大河ドラマ「おんな城主直虎」の影響で浜松市にあるお寺「龍潭寺」に行ってきました。
近くにあった大河ドラマ館よりも実際に大河ドラマの雰囲気を感じられたり、当時ここに直虎たちがいたんだと想像が出来て楽しかったです。
他にも直虎の墓や小堀遠州の作った有名な庭があり、見どころもたくさんありました。
龍潭寺の基本情報
・名称 :龍潭寺
・住所 :静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989
・電話番号:053−542−0480
・拝観時間:9:00~16:30(17:00閉門)
・休観日 :
・拝観料 :高校生以上 500円
小中学生 200円
・駐車場 :普通車80台 無料
・HP :龍潭寺公式※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
龍潭寺は浜松市の北にあります。車だと新東名の浜松いなさインターが一番近く、だいたい10分ほどで到着します。
お正月の三が日に行きましたが、大河ドラマ効果なのかものすごい混雑していました。
無料の駐車場は龍潭寺の目の前にあります。
駐車場のすぐ横には参道があり、本堂まで迷わず簡単に行けます。
境内はそんなに広くなく、のんびり周ったとしても1時間もかからないと思います。
参道の先には門があり、大河ドラマの最初の頃にこの門をくぐるようなシーンがあったような気がしました。
参道をさらに進んでいくと受付があり、こちらで拝観料を支払います。
本堂は天井が高く、立派な作りになっていました。
こちらの大仏は遠州地方で最大のものだそうですが、体に傷があり、金箔が剥がれているところがあります。
それらの傷は明治の仏教排斥運動のときに付いたものだそうです。
本堂の中央には釈迦三尊が安置されていました。
本堂の正面からは浜名湖を表現した「補陀落の庭」を見ることができます。
石の模様がとてもきれいな庭でした。
建物を進んでいくと奥の方には井伊家1,000年40代の歴代の位牌が安置されているお堂がありました。
本堂の隣は外廊下があったり、中庭があったり、お寺のなかに稲荷を祀る稲荷堂があったりして面白い作りになっていました。
本堂の裏側に有名な小堀遠州作の庭園があります。
石組みと築山全体で鶴亀が表現されているそうです。
個人的には小堀遠州の作品としては京都の龍安寺のような石庭が好きなので、龍潭寺の庭はどちらかというと本堂南側の庭の方が好きです。
こちらの庭は縁側に座って解説の放送を聞きながらのんびり観賞することができます。
奥の書院から眺める角度もおすすめです。
物販コーナーの奥にはお寺の収蔵品の展示があり「井伊の赤備え」と呼ばれた井伊家家臣が使っていた赤い鎧の展示もあり、見ごたえ抜群でした。
レプリカだったと思いますが、大河ドラマの最期の方に出てきた明智光秀の子供の自然を匿うシーンで出てきた信長から拝領したという茶碗の展示もありました。
本堂の外には井伊家の墓があったり、裏には宗良親王を祀った井伊谷宮があったりしました。
龍潭寺から歩いてすぐのところには井伊家発祥の井戸があります。
田んぼの真ん中にぽつんとあるのですが、きれいに整備されていました。
歩道は最近大河ドラマに合わせて整備されたみたいですね。
大河ドラマでよく出てきた井戸は実際はこんな感じだったんですね。
龍潭寺の裏山にあるようなイメージでしたが、実際には山を下りたところにありました。
そういえば「おんな城主直虎」って物語の舞台がずっと龍潭寺の周辺だけでしたね。
これほど舞台の移動がなかった大河ドラマはなかったんじゃないでしょうか。
まとめ
龍潭寺についてまとめると、
・小堀遠州作の庭が有名
・井伊家のお墓、位牌などがある
・収蔵品が面白い
・大河ドラマに出てきたエピソードの元がいっぱい
・すぐ近くには井伊家発祥の井戸がある
という感じでした。
大河ドラマを見ていたら「おぉ」と思うところがたくさんあり、大河ドラマ館よりも大河ドラマの世界が楽しめました。