ぼくはアジが好きで寿司を食べに行くと必ず注文するのですが、ここのアジは今までで一番美味しいアジでした。
こちらの「いけすや」で出されるアジは養殖のアジです。
養殖というと天然物に負けるというイメージがありますが、これだけ美味しいなら養殖だろうと関係ないと思えるアジが食べられます。
いけすやの基本情報
名称 | 内浦漁協直営 いけすや |
住所 | 静岡県沼津市内浦小海30−103 |
電話番号 | 055-943-2223 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | ・あじ食堂 11:00〜15:00 ・おさかな市場 9:00〜16:00 |
駐車場 | 有り(無料) |
クレジットカード | 利用不可 |
禁煙 | 全面禁煙 |
物販品 | ・干物 ・魚介類 ・活あじのわさび葉寿司 ・うずわみそ ・アジフライ ・塩辛 ・乾物 |
座席数 | 店内72席 テラス32席 |
HP | いけすや公式 |
※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
アクセス
いけすやは、沼津市の中心からずっと南に行った伊豆の玄関口である内浦漁港にあります。
中心地から南に下り、あわしまマリンパークを過ぎて少し行くと右手にお店が見えてきます。
東名高速道路の沼津インターチェンジや、新東名高速道路の長泉沼津インターチェンジから行くのであれば、伊豆縦貫道を使って行けばほとんど高速道路で行くことができ、市街地も回避できます。
内浦漁港のアジとは?
内浦漁港は50年も前からアジを養殖してきた歴史があります。
内浦漁港はアジの養殖地としては北限に位置して水温変化や潮流が魚にとって厳しい環境ですが、その厳しい環境が身を引き締め美味しいアジを作るそうです。
いけすやは内浦漁協直営の店なので、養殖で育てた新鮮な鯵を安く楽しめる店です。
土曜の昼は大混雑
伊豆の道を南に下っていくと海沿いに「いけすや」の大きな看板が現れてきました。
このときはオープンして1ヶ月くらいしかたっていなかったので、建物も新しいです。
駐車場
建物のすぐ目の前が漁港になっていて、そこに駐車場があり車を停めましたが、ほぼ満車状態でした。
受付に行ってみると整理券が配られていて、現在呼ばれているのが41番。もらった整理券が71番。30組が待っているという大人気っぷりでした。
意外と時間がつぶせる
結構待ちそうなので、ちょっとぶらぶらして待つことに。
目の前が海なので海風が気持ち良いです。
海との間には落下防止の柵などはないので、小さなお子さんを連れていくときには常に落ちないように注意してみていた方が良いです。
以前、子供が溺れているのを見たことがありしたが、子供って本当に静かに溺れるので、水辺では注意しましょう。
敷地内にはなぜかちょっとした広場があって滑り台もあるため、小さな子供が飽きずに遊べます。
「いけすや」という名前だからか、外には池があってその中には魚がいました。
子供は魚を見ているだけでも楽しそうでした。
海産物や干物のお土産が買える
建物のすぐ横にも水槽があって魚が泳いでいます。サザエやアワビなども売られていました。
建物の中には沼津名物の干物などを売っている物販コーナーもあります。
イルカの肉も売られていて、ちょっと気になりました。
待ち時間は1時間以内
漁港やお店のお土産売り場、水槽を見たり海風を楽しんだりしている間にあっという間に時間が過ぎていきました。
席はたくさんあり、意外と回転が早く1時間も待たずに席に着くことができました。
子供がいても暇つぶしがたくさんあったので、案外退屈せずに待てました。
とはいえ、日陰が少ないので真夏や真冬はちょっと外で待つのは辛いかもしれません。
アジづくしのメニュー
整理券の番号を呼ばれるとまずはカウンターで商品を注文して会計をします。
すると食券をくれるのでそれを持って席に着きます。
店内の席は横との間隔が結構狭く、今回は子連れで行ったため店内よりは横との間隔が広い外のテラス席にしました。
テーブルの上には刺身用の「醤油」とアジフライ用の「ソース」が置かれていました。
お茶や水はセルフなので、自分で取りにいきます。
この日はそこまで暑い日ではなかったので、テラス席で感じる海風が気持ちよかったです。
メニューは基本的にアジばかりです。いけすやイチオシはアジ丼です。
メニュー
定食・丼
- 活あじ丼 880円
- 二食感活あじ丼 980円
- 漁師の本気のまご茶定食 980円
- 活あじお造り定食 980円
- 活あじのわさび葉寿司 980円
- 活あじフライ定食 980円
- 内浦漁協特製 紐の定食 880円
- 満腹御膳 1,250円
- 乙姫御膳 1,130円
- (ご飯大盛り)200円
単品
- ごはん 200円
- 活あじフライ 1枚330円
- 活あじのわさび葉寿司 1貫160円
- 生ビール中ジョッキ 500円
- キリン中ビン 600円
- 日本酒 900円
- 寿太郎みかんワイン 1,500円
- ソフトドリンク 200円
- ノンアルコールビール 300円
「二食感活アジ丼(980円)」は前日に〆た旨味のある活きアジと、さっきまで泳いでいた新鮮な活きアジを食べ比べられるという変わったメニューです。
他にも定食もあります。
「満腹御膳」は大盛りご飯にアジの刺し身となめろうが乗ったアジ丼とアジフライが食べられる贅沢なセットです。
天然を超えた養殖のアジ!
しばらくして食券の番号を呼ばれたので返事をすると食事が運ばれてきました。
こちらは「満腹御膳(1,200円)」と「活アジのわさび葉寿司一貫(160円)。
こちらは、「活あじ丼(880円)」と「活あじフライ(280円)」2つです。
子供用の食器とスプーンも貸してくれたので助かりました。
まずはやっぱりアジ丼からいただきます。アジの刺身となめろうの2種類が乗っていてうえにネギと生姜が盛ってあります。
醤油をぐるっとかけてさっそく一口。
う、、うまい。
ぷりぷりして弾力のある身で噛むと口の中で弾むようです。
もちもちしています。
弾力があるのですが、硬いというわけではなく、噛むと柔らかく溶けていくよう。
こんなアジ初めて食べました。
今までのアジって結構身が薄いものが多かったのですが、いけすやのアジは身が厚くて食べごたえ十分です。
次はアジフライ。
外はさくっとしているのですが、中の身がふわっとしていてアツアツでとても美味しい!
今までのアジフライの中で一番です。
こちらも刺し身と同じく厚みのある身なので食べごたえがあります。
こちらは単品で頼んだ「あじのわさび葉寿司」。
甘いアジと酢飯が少し苦味のあるわさびの葉と意外と合っています。
他にも小鉢に入っているひじきや、あおさの味噌汁などアジ以外も文句なく美味しい!
これで満腹御膳1,200円なら安いです。
出し汁でお茶漬けを楽しむ
いけすやではセルフで出し汁をもらうことができるので、残したアジ丼をお茶漬けにして楽しむこともできます。
こちらは掲示してあったまご茶の食べ方です。
- 丼のたたきの部分を別皿に取り分ける
- 丼を食べる。ご飯は残す。
- 取り分けたたたきとしょうが、ネギをあえて醤油をかけてネタをつくる。
出し汁をかける前によく混ぜる。- ネタをご飯の上にのせ、出し汁をかける
- ネタが白くなったら食べごろ!(お好みでアジはしょうゆで調節してください。)
とのことでした。とはいっても、すでに何も知らずに途中まで食べてしまったので、普通においてあった追加のネギと生姜を足して上から出し汁をかけました。
画像汚くてすいません、、、、
出し汁に余分は調味料とかは入っていないみたいで、このままだとちょっと味が薄かったです。
そのため醤油を足して味を調節しました。
さらさらと食べることができるので良いですが、これだけ美味しい味なので個人的にはそのまま食べたほうが好きでした。
まとめ
久しぶりに本当に美味しい海鮮に出会えたと思います。
今回、いけすやに行って感じたことをまとめると、
まとめ
- 休日のお昼は待つ可能性が高いので注意
- おすすめは「あじ丼」
- 中でも「満腹御膳」はアジフライも食べれるのでおすすめ
- 刺し身もフライも両方食べていったほうが良い
- あじのわさび葉寿司やアジフライは単品でも注文できる
- 養殖のイメージが変わるアジの味
といった感じ。
本当に養殖のイメージが変わりました。
あじ好きなので、ここはリピーターになってしまいそうです。
友達が遊びに来た時に沼津港に飽きたらドライブがてら寄っても面白い店だと思います。