湘南に蔦屋が運営するカフェと本が楽しめるおしゃれな空間「湘南T−SITE」というところがあると友達に聞いていってきました。
3棟の建物の中には大量の本と、楽しい雑貨と、おしゃれな空間とカフェがぎっしり詰まっていて、楽しすぎて数時間店内をぶらぶらしたりまったりしていました。
本とカフェが好きな人には最高の空間です。
◆湘南T-SITEの基本情報
・名称 :湘南T-SITE(ティーサイト)
・住所 :神奈川県藤沢市辻堂元町6−20−1
・電話番号:0466-31-1515
・営業時間:8:00~23:00(店舗により異なる)
・定休日 :年中無休
・駐車場 :有り(有料)
平日 最初の2時間無料
休日 最初の1時間無料 以降1時間300円
購入金額 1,500円で1時間無料 5,000円で2時間無料 10,000円で3時間無料
・HP :湘南T-SITE公式※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
湘南ティーサイトは藤沢駅と辻堂駅の間くらいの場所にあります。
裾野方面から行く場合には東名から圏央道に乗り換えて南に下り、新湘南バイパスで藤沢まで来る道と、箱根を越えて海沿いを走る道があります。
東名を使った方が楽ですが、高速代が結構かかるので、個人的には箱根を越えて西湘バイパスを走った方が、高速代がかなり安くなりますし、海沿いをドライブして気持ちが良いのでおすすめです。
湘南ティーサイトは新興住宅地の中にあり、建物も2階建てなのでかなり近くに来るまでわかりませんでした。
駐車場はありますが、有料なのでご注意を。
駐車スペースにも植物がたくさんあって、すごく落ち着く雰囲気です。
214台の駐車スペースがありますが、昼過ぎに帰る頃にはほぼ満車だったので、早めに行った方が駐車しやすいと思います。
平日は2時間、休日は1時間無料で、食事してちょっと本などを買えば5,000円以上は使うと思うので、3,4時間くらいは無料でいられると思います。
湘南ティーサイトは3棟の建物から成っている複合商業施設です。
建物の中にも外にもところどころに椅子とテーブルが用意されているので、ちょっと休憩したいときにいつでものんびりできます。
全体的に緑が多くて癒やされます。
空間がとても贅沢に使われていて、混雑するショッピングモールに比べて、いるだけで疲れるようなことはありません。
1号棟から3号棟まで核となる店舗はツタヤが運営している「蔦屋書店」で、かなりの種類の本が置いてあります。
陳列の方法が工夫されていて、本棚に押し込まれているような感じではなく、平積みなどの表紙を向けての陳列が多く、ぱっと見でどんな本が置いてあるのかがすぐにわかり、店内をうろうろしているだけで、自分が普段は読まないようなジャンルでも気になるものが見つかったりして面白いです。
広くて開放的な空間というよりは、狭くてごちゃごちゃしている空間という雰囲気で、本好きが作った隠れ家のような感じです。
店内のディスプレイも本を使ってあったりして、見ていて楽しいです。
店内は本だけでなく、本の近くには関連したジャンルの商品が並べられているので、本の情報からすぐに現実の空間を意識することができます。
アウトドアブランドで有名なノースフェイスのもう少しカジュアルな旅をコンセプトにしたお店は、旅行関係の本の近くにありました。
他にも自転車ショップがあったり。
料理本の近くには料理道具や食材などが売られていて、本による知識から現実への流れがスムーズで、興味の幅が広がります。
他には、写真集の近くにはカメラのキタムラがあったり、アウトドアの本のところにはアウトドアグッズが置いてあったりして、本といっしょについで買いしてしまいそうになります。
1号館、2号館は同じ敷地にありますが、3号館あ道を挟んで反対側にありました。
こちらは絵本を中心とした子供コーナーが充実しているところなので、外には子供が喜びそうな遊具がありました。
こちらにはものすごい数の絵本が置かれていて、普通の本屋だと種類が少ない仕掛け絵本も多いです。
絵本のほかにはボーネルンドなどの知育玩具も置かれていたので、出産祝いを買うのにも便利そうでした。
全体を見てから気がついたのですが、湘南ティーサイトの蔦屋書店には学生向けの参考書とマンガのコーナーがありません。どちらも少しだけは売っているのですが、小さな書店よりも少ない品揃えです。
マンガや参考書は本屋の稼ぎ頭だと思うのですが、雰囲気を大切にしてあえて売らないようにしているのでしょうか。
本の他にはカフェが何店舗も入っていて、食事や飲み物を楽しむことができます。
今回は「Table Ogino」というこだわりの野菜を使った料理を楽しめるビュッフェのお店に行ってきました。
マスタードやハムなどもすべて手作りで作っているそうです。
マスタードはといえばフランクフルトに付いてくる辛いだけのものを想像していましたが、辛さの中にも甘さを感じられるマスタードでした。
野菜はどれも美味しく、野菜の甘味などの本来の味を活かした料理が多くて、すべて美味しかったです。
料理は野菜中心でがつんと胃に溜まるものは期待していなかったのですが、柔らかく煮込まれた肉料理や牛肉のダシがたっぷり出ているミネストローネなど、男性でも満足できる料理もありました。
湘南ティーサイトの中には、食事やドリンクを楽しめる店がたくさんあって、どこも良い匂いがしていて美味しそうでした。
他には生活雑貨の店、アップル製品の店、ツタヤのレンタルショップ、ペット用品の店、アパレル、パン屋、化粧品、文房具屋などいろいろと売られていました。
どの店を見てもこだわりの一品だったり、一工夫あって面白い商品だったして、見ていて飽きないのでどんどん時間が過ぎていきます。
疲れたスターバックスがあるので、のんびりコーヒーを楽しむことができますし、ちょっとおしゃれなファミリーマートも入っているので、コンビニでドリンクを買って、敷地内の椅子でくつろぐこともできます。
結局、4時間いたのですが、見て回るのが楽しすぎてゆっくりとソファに座ってのんびりするということはありませんでした。
◆まとめ
湘南T-SITEについてまとめると、
・本と雑貨が楽しめる
・カフェでのんびりできる
・絵本と知育玩具が充実している
・見ているだけでどんどん時間が過ぎていく
・植物が多く、落ち着く環境
・ソファや椅子が多くてゆったり買い物ができる
という感じでした。
ショッピングモールを歩いているとお店側から「買って!買って! 」という無言の圧力を感じ取ってしまうのですが、こちらの湘南ティーサイトは「よかったら自由に見ていってください!」という雰囲気で、とても居心地の良い空間でした。
本を大量に買うという人は少ないですが、カフェを利用している人が多い気がしました。
蔦屋側も本を売るという感じではなく、快適な時間を過ごして、本やカフェなどでお金を落としてくれれば良いという雰囲気を感じました。
テナントと書店の垣根がほとんどなく、すべてが一体となっている楽しい空間で、これは場所だけを貸しているショッピングモールでは作れない空間なのではないでしょうか。
蔦屋は新規事業への意欲が旺盛で、自分たちの事業の将来に危機感を持っていると聞いたことがあるので、こういった挑戦的な面白いお店が作れるのかもしれません。