子供といっしょに静岡市の科学館に行ってきました。
すべて屋内の展示なので、寒い冬や雨の日に子供を遊ばせながら科学について興味を持ってもらえる施設です。
静岡科学館るくるの基本情報
・名称 :静岡科学館るくる
・住所 :静岡県静岡市駿河区南町14番25号
・電話番号:054−284−6960
・開館時間:9:30~17:00
・休館日 :月曜(祝日の場合は翌日)年末年始、臨時休館日
・入館料 :大人 510円
小中 静岡市内在住通学 無料 市外 120円
未就学児 無料
・駐車場 :無し、周辺指定駐車場サービス券有り
・HP :るくる公式※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
駐車場
静岡科学館るくるは静岡駅の南口の目の前にあるビルの中にあります。電車で行けばアクセスは良いのですが、駐車場がないのが残念。
ホームページに
静岡駅北パーキング・エスパティオ駐車場・サウスポット伊伝パーキング・中西ガレージ・NPD御幸町パーキングをご利用の方は、サービス券を発行いたしますのでお問い合わせください。
と、書かれていますが、いくらのサービス券が出るのか不明です。
いろいろと調べた結果、「名鉄協商パーキング静岡泉町第4」というところが土日祝日は24時まで最大400円で駐車できるとのことだったので、そちらに駐車しました。
場所は路地を入ったところにあるので、少しわかりづらいかもしれません。
静岡駅南口から徒歩10分くらいですが、目的地である科学館も南口なので問題ないと思います。
静岡駅南口から見ると左手に大きなビルが2つあるのですが、その右手の「水の森ビル」というビルの中に静岡科学館るくるが入っています。
エスカレーターのついた歩道橋があり、そちらを利用するとすぐ着きます。
青い案内看板が参考になります。
入り口はこんな感じで結構地味です。
入り口を入るとすぐに券売機があるので、こちらで入館券を購入します。
年間パスポートが3,090円っていいですね。近くに住んでいたらぜったい購入していました。
券売機の近くにコインロッカーがあり、こちらは使用後に100円が戻ってくるタイプなので、使わない荷物はこちらに預けておくと便利です。
エレベーターで10階まで上がると入り口があるので、こちらで券売機をかざして中に入ります。
無料でベビーカーを借りることもできます。
体を使って科学を体験できる施設
静岡科学館るくるはビルの10階、9階、8階を使っていて、それぞれテーマに沿ったエリアに分かれています。
10階は「おどろきゾーン」というテーマで、体を使って科学の不思議を体験できるようになっています。
こちらは竜巻の中に入ることができる場所。
竜巻の中に入ったり、手で遮ったりすることができます。
レーザートンネルでは、スパイの気分で壁から出ているレーザーを避けながら進むゲームです。
こちらは磁石の力を利用して壁にくっついて進むゲームです。
「ダブルジャイロ」は回転する円盤が付いた乗り物に乗って、円盤の向きを変えることで乗り物の動きを制御できます。
なんで回っている円盤を傾けるだけで動きが変わるのか不思議でした。
こちらでは遠心力や空気砲、空気圧などの現象を遊びながら体験できます。
「グルグル発電マシン」では大きな円柱の中を歩くことで電気を作ることができます。
歩いて電気ができるという体験から、どうやって電気が出来て、どれくらい電化製品を動かせるかなどをもう少しわかりやすく解説してくれていると、さらに子供の興味を引き出してくれそうだと思いました。
「まっくら迷路」では真っ暗な迷路を手や耳や足などの感覚を頼りに進んでいきます。
小さい子ども用のキッズコーナーもありました。
「おどろきコースター」は視覚効果を使って、コースターがすごいスピードでトンネルを走る感覚を体験できます。
ただし、残念ながら「おどろきコースター」や「真っ暗迷路」「グルグル発電マシン」「ダブルジャイロ」などの面白いものは6歳以上限定だったりと年齢制限があるのでご注意ください。
一つ下の9階は「いきいきゾーン」というエリアで、視覚、聴覚に関する展示が多いです。
目の錯覚を体験できるエリアでは壁や天井が歪んでいて、壁には錯覚を体験できる展示がありました。
話題のVR(ヴァーチャルリアリティ)を体験できるコーナーもあるのですが順番待ちになるので、空いているときを狙うと良いです。
音のエリアでは声や音が空気の振動だとわかるような仕掛けの展示が多いです。
一番下の8階は「ふれあいゾーン」で展示は少なく、休憩所や遊べるエリアなどがあります。
こちらにはシンプルな積み木のカプラやマグフォーマーなどが置いてあり、子どもだけでなく大人も意外と夢中になって遊んでいました。
カプラは長方形の1種類の積み木があるだけのおもちゃですが、いろいろな形に積み上げることができて、集中力が付きそうで良いですね。
マグフォーマーは磁石が入った三角や四角の図形をつなげることで、いろいろな立体を作ることができるおもちゃです。
空間認識能力を高める効果が有り、以前から気になっていたので、こちらで遊んだ後さっそくアマゾンで注文しました。
日本では正規の輸入代理店はボーネルンドなのですが、ボーネルンドのものはかなり高価なので、保証の問題がありそうですが並行輸入品の方が半額くらいなので、個人的にはおすすめです。
8階には休憩室があって、こちらでは飲食ができます。
科学や生き物などの図鑑や本がそろった本棚があり、自分で気になったことを調べることができます。
科学に関するクイズに挑戦できるエリアです。
定期的に科学実験や科学ショーが開催されているので、事前に調べて時間を合わせていくのも良いと思います。
ミュージアムショップは「スタディルーム」というお店が入っています。
パズルや実験器具、恐竜のフィギュアなど理系ならワクワクするものが多くて、子どもよりも夢中になってお店をウロウロしてしまいました。
フェバリットという日本のメーカーのティラノサウルスの骨格標本がかっこよくて欲しくなりました。
大人も子どもに戻ることができる素敵なお店です。
まとめ
静岡科学館るくるについてまとめると、
・静岡駅南口眼の前の水の森ビル
・駐車場は無い
・ベビーカーレンタル有り
・遊びながら科学に興味を持てる
・年パスがお得
・ミュージアムショップが楽しい
・イベントを事前に調べた方が良い
・6歳以上限定の体験もある
という感じでした。
1歳と3歳の子どもといっしょにいきましたが、3時間くらい遊べました。まだまだ飽きてなかったのですが、子どもの体力が限界で、、、
残念だったのが6歳以上限定で体験できなかったもの。小学生以上の子どもならすべて体験できるので、もっと楽しめると思います。
ただ単純に遊ぶだけでも科学に興味を持つと思いますが、大人もいっしょに遊びながら「なんでだろうね?」と声をかけていくと、より科学に興味を持つのではないかと思いました。
子どもも楽しそうでしたが、自分自身も楽しくて大人も勉強になる施設でした。
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