夕方のローカルニュースなどで何度か見かけたことがあった「ふんどし一丁で神輿を担いで海に入るお祭り」を、今回たまたま見ることができたので、紹介します。
1月なので寒い時期ですが、祭りの熱気がすごくて寒さを忘れてしまいました。
友達と一緒に静岡県の沼津港へ観光へ行って、そのあと近くに御用邸記念公園があるといういうので、観光しようと車で近くをうろうろしていたら、何やら盛り上がっているところがあったので、行ってみることにしました。
海の近くに車を停め、近くを歩いている人に話を聞くと、どうやら「みそぎ祭り」というお祭りがあるというので、人の流れについて会場へ向かいました。
場所は、「牛臥山公園」という公園のところにある「小浜海岸」という海岸です。
公園にも駐車場はありますが、さすがにお祭りということで、すでに埋まっていました。
海岸にある公園から山を超えると、大勢集まっている祭りの会場らしき広場に到着しました。
そこまで大きな祭りというわけではなく、地元の人と物好きな観光客が少し来ているという感じです。
午後の2時から開催ということで、ちょうど2時前に到着したので、神輿が出ていてなかなか迫力がありました。神輿の上に女性が乗っかってなかなか楽しそうです。まあ、本当はあまり神輿の上に乗るのは良くないですが、それは置いておいて。
祭りばやしもなかなかノリの良い感じのリズムで、なんとなく体が暖かくなりそうな感じでした。
神輿が一段落すると、祈祷とお偉いさんの挨拶が始まりました。祈祷は良いですが、お偉いさんの挨拶が長そうだったので、暇を持て余して海岸の方へ暇つぶしに歩いていきました。
海では、サーフボードのような板の上に乗って、パドルで漕ぐスポーツ「スタンドアップパドルサーフィン」を楽しんでいる人がいました。
波は穏やかで天気も良かったので楽しそうです。が、寒くないのでしょうか?
神輿が降りてくるのを今か今かと待っていたら、ふんどし一丁の男たちが神輿を担いで降りてきました。
リズムの良いお囃子に合わせて、景気の良い掛け声と共に神輿を担いだ男たちが降りてきます。アマチュアカメラマンが大勢このタイミングをカメラに収めようと、良いポジションを取っていました。
見ているだけでも寒そうでしたが、担いでいる人達は楽しそうです。
一度、神輿を担いで海まで入っていったのですが、その後、盛り上がってもう一度海に入って行きました。寒いけど、それが逆に盛り上がって楽しいのかもしれないですね。
初めて見ましたが、なかなか面白いお祭りでした。
海に近いので、元々漁師町で海の神様に祈願するために始まったお祭りなんでしょうか?
静岡県沼津市の「楊原神社・大朝神社厳冬海中みそぎ祭り」は2014年は1月13日の月曜(祝日)に行われていました。