定期的に定食屋を巡っていますが、今回は長泉町にあるお店「富士見軒」に行ってきました。
ほんと〜〜にこじんまりとしたお店で、おばあちゃんが一人で運営していて、昔ながらの定食屋という感じでした。
メニューにラーメンが多いので、定食屋のような中華料理屋のような雰囲気です。
今回カツ丼をいただきましたが、このカツ丼を食べたとき、小学生の頃に近所の定食屋さんが出前で届けてくれたカツ丼を思い出しました。
どこかなつかしさを感じる味です。
富士見軒の基本情報
【名称】 | 富士見軒 |
【住所】 | 静岡県駿東郡長泉町下土狩1241 |
【電話番号】 | 055−986−3800 |
【定休日】 | 月曜日 |
【営業時間】 | 11:30〜20:00 ときどき昼休憩有り |
【駐車場】 | 3台分有り |
【HP】 | 無し |
※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
アクセス
富士見軒は長泉町の「御殿場線下土狩駅」のすぐ近くにあります。
鮎壺の滝からも近い場所にある小さな定食屋です。
「鮎壺」という交差点を少し南に行った左手に店舗があります。
駐車場は店舗裏側
お店は通り沿いにあるのですが、駐車場は裏側にあるのでご注意を。
北から南に向かって走ってくると、こんなY字路があるので、ここを左手に入っていくと少し行った右手に駐車場がありました。
お店の駐車場というよりは、普通の民家の駐車場というような感じ。
駐車場には干し柿が干してあってなんだか和みますが、車を停めて「ほんとうにここであってるのかな」と心配になるほど普通の家の駐車場。
車を停めてぐるりと周ってお店の玄関に戻ってきました。
アットホームな雰囲気の店内
お店の中はこじんまりしています。
4人がけで最大6人座れるテーブル席が3つあって、一つは座敷に置かれていました。
昔ながらの定食屋さんの落ち着いた雰囲気が出ていて、どこか安心します。
おばあちゃんが一人で切り盛りしているようで、忙しそうでした。
適当に椅子に座ると水を持ってきてくれました。
日曜のお昼だったのですが、お客さんは自分をいれて二人、、、だと思っていましたが、ご飯を食べていたもうひとりは家の人っぽい感じでした。
その後、常連さんらしき老夫婦が来て多少賑やかになりました。
メニューは中華料理屋
ここまでさんざん「定食屋」と紹介してきましたが、メニューを見ると中華料理っぽい雰囲気。
ラーメンのメニューが豊富です。
食べログで紹介されていた、醤油ラーメンの上にとんかつが乗っている「カツラーメン」も気になりましたが、なんとなく味が予想できたため却下。
広東麺(800円)もおいしそう。
丼系では「親子丼」「カツ丼」「焼肉丼」も気になります。
チャーハン、カレー、焼肉定食などの定番メニューもあります。
がっつり食べたい人には「ラーメン餃子ライス(1,200円)」や「ラーメンチャーハン(1,200円)」も。
カツ丼が食べたくなったので、カツ丼を注文。
食べログでは800円となっていましたが、900円に値上げしたようです。
おばあちゃんが一人で経営しているので、これは人件費高騰というわけではなくて、食材の高騰による影響でしょうね。
店内には「後藤精肉店」か「横山精肉店」か忘れましたが、長泉の精肉の名店の鏡が飾ってあったので、そちらから肉を仕入れているのだと思います。
肉が値上がりして、仕方なく値上げしたのかもしれませんね。
カツ丼が運ばれてくるまで15分くらいかかりました。
一人で料理を作って、注文をとって、水を出してとすべておこなっているので、料理提供まで多少の時間がかかります。
テレビで東日本女子駅伝をやっていたので、観ながらのんびり待ちました。
どこか懐かしいカツ丼
しばらくしてカツ丼が運ばれてきました。
蓋付きの丼は久しぶりです。
蓋がついてると、上品な感じがしますし、中が見えないので期待が膨らみますね。
蓋を開けた瞬間「ふわっ」と香る匂いが食欲を刺激します。
蓋でむされて良い感じに火が通った卵が良い色になっていました。
グリーンピースが入っていて彩りが良いですね。
一口食べると、口の中に甘じょっぱい味が広がります。
肉は適度に柔らかくて食べやすい。
肉の下からは、しっかり味が染みてやわらかくなった玉ねぎが出てきました。
肉の下味につけられたコショウが、良いスパイスになってご飯がすすみます。
いっしょにお盆に乗っていたスープは、醤油ラーメンのスープを少し薄くして飲みやすくした感じ。
漬物は、既成品ではなくお店で漬けたような、少し酸味のあるさっぱりした浅漬でした。
お腹が空いていましたが、意外とボリュームがあって満足できました。
食後は居心地の良い店内で、お水をおかわりしてちょっとまったり。
トイレは家の中
ごちそうさまを伝えて、支払いをしてトイレを借りようと思ったのですが、店内を見渡してもトイレの表示がありません。
おばあちゃんに聞くと、お店はどうやら家のトイレを使うようで、店から家に通じる扉を開けて案内してくれました。
畳敷きの和室を抜けた奥にあったトイレは、意外と最新式で自動でフタが開くタイプ。
まとめ
富士見軒についてまとめると、
まとめ
・駐車場は狭い
・店内も狭い
・落ち着く店内
・おばあちゃんが一人で切り盛り
・ラーメンの種類が多い
・定食屋というよりは中華
・カツ丼が美味しかった
という感じでした。
常連さんとの接し方を見ていると、常連さんに愛されている店なんだとわかります。
とはいえ、自分のような一見さんにも、とても気持ちの良い対応をしてくれました。