以前行ったことがある子宝祈願で有名な「吉奈温泉」にお礼参りで行ってきました。
そのときに、我が家は奥さんが妊娠中で、奥さんの友達は子作り中でなかなか出来なくて困っていましたが、吉奈温泉で子宝祈願で有名なお地蔵さんにお参りしたところ、我が家は無事に安産で友達のところは祈願してすぐに子供ができて同じく無事に安産で産まれてきました。
◆吉奈温泉の子宝地蔵について
吉奈温泉は伊豆の修善寺からもう少し南に下ったところにあります。
もともと吉奈温泉は奈良時代の行基というお坊さんに発見された歴史のある温泉です。ちなみに行基は奈良時代のお坊さんで、僧侶を国家機関と朝廷が定め仏教の民衆への布教を禁じていたにもかかわらず、階層を問わず広く仏教の教えを説いて崇拝された人です。最終的には奈良の大仏を造る責任者にも抜擢された偉いお坊さんです。
全国には行基が開いたとされる温泉がいくつもあり、吉奈温泉もその一つです。
吉奈温泉が子宝の湯として有名になったのは徳川家康の寵愛を受けた側室「阿万の方」がこの温泉に浸かり二人の子供を授かったことに由来します。二人の子供はのちに徳川御三家の紀州藩と水戸藩の藩祖になりました。
その後、阿万の方にあやかって子宝を授かろうとする人々が子宝温泉に入りお地蔵様に手を合わせるようになったそうです。
◆子持ち地蔵は旅館の中にある
子持ち地蔵に会うためには吉奈温泉に行きます。修善寺を過ぎたあたりにある温泉で大きな温泉ではないので、ナビを頼りに行った方が間違いがないと思います。
ナビを頼りに行くと「吉奈温泉」と書かれた看板のある駐車場に出ると思うので、そちらで車を停めます。
車を降りてしばらく進むと左手に大きな和風の「東府や」という旅館があります。
お地蔵さんはこの中にあるので、宿泊客ではないので入りづらいと思っていたのですが、恐る恐るフロントの方に「子宝地蔵にお参りをしたいんですけど、、、」と聞くと快く中まで案内してくれました。
建物を抜けて奥に行くと急な坂道が出てくるので、足元に注意して階段を登っていきます。
少し登ったところに子宝地蔵はありました。
お礼参りで来たことと感謝を告げてお賽銭をおいてきました。
フロントの方が丁寧に説明してくれて、徳川家康の側室だった「阿万の方」が腰掛けたという石を教えてくれました。今では石を使ったきれいな日本庭園になっています。
宿泊しなくてもお参りはさせてくれましたが、旅館のサイトを見ると和風の良さを活かしつつも新しいものを取り入れている素晴らしい旅館のようですので、いつかは泊まってみたいですね。
この旅館は「東府や」という旅館で、近くにグループでやっている足湯カフェがあるので、お茶していきました。
足湯カフェの記事は「こちら」。
また、箱根にも同じコンセプトの足湯カフェがあります。箱根の記事は「こちら」。
東府や旅館の詳細は「こちら」。