサメの肌でわさびを擦るんでしょう。

変わった展示ばかりではなく、サンゴのきれいな水槽もありました。

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きれいです。

そして、その水槽のすぐ近くには「透明骨格標本」が展示されていました。

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肉の部分が漂白されていて、骨に色をつけてある標本で、ぼくはきれいだと思ったのですが、隣にいた人は「気持ち悪っ!」って言っていました。

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作り方は、「きれいに形を整える」→「薬品で柔らかい骨を赤く染める」→「薬品で硬い骨を青く染める」→「肉の部分を薬品で透明にする」→「保存液に浸して完成!!」と、キューピー3分クッキングで作れそうなくらいに簡単に説明してくれていました。

ちなみに難しさは5段階で「5」だそうです。

隣にはサメの歯の標本が展示されていました。

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こちらも作り方が解説してあって、「サメの歯をGET!」→「きれいに肉を取る(※お湯で煮ると取れやすいよ)」→「きれいに形を整える(※しっかり乾燥させよう)」→「完成」。

難しさも5段階で「3」です。

先ほどの透明骨格標本に比べたらかなり簡単そうで、道具もあまりいらなそうですね。サメの歯ってアップで見るとすごいです。

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歯が口の外側から内側に向かって生えているので、一度食い込んだら外に逃げにくいようにはえています、しかも、3段くらいになっていて、奥にも歯が続いています。

しかし、「シノノメサカタザメ」というサメの歯はとてもなめらかな見た目です。

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肉食じゃなくて、草食で海藻とか食べるんでしょうか? エイの仲間のようです。

その下にはエビやカニの脱皮殻が展示してありました。

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作り方は結構簡単そうで、「エビやカニを大切に飼う」→「脱皮殻をGET!」→「きれいに形を整える(※しっかり乾燥させよう)」→「完成」。難しさは5段階の「2」です。

しかし、こんな大きな海老やカニを家で飼うのは実際にはかなり難しいかと。ザリガニくらいなら飼えそうですが。

深海の生物とヒカリキンメダイ

標本展示の裏には深海の生き物の水槽が並んでいました。

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こちらは「ダーリアイソギンチャク」という名前のイソギンチャクで、ダリアの花に似ていることから名付けられたそうです。なんと水深300m〜1000mで生息しているようです。光も届かなそうですが、そんなところにイソギンチャクっているんですね。

丸くなり、転がりながら移動するらしいです。

こちらのパネルには深海生物を扱う苦労が書かれていました。

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深海で生きる生物たちは元々水圧のかかった暗い海で生きているので、捕まえて船に引き上げた時点で、急激な水圧の変化や浴びたことのない太陽の光などで、大半の生物はすでに死んでしまっているか弱り切っているそうです。

その中で奇跡的に生きている生物を急いで一匹ずつ酸素パックして、7〜9℃の保冷容器に移し、その後は酸素の補充や海水の交換などを繰り返して、沼津漁港に寄港したらすぐに水族館に搬入されるそうです。

さらに、水族館に搬入されてからも種類によって環境を変化させ、水温や水質、餌の種類、照明の色、砂や泥の質を調整することで、生き物を長生きさせるために苦労しているそうです。

こういった話を聞いてから水槽をみると、生き物に対する見方や水槽の中の環境に対する見方が変わりますね。こういった話をまとめた動画があれば、その動画を見てから水族館に足を運ぶことで、理解度が深まる気がするのですが。

順路を進むと「ヒカリキンメダイ」の部屋がありました。

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ヒカリキンメダイは目の下に半月状の発光器があって、発行するバクテリアが共生しているそうです。

そして、その発光器を回転させることで、光らせたり消したりしているとのことでした。

この部屋は黒いカーテンで区切られた暗室になっていて、中に入るとヒカリキンメダイの水槽があって、何十匹ものヒカリキンメダイがピカピカ光ってとてもきれいです。

写真ではうまく映らなかったので、実際に行ってみて感動してください!

深海のプラネタリウムと書いてありましたが、まさにその表現にふさわしい美しさです。

駿河湾についての紹介

ヒカリキンメダイの隣にはチョウチンアンコウの標本が展示してありました。

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ピクサーの映画「ファインディング・ニモ」にも出てきましたね。

ちゃんと提灯がついていますし、目の上には点々がついています。

確か、ニモではあの点々も光っていたような気がしました。光るところを見てみたかったです。

英語では「Deepsea footballfish」っていうんですね。フットボールに似ているような気もしないでもないです。

その隣には駿河湾についての展示パネルがありました。

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駿河湾は世界一深い「湾」なんだそうです。

一番深いところは2500mにもなるそうで、複雑な地形もその特徴の一つです。

水深が深くなると水温も下がり、水深1000mになると2〜3℃になるそうで、水深1000mの水温を体験できる金属板が設置してありました。

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触ってみると確かに冷たい。隣には水圧の説明があり、なぜか駄菓子のブタメンの容器で比較されていて、水深2500mのブタメンのカップは陸上の物より半分くらいの大きさになっていました。これはわかりやすい。

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駿河湾を横から見るとこんな感じなんだそうです。

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かなりえぐれているのがわかります。

深海魚の体の色で赤い色の深海魚の説明がありました。赤い色は水の中では吸収されるので深海に行くと海水に溶け込んだくすんだ青い色になり、保護色の働きをするそうです。勉強になりますね。

この後は、2階へ移動します。

2階にはなぜか昆虫のエリアが…

2階に上がるとシーラカンスのキャラクターが出迎えてくれます。

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顔の部分がかなりリアルに動くので、最初はびっくりしましたが、どうやら中から投影して映像を流しているようです。

リアルで面白い仕掛けですね。

ちなみに、このシーラカンスのキャラクターの声はサザエさんマスオさんでした。最近、箱根の関所でもマスオさんの声優の「増岡弘」さんの声を聞きましたが、ここでも聞くなんて結構いろんなところで活躍しているんですね。

裏にはシーラカンスの模型の展示。

そして、なぜか昆虫コーナー。

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企画展示室になっていて、時期よって展示内容が変わるエリアでした。

ジャングルのようになっていて、その中にクモやサソリなどの昆虫が展示されていました。

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コンセプトとしては、気持ち悪いムシを見て涼しくなろうということのようです。大型のゴキブリなどのムシが詰まったカゴの中の空洞部分に頭を入れて、スイッチを押すと照明が付くという仕掛けもありました。

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かなり気持ち悪かったです。

ジャングルの中の小屋のような雰囲気は結構気に入りました。

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進んでいくと「日本初公開! バナナのような超巨大ナメクジ」というキャッチコピーが。

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その下には、本当に巨大なナメクジがいました。気持ち悪い。こんなのが家に出たら卒倒しますね。

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ちなみに、最大で25cmくらいになるそうです。デカすぎでしょ。

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バナナナメクジを見ていると、館内放送が聞こえてきました。

「まもなく〜、シーラカンス冷凍シーラカンスの前で〜、やるせなす石井ちゃんによる〜、シーラカンスの説明があります〜」

えっ? 石井ちゃんってあの石井ちゃん? しかも、なんでシーラカンスの説明? シーラカンス詳しいの? いろいろと疑問が頭に浮かびます。

シーラカンスとやるせなす石井ちゃん

行ってみると確かにあの「石井ちゃん」の姿が!

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「いしいちゃ〜〜ん、ですっ!!」ってやってくれましたが、速すぎてカメラが追いつけず…

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そんな石井ちゃん、テレビに出ていたころのように筋肉がすごいです。トレーニングは欠かさないのでしょう。

石井ちゃんはどうやら沼津港深海水族館の応援隊長になっているそうです。軽快なトークでシーラカンスの説明をしてくれていました。

話を聞くとどうやらシーラカンスはあまり美味しくないとのことでした。

そして…あとは展示を見ていて聞いていませんでした。

石井ちゃん効果なのか2階は結構混雑していました。

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2階にはまたまた何故か魚ではない「ハリモグラ」の展示も。

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ハリモグラは哺乳類なのに卵を産むということで、進化の過程の謎を秘めているという点でシーラカンスと一緒という意味で展示されているようです。

ちっちゃくうずくまっている姿が可愛かったです。

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じっと見ていると時々もぞもぞと動きます。

そして、最後に本物の冷凍シーラカンスです。

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冷凍のシーラカンスはかなり貴重な物らしいので、ぜひチェックしておいた方が良いそうです。

そして、お待ちかねのミュージアムショップに来ました。

ミュージアムショップ

最近のミュージアムショップは変わったおみやげが多く、結構楽しいので、博物館や美術館、水族館などへ行くときの楽しみの一つです、というか3分の1くらいはミュージアムショップに行きたいから行くというくらいミュージアムショップが好きです。

みんなミュージアムショップが好きなようで、ここの沼津港深海水族館のミュージアムショップも混雑していました。

入り口を入るとすぐに目につくところにぬいぐるみの棚がありますが、もし行くならここは要チェックです。なぜなら深海魚のぬいぐるみがあるからです。

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どうです?

ぜんぜん可愛くないし、どちらかといえば気持ち悪いのになんとなく欲しくなってしまいませんか?

気持ち悪いものをぬいぐるみにするという発想が、まさに発想の転換ですね。

ほかにもこんな物もありました。

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ざ、斬新すぎる…

チョウチンアンコウも目がちょっとこわい。

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体のぶつぶつとか点々とかをリアルに再現し過ぎで、この職人魂には感服させられました。

でっかいシーラカンスもいました。

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シーラカンス缶にはシーラカンスのフィギュアとおっとっとのようなスナック菓子が入っています。

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「焼きサンマチョコ」や「めざしチョコ」などの不思議や商品も売っていました。味は普通のチョコなんでしょうか? それとも魚の味?

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この中ではかわいい部類の「メンダコ」のぬいぐるみです。

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深海生物のスマートフォン用のプラグマスコットは今大人気らしいです。これをつければ今日から人気者になれますか?

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これだけ面白い商品があるのに、あの話題になった「ダイオウグソクムシ」の特大ぬいぐるみが見つかりません。店の中をあちこち探しまわるとカウンターの上で発見しました。

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どうやら、人気商品であまりにも売れすぎて緊急入荷したそうです。

もし、これを目当てに行くのなら在庫確認してから行ったほうが良いかも。

まとめ

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沼津港深海水族館は水族館にしては結構小さい建物でしたが、結局1時間くらい楽しんでしまいました。さすがに新しい水族館だけあって、展示方法や解説に工夫が見られていて結構楽しかったです。

しかし、ちょっと値段が高い気がしました。

今はNHKスペシャルでダイオウイカや深海の生き物が取り上げられていて、ダイオウイカの話が映画化されるなど、深海というキーワードで話題の人気施設なので1600円でも人は来ますが、多分、一度来て満足してしまう人が多いと思います。

正直、この規模でこの展示なら1200円か1000円くらいかと。深海の生物を飼育するのは大変だと思いますが、やはり入場料があまり高いとブームが終わってからが厳しいんじゃないかと思いました。

今回は、夏休みでお客さんが大勢いて忙しいと思いますが、できれば係の人がいて、気軽に質問できるような雰囲気だと嬉しかったです。

とりあえず、深海の環境を再現するために水槽でどうやって水槽の水圧を再現しているのかが気になりました。分かる人いたら教えてください!

あとは、チョウチンアンコウがどうやって光るのか、深海の大きな生物がどうやって泳いでいるのか、シャコがシャコパンチする瞬間、など展示できない、または展示してあるけど、普段あまり動かない生き物の動きがわかる動画を保存したタブレットなんかを貸し出してくれたりすれば、もっと楽しめると思います。

深海の生物の生息している駿河湾の沼津という素晴らしい立地にある水族館なので、深海の生物を飼育するのは大変だと思いますし、年中無休で営業するのもつらいとは思いますが、これからもがんばってほしいと思います!

それにしてもミュージアムショップのぬいぐるみは最高でした(笑

あれを見に来る価値はあると個人的には思いました。

 

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