桜と言えば4月の初旬に咲くものですが、伊豆の河津には3月初旬に咲く早咲きの「河津桜」というものがあります。この時期になると静岡のテレビ番組で良く特集しているので有名ですが、今まで一度も行ったことがありませんでした。
しかし、ちょうど満開の時期に時間がとれたので河津桜を見に行ってきました。
◆河津桜まつりの基本情報
名称 :河津桜まつり
場所 :河津駅周辺
期間 :2015年2月10日から3月10日
公式HP :河津町観光協会
裾野から河津に行くには伊豆縦貫道を通って、ひたすら南下して天城を越えてループ橋を降りたらすぐのところにあります。
◆今までにないほどの渋滞
ネットで情報収集をしてほぼ満開だということだったので、月曜日の11時半くらいに家を出発しました。まあ、平日なら空いているだろうと思ったらとんでもなかったです。
すでに伊豆縦貫道の出口から伊豆中央道の料金所のあたりですでに渋滞が始まっていました。一応進むのですがかなりゆっくりなスピードです。こんなところから渋滞が始まっているなんて初めてです。ちょっと先が思いやられました。
修善寺道路を抜けてもまだ渋滞は続きます。修善寺を抜けたら主要道路と平行している農道のような道がありますので、そちらを通ると少しは近道になりました。
その後、合流してまた渋滞でのろのろと進み、浄蓮の滝を超えたところでようやく渋滞が解消されその後はスムーズに河津に到着しました。
ナビでは1時間半という予定でしたが、結局2時間半かかりました。
◆駐車場探しが大変
河津に到着しても今度は駐車場探しに苦労しました。ぜんぜん空いてません。最初はちょっと遠いところにある「河津パガテル公園」というところに停めようと思いましたが、実際に行ってみるとちょっと遠いので、お金を払っても会場の近くに停めようと移動しました。
公式サイトのマップには駐車場の位置が書かれているので、チェックした方が良いです。(観光協会のサイト)
なんとか河津駅近くの駐車場に停めることができました。だいたいどこの駐車場も1台500円です。停めるだけでも大変なので、ちょっと遠いと思っても空いていれば停めた方が良いと思います。
◆ちょうど満開
車を停めて会場の川沿いに向かうとちょうど満開で見頃の河津桜が咲いていました。ほんのすこし葉桜が混ざっていますが、きれいに咲いていてちょうど良いです。
菜の花も咲いていて、黄色とピンクの色がとても良くあっていて華やかです。
桜の量がものすごくて、ピンクのトンネルが出来ていました。
ここに来るまでは4月になれば日本中桜が咲くのになんでわざわざ桜を見に行くんだろうと思っていましたが、来てみて納得しました。この桜の量は圧巻です! 川の両側をずーっと桜が多い尽くしています。
いつも見ているソメイヨシノの白っぽいピンクに慣れてしまっていたので、ピンクが強い河津桜に最初は抵抗がありましたが、慣れてくるとこちらはこちらで良い色で、とても鮮やかなピンクできれいです。
大勢のお客さんが見に来る理由もわかります。
川沿いに咲く桜ってやっぱりきれいで、情緒がありますね。
橋の上からは川の両岸の桜が見えて贅沢な気分になります。
疲れたら2箇所に足湯があるので足の疲れを癒やすことができます。タオルを持参しておくと良いですね。
露天もたくさん出ていて賑わっていました。
地元産の果物や干物なども売られていて、干したさんまが10匹500円で売られていました。
いちご大福などのいちごを使った店と干物屋が多いです。
川沿いの芝生のきれいな公園でちょっと休憩。
公園の敷地内に足湯がありました。
テレビ局も来ていて2回大きなカメラを持って歩いている人達を見ました。トイレが少ないのか、公園の女性用のトイレがものすごい行列をしていたので、余裕があるときに早めにトイレに行った方が良いと思います。
ちょっと足を伸ばして歩くと、河津桜の原木を見ることができます。
現在樹齢60年ほどで普通に民家の敷地内に植わっています。
行ってみてわかりましたが、河津桜の並木道素晴らしいです! 夜にはライトアップされるらしいので、いつか近くに泊まって昼も夜も楽しみたいです。
一足先に春を感じることができました。
ちなみに、帰りも渋滞したので覚悟した方が良いです。渋滞を避けるなら朝早く出発した方が良さそうです。