富士山周辺にはいろいろな工場がありますが、その中には工場見学が出来るものがいくつかあります。
今回はそのなかで、以前から行きたいと思っていたアサヒ飲料の富士山工場を、見学してきました。
ちょうど子どもたちの春休み期間中で「春のお茶フェスタ」をやっていて、お土産もたくさんもらえました。
◆アサヒ飲料富士山工場の基本情報
・名称 :アサヒ飲料 富士山工場
・住所 :静岡県富士宮市北山4839−2
・電話番号:0544−58−9996
・見学時間:10:00~ 14:00~
・所要時間:約60分
・料金 :無料
・定休日 :日曜日(その他休みあり、要HPチェック)
・駐車場 :有り
・HP :アサヒ飲料富士山工場公式
アサヒ飲料富士山工場は富士宮の北の方、工業団地の中にあります。裾野、御殿場方面から行くのなら1号線を通っていくよりもこどもの国の方の道を通った方が早いです。
◆要予約
見学には3日前までに事前予約が必要なので、必ず予約をしてから訪問しましょう。今回予約した時期は春休みシーズンだったので、予約を取るのに苦労しました。
・電話番号 0544−58−9996
・受付時間 9:00~17:00(土日祝年末年始、指定休日を除く)
定期的にイベントなども開催しているようですので、ホームページをチェックしてから予約した方が良いです。
◆工場見学
予約時間の20分前にアサヒ飲料富士山工場に到着しました。
工場見学者用の駐車場も完備されています。
駐車場のすぐ近くには、十六茶庭園というちょっとした庭園がありました。
こちらには十六茶に入っている植物が植えられていて「こんなものも入っているんだな〜」と実際に見ることができて楽しいです。
車で来場した人は、工場に入る前に守衛室に行って駐車許可証をもらいます。
その後、入り口で内線電話をして予約した名前を告げ、自動ドアを開けてもらいます。
入り口にはアサヒ飲料が製造、販売している十六茶、アサヒおいしい水富士山、三ツ矢サイダー、WANDA、ウィルキンソン、バヤリースなどが展示してありました。
エレベーターで2階へ移動し、待合室へ案内されました。
待合室は春休みからか、幼稚園、小学生くらいの子供たちを連れた家族が多かったです。
制服を着て写真撮影ができるコーナーがありました。
子どもの暇つぶし用にクロスワードや間違い探しなどのプリントも用意されていました。
案内されたテーブルの上にはパンフレットとアンケートなどが置かれてました。
時間になるとあいさつ、そしてプロジェクターによる映像が始まります。
富士山の地下水についてや工場の説明をアニメーションを使って、子どもでもわかりやすく説明してくれました。
その後、工場見学です。工場は写真撮影が禁止です。
工場見学は幅の広い廊下をUの字に見て周るという感じで、廊下の両側はガラス張りで工場の製造現場が良く見えるようになっていました。
最初に十六茶の抽出タンクを見ます。タンクだけなので景色に変化がないのですが、子どもが飽きないようにタンクの大きさをわかりやすく説明してくれました。
十六茶とおいしい水の充填、ラベル貼り、箱詰め、日付印字などがすごいスピードで行われていく様子は、子どもだけでなく、大人も見ていて楽しいです。
説明も単調にならないように、途中にクイズを入れたり、十六茶の原料を実際に触ったり香ったり、と変化をもたせていました。
ペットボトルは最初試験管のような形で工場に運ばれてきて、工場で熱を加えて膨らませて、洗浄して充填をするという説明がありました。ペットボトルってその場で熱で膨らませていたんですね。
最近飲料系の工場に良く行くのですが、飲料系の工場ってどこも人がほとんどいないですね。今回の工場見学でも広い工場内で見たのは2人くらいでした。
飲み物の製造ってほぼ自動化されているんですね。
一通り見学が終わり、最初の部屋に戻ってくると、机の上にはラベルのないドリンクが置かれていました。
これは、「春のお茶フェスタ」の「あなたの五感をフル活用!このお茶な〜んだ?」という企画で、5種類の飲み物からその銘柄を当てる、いわゆる「利き茶」をするというゲームです。
十六茶、日本茶、ウーロン茶までは味わってなんとなくわかるのですが「食事の脂(緑茶ブレンド)」と「食事の脂(プーアールブレンド)が似ていて結構難しい。
最終的にはヒントとして机の上に置かれていたパッケージ写真のお茶の色を参考にして決めました。
そして、緊張の答え合わせ、、、、
結果、全問正解でした。
全問正解の商品はなんとカルピスの原液!
カルピスウォーターではなくて原液をくれるなんてアサヒ飲料さん太っ腹!
さらには机の上に置かれた残ったお茶も全部持ち帰って良いとのこと。
子供用のクイズもあって、そちらは正解するとスーパーボールがもらえるくじをひかせてもらえました。
最後には、部屋にある自動販売機が魔法の自動販売機に変身して、お金を入れなくてもどれでも1人一本もらえるようにしてくれました。
お金を入れなくてもボタンを押すとジュースが出てくるなんて、子どもの頃に誰もが思う夢ですね。
普通の工場見学のときはこの自動販売機だけのようですが、「春のお茶フェア」のおかげでたくさんの飲み物をもらって帰りました。
お土産がもらえる工場見学ってうれしいですね。
子どもも大量の飲み物が作られていく様子を興味津々に見ていて、クイズも真剣に答えていて、楽しんでいるようでした。
工場からは天気が良いと富士山がきれいに見えるようですが、残念ながら富士山は見えず、、、
それだけは残念でした。
◆まとめ
アサヒ飲料の富士山工場の工場見学についてまとめると、
・富士宮市にある工場
・3日前までに予約が必要
・飲み物を生産している様子が見られる
・わかりやすく楽しい説明
・最後に無料の自動販売機がある
という感じでした。
大量のペットボトルが製造されて出荷されていく様子は、子どもだけでなく大人が見ても楽しいものでした。すべて建物の中なので雨の日でも楽しめますし、無料なので休みの日のお出かけ先におすすめです。