さわやかといえば静岡県内限定出店の最強「ハンバーグチェーン店」として有名ですよね。
そんなさわやかに「ハンバーガー」があるって知っていましたか?
「ハンバーグ」じゃなくて「ハンバーガー」です。
さわやかに行くと必ず「げんこつハンバーグ」を注文するのですが、今回はあえてハンバーガーを注文してみました。
実際に食べてみると、さわやかのハンバーグで作ったハンバーガーは最強のハンバーガーでした。
さわやか御殿場店
今回訪問したのは「さわやか御殿場店」。
東京から一番近い位置にあるさわやかの店舗なので、連日大賑わいです。
御殿場インターからも近く、御殿場アウトレットの帰りに寄り易いのもポイントが高いからでしょう。
訪問したのは金曜日の12時半くらいだったので、さすがに1時間近く待ちました。
近隣に長泉店や沼津店ができたからか地元の人はそちらに流れていき、以前よりは混雑が解消されたように思えます。
店に入るとタッチパネルの端末が置かれていて、予想待ち時間と現在の待ち組数が表示されていました。
「受付する」をタッチするとレシートが出てきます。
レシートには2次元バーコードが表示されているので、スキャンすると「残り組数」「待ち時間」が表示されました。
さらにメールアドレスを登録すると、順番が近くなったときにメールでお知らせてくれるようになります。
結構待ち時間があったので、近くのブックオフ御殿場店で時間を潰してから、さわやか御殿場店に戻ってきました。
店内にもジャンプなどの漫画雑誌の他に週刊誌も置いてあるので、時間を潰すことができます。
さわやかのハンバーガーのメニュー
席に案内されてさっそくハンバーガーのメニューを確認。
ハンバーガーメニューは2つありました。
- 炭焼きチーズバーガー(799円)
- 炭焼きバーガー(734円)
どちらのセットにも「ランチスープ」「フライドポテト」が付いてきます。
ハンバーグパティの重量は125gです。
おにぎりハンバーグの200g、げんこつハンバーグの250gに比べると小ぶりです。
でも、マクドナルドのハンバーガーのパティは40gほどと言われているので、マクドナルドの肉3枚分の重さがあります。
お得なランチメニュー「手作りハンバーグランチ」のパティの重さは170gでした。
げんこつハンバーグが魅力的過ぎる
店に入る前に「今日はハンバーガーを食べる!」と決めてきましたが、とりあえずいつものげんこつハンバーグを見てみることに。
そしたらたまたまドリンクをつけても通常料金と変わらないという「げんこつ、おにぎりフェア」というものをやっているではありませんか。
げんこつハンバーグは重量があり食べごたえがあるので、食後に絶対満足できるという安心感があります。
久しぶりにさわやかに来たらやっぱり満足して帰りたい!
「ハンバーガーを注文して物足りなかったら後悔するかも」と思うと悩み始めましたが、最終的には心を決めてハンバーガーを注文しました。
スープは普通
注文してしばらくするとスープが運ばれてきました。
スープはコンソメスープで、具材は玉ねぎや人参、きのこなど。
スープを飲んでハンバーガーの登場をゆっくり待つことにしました。
「肉が主役」のハンバーガー
お店は混雑していましたが、それほど待たずにハンバーガーが運ばれてきました。
焼き網の焦げ跡がついたハンバーグが美味しそう。
上に乗っているピクルスやトマト、レタスの彩りも良くて食欲を掻き立てます。
ハンバーガーの大きさはマクドナルドやモスバーガーのハンバーガーよりも一回り以上大きくて食べごたえがありそう。
手に持つとずっしりとした重量を感じます。
さわやかのハンバーグは赤みが多く、脂が少ないので焼いても重量が減らないのではないでしょうか。
ハンバーガーの肉の中身は、他のさわやかのハンバーグと同じ様に「中身が少し赤いまま」での提供。
通常のさわやかのハンバーグを挟んだという感じです。
さっそく一口食べてみると、ハンバーグの肉々しさが全面に出てきました。
「ハンバーガーと食べている」というよりも「パンに挟んださわやかのハンバーグを食べている」というイメージ。
味付けはハンバーグのもともとの味と、野菜にかかっているレインボードレッシングのシンプルな味付け。
シンプルな味付けがハンバーグの肉の味を引き立たせていて良い感じですね。
表面がカリッ、サクッとしていて中がふわふわなバンズもハンバーガーのレベルを上げていました。
全体的に優しい味付けなので途中、ちょっと味付けにパンチが欲しくなったので、卓上の塩コショウを足しました。
ポテトは外がカリッとしっかり挙がっていて、ハンバーガーの良いパートナーになっています。
ちょっと物足りない
想像以上にボリュームがあったので、お腹いっぱいになったのですが、腹7.5分目というところ。
マクドナルドのセットでもお腹いっぱいになりますが、あれはドリンクでお腹が膨れているからでしょうね。
さわやかは「カンパイドリンク」が100円で提供されているので、100円でドリンクをつければバランスの良いセットになりますね。
「いつもはげんこつハンバーグにライス大盛りを食べている!」というような人にはちょっと物足りないボリュームでした。
でも、女性なら十分お腹いっぱいになるボリュームだと思います。
ボリュームが足りないなら食後のスイーツがおすすめ。
さわやかはハンバーグの他にスイーツにも力を入れていて、いつも季節ごとに違ったメニューがあります。
ハンバーガーは700円台と、さわやかのセットの中ではお手頃なメニューなので、浮いたお金でスイーツを食べればお腹も満たされるでしょう。
「ハンバーガー」「ポテト」とくると「ドリンク」が欲しくなります。
ハンバーガーの持ち帰りはできる?
「さわやかの行列に並ばないで、ハンバーガーだけ持ち帰りができれば良いのに」と考えて調べてみました。
さわやかの公式サイトには、
できたての味や食感を楽しんでいただく商品ですので、テイクアウトはお断りさせていただいております。
と書かれていました。
残念ですが、持ち帰りはできないみたいですね。
肉の中が赤みのまま提供しているから、持ち帰られると品質の管理が保証できないからという理由もあるのかもしれないですね。
食後の感想まとめ
マクドナルドやモスバーガーなどのハンバーガーチェーンのハンバーガーとは完全に別物でした。
ハンバーガーチェーンは、肉、パン、野菜など全体としてバランスが整っている味に対して、さわやかのハンバーガーは肉の荒々しさが全面に出ているハンバーガーです。
ハンバーガーチェーンのハンバーガーよりは値段が高いですが、満足度は完全に上でした。
さわやかのハンバーガーだけのハンバーガー専門店ができたら行きたいくらい満足できました。
「さわやかのハンバーグが好きだけど、もっと気軽に食べたい!」という人のために「さわやかバーガー」を作ったら人気が出ると思うんですけどね。
特に御殿場アウトレットの中に出店したら売上すごいことになりそう。
さわやかのハンバーグの美味しさの秘密、おすすめメニュー、地元がおすすめする食べ方、さわやかの隠れた歴史など、さわやかについてもっと知りたい方はこちらを読んで見てください!
これを読んでからさわやかに行けば、さらに楽しめること間違いなしですよ。