これまで、子どもたちは宝石や鉱物に興味がなかったのですが、マイクラやドクターストーンなどのゲームや漫画をきっかけに、興味が出てきました。今なら子どもたちも楽しめるかなと思い、前から気になっていた奇石博物館に行ってきました。
奇石博物館の基本情報
名称 :奇石博物館
住所 :静岡県富士宮気市山宮3670
電話番号:054-458-5061
休館日 :水曜日(祝日の場合は木曜日)
※7月20日〜8月31日は毎日オープンしています
年間営業スケジュールはこちら
わくわく広場の営業日も合わせてご確認ください。
開館時間:9:00~16:30(入館は16時まで)
※年始、GWは開館時間が異なる日があります。
入館料 :
大人 | 小中高生 | 幼児 | |
個人 | 700円 | 300円 | 無料 |
団体(20名以上) | 600円 | 200円 | 無料 |
駐車場 :あり
HP :公式HP
奇石博物館へのアクセス
新東名高速道路を裾野方面から浜松方面へ向かい、新富士ICでおります。県道88号を北へ進み、県道72号にはいり進んでいくと左手にあります。
行ったら必ずやりたい!宝石わくわく広場
今回子どもたちが一番楽しみにしていた「宝石わくわく広場」。こちらは、30分間宝石探し体験ができる施設になります。
営業日:
土曜日、日曜日、祝日のみ
※春休み期間は水曜日以外毎日オープン
※GW期間、夏休み期間、年始は毎日オープン
※年末最後の土日は休業になります。
平日は実施していないのでご注意ください。詳細は、年間の営業スケジュールをご確認ください。
料金:
一般(小学生以上) 1回30分600円
幼児(2歳〜就学前) 1回30分300円
見学者は入場できません。幼児のみの体験や付添いも不可なので、2歳上の子どもがいる場合は、18歳以上の大人が入場料を支払い、一緒に体験します。1歳以下の乳幼児は、大人(18歳以上)と一緒に入場することができます。
営業時間:
9:00〜16:45(最終入場は16:15まで)
※GW、年始、閑散期には、営業時間が変更になる可能性があります。事前に、宝石わくわく広場のHPをご確認ください。
予約はできず、当日受付後に体験になります。早速、受付に並びます。受付前には宝石探し体験の説明が掲示されていました。
宝石探しのできる場所は2ヶ所あり、室外水槽と室内水槽があります。移動は自由にでき、どちらで探してもOK。
室外水槽は、宝石が見つけやすい初心者用。
室内水槽は、比較的宝石が見つけにくい中級者用。
子どもを連れての初めての体験だったので、はじめは室外水槽で宝石探しをしてみました。入場後に、スコップとコップを1つずつ貸してもらえます。
水槽に小さい石や砂利が敷き詰めてあり、そこから宝石を探し出します。宝石を見つけたら、コップにいれていきます。終了時に、コップに入っているビニール袋ごと持って帰れます。
中には、サイコロがまざってあり、賢者の石と呼ばれています。運良くサイコロを見つけられると、絵柄によっていろいろな宝石と交換してもらえます。みんな、宝石をコップにいれつつ、サイコロを夢中で探しています。誕生石とも交換してもらえるので、是非探してみてください!
初心者用の室外水槽では、小さい砂利が多く、宝石やサイコロが比較的わかりやすくなっていました。中級者用の室内水槽では、大きめの小石も多く、宝石やサイコロが見つけにくくなっています。
終了時間になると、コップに書かれた番号が呼ばれます。体験時間の30分があっという間でした。大人も子どもも夢中になって楽しめるので、奇石博物館に行ったら必ず行きたい!と思います。
不思議さや小さな驚きを感じさせてくれる奇石博物館
奇石博物館に「奇石」は「奇妙な石」という意味で、普通とはちょっと違う石のことだそうです。こちらの博物館では、そんな普通とはちょっと違う石を見ることができます。
入館するとすぐに、石の解説コーナーがあり、約10分程度スタッフの方が少し変わった石の解説をしてくれました。
クニャっと曲がる石やきれいな音色のする石が紹介してくれました。本来であれば、触れたり体験できたりするそうですが、現在は新型コロナウイルスの感染予防のため、残念ながらスタッフの方の解説のみでした。
リピーターの方は、まだ解説を聞いていない石たちの紹介もしてくれるので、声をかけてみてください。
化石エリア
解説コーナーの奥にある恐竜の足跡をたどると、化石エリアへ入ります。
壁にはうんこの化石。石とは思えないリアルさで、クスっと笑ってしまいます。
地球の歴史をトイレットペーパーでわかりやすく紹介するコーナーもありました。
化石エリアには、生き物たちの展示がしてありました。展示の仕方を工夫してあり、面白く見ることができました。
魚が魚を飲み込んでいる石がありました。その瞬間が石として残っていることに驚きです。
恐竜の化石や展示もあります。
カニやとんぼの化石ははじめて見ました。
奇石エリア
奇石エリアには、ちょっと変わった石が展示してあります。こちらは、どこからどう見てもお肉!これが石なの?と子どもたちも不思議そうでした。
こちらは「蛍石」とよばれ、紫外線にあたると紫色にひかるそうです。実験の様子を動画みることもできました。
こちらのコンニャク石は、1978年から曲げ実験が続いているそうです。クニャっと曲がる石は初めてみたのですが、不思議でした。
人気ゲーム「マイクラ」に出てくる鉱物も展示してあり、マイクラ大好きな子どもたちは興味津々で見ていました。こういった、子どもにも興味が湧くような展示がいいですね。
鬼滅の刃に出てくる「黒曜石」もありました。身近な漫画に出てきたものが展示されていると関心をもって見ることができ、記憶にも残りやすいですね。
宝石エリア
宝石エリアでは、誕生石の原石ときれいにカットした宝石を並べて展示してありました。
4月の誕生石「ダイヤモンド」は、とても身近な宝石ですが、カットした状態しか見たことがありませんでした。原石は、こんなふうに埋まっているんですね。
9月の誕生石「サファイヤ」の原石も、ダイヤモンドと並ぶ有名な宝石ですが、原石は見たことありませんでした。自分の誕生石の原石を探してみるのも面白いですね。
光る石エリア
こちらでは、紫外線を当てると、紫、赤、黄、緑、青などに美しく発光する鉱物が展示してありました。とても幻想的な展示でした。
「奇石」の魅力を糸口に、とっつきにくい岩石や鉱物、地学のことを見直してもらいたいという思いから、1971年に日本で最初の「石の博物館」として開館したそうです。今は子どもたちの間で人気の「マイクラ」というゲームのおかげで、岩石や鉱物が少し身近なものになりやすいと思います。ゲームや漫画、アニメに出てくる岩石や宝石、鉱物の本物を見ることできるので、子どもたちも大人も楽しむことができました。
時期によって企画展が変わるので、定期的に行きたいと思います。
まとめ
まとめ
- 宝石わくわく広場は30分間宝石探しができる
- 宝石わくわく広場は平日実施していないので注意
- 日本初の石の博物館は実際に触って体験できる博物館