スーパーではちみつを買おうと思うと国産が売られていないところがほとんどで、売られているのは中国産だけという店ばかりです。
そこで、国産のはちみつを探していろいろと調べてみたときに見つけたのがここの「蜂蜜工房 雅」でした。
いろいろな話を聞くことができて面白いお店です。
◆蜂蜜工房 雅の基本情報
・名称 :蜂蜜工房 雅(みやび)
・住所 :静岡県三島市南二日町19−15
・電話番号:055−973−3837
・営業時間:不明
・定休日 :不明
・駐車場 :有り(無料)
・HP :無し
住所をナビにセットすると「有限会社イーエム産業」さんという会社が表示されますが、同じ住所なのでそちらで大丈夫です。他の方のブログを見るとどうやらこちらのイーエム産業さんの社長さんが趣味で始めた養蜂がきっかけだそうです。
蜂蜜工房雅は伊豆箱根鉄道の二日町駅の前を通り過ぎて、さらに南へ向かうと踏切があり、踏切を越えたさきにある森永製菓の工場の向かい側にあります。
駐車場は多分会社の駐車場と共同で、店舗のすぐとなりにあります。
店舗はこのような感じでプレハブ小屋を利用しています。
中に入ると大量のハチミツが置いてありました。
蕎麦の花の蜜からできたハチミツは「蕎麦蜂蜜」、蜜柑は「蜜柑」、蓮華は「蓮華」などハチが蜜を集めた花によってハチミツの種類が分かれています。
味見をさせてもらったのですが、蜜柑などの果実の直接の味があるわけではないですが、風味やとろみがほんの少しずつ変わっていて面白いです。実際に成分も違うそうです。
このときは店主である社長さんらしき方がいていろいろと面白い話が聞けました。
ハチミツは本来ハチが花の蜜を採取してくるのですが、手っ取り早くハチミツを作るために養蜂家の中にはハチに砂糖水などを与える人もいるそうです。それはそれでハチミツなのですが、やっぱりなんか違いますね。
「加糖はちみつ」や「精製はちみつ」は人工的に手が加えられているハチミツで、ミツバチ達が採ってきた花の蜜を巣の中で水分を飛ばしてできるのが「純粋はちみつ」。
こちらの雅さんで売られているハチミツはすべて「純粋はちみつ」でした。
正直、値段はスーパーで売られている中国産に比べるとびっくりするほど高く、オレンジ色のキャップが付いた入れ物に250g入ったものが1,500円です。
しかし、砂糖水を集めて作られたハチミツをたくさん食べるよりは、もともとのハチミツの栄養素がしっかり入ったハチミツを少しずつ大切に食べようと思って購入しました。
ちなみに、もう少し詳しく蜂蜜について知りたい方はこちらを見るとより勉強になると思います。
ここのハチミツは蜂蜜工房雅での直売の他に裾野にある「JAふれあい市」でも売られているそうです。
でも、蜂蜜工房雅で買ったほうが直売なので多少安いみたいです。
蜂蜜工房雅さんでは、ハチミツの他にも野菜が売られています。
野菜はこちらの社長さんが自分で作ったもので、すべて100円くらいの安い価格で売られていました。
他にフルーツもありました。
最近、家で牛乳パックの牛乳をそのまま使ってR-1ヨーグルトを作って食べています。
こちらの「ヨーグルトファクトリー」を使って、牛乳に飲むヨーグルトを少し入れて混ぜてスイッチを押して8時間放置するだけでできるので簡単です。この機械でヨーグルトを作って食べていたおかげか、今年はインフルエンザになりませんでした。
ヨーグルトはそのままだと酸味しかないので、フルーツを入れて食べることが多いですが、今回はこちらで売られているブルーベリーを購入していれてみることにしました。
粒がしっかりしていて美味しいブルーベリーでした。ブルーベリーは冷凍で保存もできるので、毎朝少しずつ食べるのに良いですね。
こちらのシソもこれだけ入って100円。
こちらのハチミツは「百花」。
250gで1,500円です。
安いハチミツに比べて甘ったるさがないさっぱりした甘さでした。
常温で2年保存できるので、少しずつ大切にヨーグルトにかけて食べようと思います。
◆まとめ
蜂蜜工房雅についてまとめると、
・国産の純粋蜂蜜が買える
・減農薬、無農薬の野菜が買える
・蜂蜜について詳しくなる
という感じでした。いままで自分が食べていた蜂蜜について知ることができる良い機会になりましたし、国産の蜂蜜はなかなか買う場所がないけど、ここでは生産者から直接話しを聞いて買うことができるので良いですね。
良い商品なので、贈答にもおすすめの蜂蜜です。