子供が小学生になれば考えるのが「ランドセル購入」。
最近は購入するタイミングが早くなっていて、小学校に上がる1年前からすでに購入している人もいるほどです。
ランドセルメーカーで有名な3社のうちの一つ『池田屋』の本社は静岡市にあります。
静岡県内以外は大都市にしかない貴重な池田屋の店舗のうち静岡駅の近くにある「池田屋 静岡店」にランドセルを見に行ってきました。
池田屋 静岡店の基本情報
名称 | 池田屋 静岡店 |
住所 | 静岡県静岡市葵区呉服町1−30 札の辻クロス1階 |
電話番号 | 054-255-9173 |
定休日 | 年中無休(12月31日、1月1日は定休) |
営業時間 | 10:00~19:00 |
駐車場 | 2,000円以上購入で提携駐車場1時間無料 |
HP | 池田屋公式 |
※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
アクセス
池田屋静岡店は静岡駅の北口から離れた静岡市の中心街「呉服町通り」沿いにあります。
百貨店「伊勢丹静岡店」の眼の前のビルの1階です。
ガラス張りで開放的な外観をしています。
駐車場
専用の駐車場はありませんが、2,000円以上の購入で呉服町名店街契約駐車場が1時間無料になります。
池田屋のランドセルが全色揃う
池田屋に入って一番左の壁にランドセルコーナーがありました。
店舗は広く8割は普通のカバンが置いてあり、ランドセルコーナーの面積は1〜2割くらい。
壁にはいろいろな色のランドセルが展示してあり、全部で60種類くらいありました。
シーズン中はほぼ全色を揃えているそうです。
男の子用はほとんど黒で、青、シルバーが少しだけありました。
女の子用はほとんど赤系で、水色と紫が少しだけ。
後は茶色が少しだけ並んでいました。
1種類だけ金具が特殊なものがありましたが、ランドセルの作りはすべて同じで、違うのは色と素材だけ。
機能がいっしょだと後は色と素材を考えるだけなので、選びやすいですね。
同じ色でも微妙に違うデザイン
同じ黒のランドセルがなんであんなにたくさん並んでいるんだろうと思っていたら店員さんが説明してくれました。
黒でも牛革や人工皮革などの素材によって表面のツヤ、光沢、マット感などが微妙に違ってきます。
牛革の方がテカリが強かったです。
同じ黒いランドセルでも、糸(ステッチ)の色が違うとさらに印象が変わってきます。
ランドセルはシンプルなデザインだからこそ、微妙の違いが目立つんですね。
池田屋のランドセルの特徴
店員さんが熱心に説明してくれた池田屋ランドセルの特徴をまとめると、
特徴
- デザイン機能はすべて同じ
- 表面素材は4種類
- 重さは1100g~1400g
- 価格は44,280円~95,040円
- 保証書不要で6年間保障
- 肩ベルトは全シリーズ牛革
- ベルトの金具は尖らない工夫
- ベルトに防犯ベルがつけられる
- 横のフックは強く引っ張ると外れる
- 肩ベルトは体に合わせて自在に動く
- 型崩れしない変形防止板入り
- ロックは便利な一つ穴
- 反射板はあえてつけない
- 雨でも濡れない防水性能
などがありました。
どのシリーズでも肩ベルトは使えば使うほど馴染んでくる牛革を使っています。
防水加工がしてあるため、小雨程度なら中のモノも濡れないそうです。
ランドセルが濡れてしまったときには、タオルで軽く拭くだけで特別なメンテナンスもいりません。
反射板がついていない理由は、低学年のときには暗くなる前に帰ってくるし、高学年になったときには自分の好みの反射シールを貼れば良いと考えているからだそうです。
ぼくが小学生のときにランドセルに座る子供がいましたが、そういうことも踏まえて80キロでも型崩れしないように変形防止板が入っていました。
肩掛けベルトは尖った部分が飛び出さないような構造にしたようです。
そういえば子供の頃にベルトの金具が邪魔だったという記憶が蘇ってきました。
ランドセルも進化してますね〜。
昔よりも大きく、軽くなっている
ランドセルを見たとき「デカッ」と思ったのですが、実際に昔のランドセルよりも大きくなっているみたい。
今はA4サイズは当たり前でA4のファイルなどが入るように、A4よりも一回り大きいものが入るサイズになっていました。
ただ、実際に持ってみると大きいけど昔よりも軽い気がします。
まあ、自分が大人になったからということもありますが。
人工皮革の方が牛革よりも軽くて安いので魅力的でした。
見た目じゃ牛革かどうかなんて素人じゃわかりません。
いつまでに買いに行けば良い?
ランドセルの購入シーズンは早くなっているので店員さんにいつまでに買いにくれば良いか聞いてみました。
回答をまとめると、
- ゴールデンウィークくらいまでならすべてのデザインから選べる
- 夏休み前くらいまでなら特殊なデザイン以外は選べる
- 去年はデザインを選ばなければ12月くらいでも残っていた
とのこと。
とはいえ、店員さんも余裕をもたせたスケジュールを教えてくれたので、そこまで焦らなくても良いかも。
ちなみに選べなくなる特殊なデザインとは、受注生産のデザインや数量が少ない特別な色なので、定番の色が希望の人は安心できそうでした。
お店に行く前にしておくこと
今回3月末の平日の午後ということでお店は空いていて、店員さんも丁寧に30分くらいかけて説明してくれました。
しかし、4月上旬の平日に行ったときにはそこそこ混雑していて、店員さんに詳しく話を聞けませんでした。
土日になるとやはり混雑するようです。
混雑していると子供も疲れてしまって最終的に適当に「これでいいよ〜」と決めてしまうかもしれません。
そのために店舗に行く前に準備をしておくのがおすすめ。
具体的には、
- カタログを取り寄せる
- カタログを一通り読む
- 商品一覧から子供に好きな色を選んでもらう
という段取りをしておけば、店舗に行く前に池田屋のランドセルについて知ることができます。
ある程度気になる商品を絞っておけば、店に行ったときには試着して確認するだけになるので子供も疲れないでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらうなら値段や商品などを事前に説明しておくとさらにスムーズになります。
カタログは公式ページから簡単に取り寄せができます。
ドメインが「pikachan.com」になっていました。
そういえば昔「ぴかちゃんランドセル」という商品があって、テレビで「いっけだや〜の、ぴかちゃん」というCMを見たことを思い出しました。
何度も聞いたことがあったので子供心に「きっと東京の大きい会社なんだろうな」と思っていたのですが、地元静岡県の会社だったんですね。
懐かしい〜。
まとめ
池田屋静岡店でのランドセル購入についてまとめると、
まとめ
- 事前にパンフレットを見て勉強していった方が良い
- 店舗なら全色が揃っている
- 池田屋ランドセルの特徴がわかる
- 構造はすべて同じ
- 色、素材、価格が違うだけ
という感じでした。
今はネットでも簡単に購入できますが、やっぱり実物を見て買うのが一番ですね。
我が家はおばあちゃんに買ってもらうので、やっぱり店舗で「買ってもらった」という体験ができるのは子供にとってもうれしいでしょう。