三島、沼津、函南エリアには意外と古墳が残っている場所があります。
今回紹介するのは三島市にある「向山古墳群公園」という公園です。
4~6世紀頃の古墳が点在する公園で、散策しやすいように解説板があったり、遊歩道が整備されていたりしてきれいな公園でした。
向山古墳群公園の基本情報
【名称】 |
向山古墳群公園 |
【住所】 |
静岡県三島市北沢320−2 |
【電話番号】 |
055-983-2643 (三島市計画まちづくり部水と緑の課) |
【駐車場】 |
有り(無料) |
【HP】 |
※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
向山古墳群公園は三島市の南側、函南町に近い場所にあります。
駐車場
向山古墳群公園は坂の上と下で、道路を挟んで2つのエリアに分かれています。
下のエリアの駐車場はこんな感じで、3台分くらいしかありません。
上のエリアの駐車場は通りから公園に沿って曲がったところにあります。
上のエリアの駐車場の方が台数が多いので、下の駐車場が満車の場合はこちらに停めると良いです。
下のエリア
下のエリアには大きめの4基の古墳があります。
3つはきれいな形に整えられていて、1つは発見当時すでに平たくなっていたので、そのままの形にしてあるとのことでした。
それぞれの古墳の前には案内板があり、どのようなものが出土したのか、いつぐらいのものか、発見当時の状況などを紹介してくれています。
こちらのエリアにはトイレと自動販売機、日陰、ベンチ、芝生広場などがあります。
広々としているので子供が遊ぶこともできますが遊具などはありません。
敷地の端に大きな古墳があったので上ってみました。
三島の街を見下ろすことができます。
晴れていれば富士山を見ることができるようですが、この日は雲が邪魔して少しだけしか見えませんでした。
こちらの古墳は土を盛って作ったものと、元々の丘を削って作ったものがあるそうです。
古墳には木棺に入れた遺体をそのまま埋めたようで、この石畳は埋まっていた穴の大きさを表しているそうです。
上のエリア
道路を渡って反対側のエリアに散策に行きました。
先程の開放的な雰囲気と違って、こちらは森の中の遊歩道を歩いていきます。
足元にはウッドチップが敷き詰められているので、ふわふわして足に優しいです。
歩いている途中にいくつかの古墳の横を通ります。
このあたりの古墳は表示がなければ古墳と気がつかない雰囲気です。
一番奥までいくときれいに整備された古墳が並んでいる場所に出ました。
ここには小さな前方後円墳があります。向山古墳群公園の中で一番新しい古墳で、6世紀中頃のもののようです。
古墳はどこも景色が良くて三島の街が一望できる位置にあります。
昔の人もどうせ死ぬなら景色の良いところが良いと考えていたんだろうなということが感じられる公園でした。
まとめ
向山古墳群公園についてまとめると、
・古墳がたくさんある
・前方後円墳がある
・遊具はない
・駐車場も小さい
・古墳の解説がある
・古墳に登れる
という感じでした。
子供が歴史に興味を持ったら連れてきてあげると良い勉強になりそうな場所です。
景色が良くて歩きやすいので、ちょっとした散歩にもおすすめの場所です。
- 他にもおすすめの記事