御殿場にある大型公園「樹空の森」は小さな子どもでも利用できるアスレチックや広い芝生広場、水遊びができる池などがあるので、ちょくちょく子どもを連れて遊びに行くのですが、ビジターセンターの中にある「天空シアター」は有料というのがネックになっていて、気になっていたのですが行ってませんでした。
しかし、2月23日の富士山の日に無料になると聞いて行ってみました。
◆樹空の森天空シアターの基本情報
・名称 :富士山天空シアター
・住所 :静岡県御殿場市印野1380−15
・電話番号:0550−80−3776
・営業時間:9:00~17:00
(12月~2月は16時まで)
・定休日 :火曜日(祝日の場合は翌日休園)
年末年始
※7月20日~8月31日は無休
・料金 :大人 300円
小中学生 150円
・駐車場 :有り(無料)
・HP :樹空の森公式
天空シアターは樹空の森の中にあるビジターセンターの2階にあります。
樹空の森全体については以前に記事を書いたので、そちらを参照してください。
こちらの奥が「富士山天空シアター」になっています。
本来なら入り口でチケットを渡すと思うのですが、この日は2月23日の富士山の日ということで無料でした。
入り口を入って最初は富士山の雲を立体的に見ることができる立体写真箱の展示でした。
覗き込んでみると、まあ立体的に見えると言えば見えるという感じ。最近の3D映像に慣れてしまっているとちょっとこれは、、、という感じかもしれません。
次は富士山の観測についての展示。
こちらは以前山頂で使っていた風速計ですが、凍ってしまうと動かなくなるので、木槌で叩いて動かしていたため、ボコボコになっていました。
山頂では気圧が低いため料理には圧力鍋を使いこなすことが必須だったようです。
こういった山頂での生活をリアルに感じさせる展示は面白いですね。
他にも富士山の山頂で初めて越冬観測をした野中至、千代子夫妻の説明もありました。
その時の話は新田次郎によって小説になり、映画化もされたようです。
こちら富士山の熔岩のコーナー。
こちらの展示は実際に触ることができ、富士山の形、山頂の火口、宝永火口などの形を肌で感じることができます。
これは、富士山の周辺の代表的な湧水ポイントを紹介したて展示。
富士市と富士吉田、三島にたくさんあることがわかります。
こちらは富士山とその周辺の模型にプロジェクションマッピングを使って、雲の流れなどを投影した展示。
雲が流れていく様子をのんびり見ているのは意外と楽しいです。
一番奥には270インチのワイドスクリーンがありました。
こちらでは
・富士山の四季
・富士山の軌跡
・富士山 天空の詩
・富士山のまち 御殿場
のそれぞろ役10分の4つの映像を繰り返し流しています。
「富士山 天空の詩」の後には先程の立体模型でプロジェクションマッピングを使って「富士山の四季」を上映するそうですが、こちらは残念ながら時間がなくて見られませんでした。
スクリーンで上映された宝永の噴火の様子は迫力あるCG映像で再現されていて、なかなか見応えがありました。
◆まとめ
富士山天空シアターについてまとめると、
・雲、熔岩、水についての展示
・観測所についての展示
・プロジェクションマッピングはリアルで楽しい
・大型スクリーンの映像は大迫力
という感じでした。
正直、300円を払ってまで絶対に見る価値のあるものというわけではないと思いましたが、旅行で遠くから来たという方で、時間があるならまあ見ても良いかなという感じです。
裾野市にある「富士山資料館」と展示内容がかぶっているところもあります。
富士山資料館は実物の展示で富士山について学ぶ場所で、こちらは最先端技術を使って学ぶ場所という感じでした。