静岡県東部の七五三で人気の神社と言えば「三嶋大社」。
先日、ちょっと早い時期に七五三のお参りに行ってきたのですが、それでもかなり混雑していました。
七五三って子供に着物を着せてお参りをすれば結構たいへんですよね。
我が家が参拝したときも大変だったので、今後七五三で参拝する人のために注意ポイントや駐車場情報、混雑を避けるポイントなどをこれから参拝する方の役に立つようにまとめてみました。
良かったら参考にしてみてください。
三嶋大社の基本情報
【名称】 |
三嶋大社 |
【住所】 |
静岡県三島市大宮町2−1−5 |
【電話番号】 |
055-975-0172 |
【駐車場】 |
有り(有料1時間200円) |
【HP】 |
三嶋大社は七五三で人気の参拝スポットなので、秋には七五三の参拝客で賑わっています。
アクセス・駐車場
三嶋大社は三島駅の南側にあり、駅から歩いても行くことができます。
歩いた場合は約11分で到着します。
七五三の場合は、家族の他におじいちゃん、おばあちゃんが一緒に来たり、着物で参拝に行くこともあるので、車で行くのが便利です。
三嶋大社には敷地内に専用の駐車場があります。
2時間200円ですが、三嶋大社で祈祷をお願いすると駐車料金が無料になるので安心ですね。
三嶋大社は初詣、桜の時期、七五三の土日は駐車場が大変混雑します。
駐車場が満車の場合は三嶋大社の目の前の道路で列を作って待機します。
駐車場への右折侵入はできないので、車で向かう場合は下記地図の矢印のように直進や左折で駐車場の列に並びましょう。
七五三の祈祷の受付→祈祷まで
七五三の祈祷をお願いする場合は、三嶋大社の敷地内にある「社務所」に行きます。
七五三の時期になると社務所には「七五三」専用の受付が作られるので、そちらで受付します。
御祈祷の料金
七五三の御祈祷の料金は「五千円」と「一万円」の2種類があります。
支払いは現金になるので、現金を用意しておきましょう。
受付で住所、親の氏名、子供の氏名を記入する紙があるのですが、七五三の用紙には子供の名前を書く欄がいくつかあります。
兄弟姉妹で祈祷してもらう場合は名前を書いておきましょう。
受付後は待合室へ
受付を済ませると「色の付いた札」がもらえます。
色で呼ばれて同じ色のグループで参拝を受けるので、回収されるまでは色のついた札を無くさないようにしましょう。
受付を済ませたあとは隣の待合室に移動します。
待合室は靴を脱いで上がる部屋になっています。
写真では床に座っていますが、現在は椅子が用意してあるので足が悪い高齢の方でも安心して休憩ができます。
奥の部屋にはトイレがあるので、心配な方は待ち時間の間に済ませておきましょう。
子供のトイレの確認も忘れずに。
10月中旬の日曜日に七五三のお参りに行きましたが、そのときの待ち時間は15分くらいでした。
拝殿に移動して御祈祷
「赤の札の方、移動をお願いします」と声がかかり、移動しました。
待合室を出て、祈祷を受ける子供の親(名前を書いた人)の手を水で清めます。
その後、白の羽織が配られるのでそちらを着用。
そして、祈祷を受ける子供といっしょに拝殿に移動します。
拝殿の中は土足のままで大丈夫です。
付添の人数も決まっていないので、何人でもいっしょに拝殿に入って大丈夫ですが、七五三の祈祷は人数が多いので、おじいちゃん、おばあちゃんはいっしょに入れないこともあります。
その後、祈祷が始まり、それぞれ住所と名前が読み上げられて終わりです。
祈祷の時間はだいたい10分くらいでした。
その後、お神酒が配られるので、飲んで終了です。お酒が飲めない人は無理に飲む必要はありません。
祈祷後にもらえる千歳飴などの紹介
祈祷が終わると袋が渡されます。
中には、
- 千歳飴(2本)
- お守り
- 絵馬
- 木札
が入っていました。
木札には子供の名前が書いてありました。
千歳飴の袋は半分に折りたたまれているので、しっかりと伸ばせば写真撮影に使える長さになります。
千歳飴の中身は不二家のミルキーでした。
金太郎飴のようになっていない、単色の飴が2本入っています。
三嶋大社のおすすめフォトスポット
七五三の参拝の楽しみの一つが「記念撮影」ですね。
着物を来て家族揃って写真を撮れば良い思い出になること間違い無しです。
写真館で撮るのも良いですが、趣のある三嶋大社の境内で撮ると着物が映えるかっこいい写真が撮れますよ!
おすすめのフォトスポットはこちらの6ヶ所です。
1.鳥居の前
鳥居を前にしても良いですし「三嶋大社」の石碑の前で撮ってもかっこいいです。
ただし、どちらもすぐ後ろが道路になっていてスペースがあまりないので、広角レンズを持っていないときれいに鳥居全体が収まらないかもしれません。
2.厳島神社前
赤い橋と小さな社が池の中にあり、きれいな写真が撮れるポイントです。
厳島神社の前の通りはきれいな石畳になっていて、そちらで撮ってもきれいに撮影できます。
3.総門の前
池の先にある大きなしめ縄が吊るされているのが「総門」です。
銅葺きの蒼い屋根がとてもきれいで、こちらも良い写真が撮れます。
ただ、人が多いので人が少ないタイミングを狙う場合はちょっと時間がかかるかも。
4.神門前
先程の「総門」に比べるとサイズが小さいですが、立派な門です。
七五三の時期になると「七五三」と書かれた看板が置いてあるので、看板の前で撮るのも良いでしょう。
5.社務所横の庭園前
社務所の隣にちょっとした庭園があるのですが、こちらは穴場で人があまりいないおすすめの撮影スポットです。
背景に大木や緑が多いので、鮮やかで力強い雰囲気の写真が撮れます。
6.本殿前
本殿前は一枚は抑えておきたいフォトスポット。
祈祷後は大勢のお客さんが出てくるので、タイミングをずらしたり、撮影する位置を変えたりして上手に撮りましょう。
七五三のお参りで注意したいポイント3つ
七五三のお参りはいろいろ大変で、終わったらどっと疲れてしまいました。
実際にやってみてわかったことがいくつかあり、その中で気をつけた方が良いポイントが3つあったので紹介します。
着物の場合はトイレに注意
七五三では多くの人が着物で参拝すると思います。
大人はまだ大丈夫ですが、心配なのが子供のトイレ。
着物でトイレに行くのは大人でも気を使うので、子供の場合はなおさら。
できれば、
- 着物に着替える前にトイレに行っておく
- 水分を取りすぎない
- トイレは早めに行く
ということを心がけておくと良いです。
幸い我が家はお参り中にトイレに行くことはなかったのですが、子供の場合は急にトイレに行きたくなることも多いので、トイレのときには子供の着物をどうすれば良いかを事前にシュミレーションしておくと、いざという時に安心です。
大安吉日は混雑する
七五三の正式なお参りの日は「11月15日」ですが、一般的にはその前後2週間の「10月下旬〜11月下旬」頃に参拝する人が多いです。
我が家は少し早めの10月中旬にお参りしたのですが、それでも三嶋大社ほどの神社になると混雑していました。
11月中旬はピークなので、さらに混雑すると思います。
参拝時期の「晴れた日」「大安吉日」はさらに混雑すること間違いなしです。
混雑を避けるためには平日に参拝したり、朝の早い時間に参拝したり、9月に参拝したりと時期や時間をズラすと快適に参拝できます。
混雑しているときのトラブルとしては「駐車場が渋滞してなかなか入れない」「待合室が混雑していて座れない」などが予想されます。
子供といっしょに、さらに着物を来ていくので渋滞中にトイレに行きたいと言われたら、、、などを考えて朝の早い時間に参拝するのがおすすめです。
三嶋大社は朝8時半くらいから祈祷の受付をしています。
早めの時間なら駐車場もスムーズですし、参拝も静かにできます。
子供の体調に気を使う
普段着慣れない着物を着るのは、大人でも気を使いますし疲れます。
カラダの小さな子供は、重たい着物を着ると大人よりもさらに疲れやストレスを感じやすいです。
写真を撮るので、何度もポーズを撮ってもらいますし、祈祷のときは静かに座っていないといけません。
定期的に子供の体調を気遣ってあげましょう。
なだめるためのお菓子を持っていったり、待合室で静かに待っていてもらうための工夫を考えておくと良いです。
お参りのときに子供に草履を履かせましたが、途中で足が痛くなったと言ったので、靴に履き替えました。
履き慣れない草履で足が痛くなったようで、靴を持っていって正解でした。
写真のときだけ履き替えさせると足を傷めないのでおすすめ。
奥さんと長男が着物を着て、子供を二人連れて行ったのですが、着物を着ている奥さんは子供の抱っこやトイレへの対応などができないので、普段よりも大変になります。
できればおじいちゃんやおばあちゃんなどの自分たち意外に動ける人が一人いると助かるので、できるだけお願いしておくと良いです。
まとめ
三嶋大社での七五三についてまとめると、
まとめ
- 着物のときは敷地内駐車場が便利
- 敷地内駐車場への右折侵入はできないので注意
- 子供のトイレに注意
- 混雑する時期や時間を避けた方が良い
- 着物を着ると疲れやすい
- 動ける人を一人連れて行くと良い
という感じでした。
三嶋大社の七五三は賑やかで良いですね。
記念になる写真も撮れて、良いお参りができました。