「みとしー」の愛称で有名なリニューアルした伊豆の水族館「伊豆三津シーパラダイス」に行ってきました。
敷地は狭いですが、イルカショーに力を入れていたり、伊豆の水辺を再現した水槽を作ったり、面白い企画が多くて親子で長時間楽しめる水族館でした。
◆伊豆三津シーパラダイスの基本情報
・名称 :伊豆三津シーパラダイス
・住所 :静岡県沼津市内浦長浜3−1
・電話番号:055−943−2331
・営業時間:9:00~17:00
・料金 :大人 2,200円
4歳~小学生 1,100円
・駐車場 :有り(1回500円)
・HP :みとしー公式※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
伊豆三津シーパラダイスへは行きは伊豆縦貫道、帰りは沼津市街を通って帰りました。伊豆縦貫道を使った方が早くて楽ですね。
到着したときにはすでに伊豆三津シーパラダイスの建物のすぐ隣の立体駐車場は満車で、道を挟んで反対側の平面駐車場に案内されました。
駐車料金は一回500円で、先払いです。
駐車場からは歩道橋を渡ってみとしーに向かいます。
建物を見るとかなり古いのですが、入り口付近はきれいにリニューアルしてありました。
入り口でチケットを購入します。
ホームページにウェブ限定入場割引券があるので、チケット購入時に提示すると安くなります。
入り口では無料でベビーカーを借りることができました。数に限りがあるので、借りたい方は早めに声をかけると良いと思います。
入場して最初に出迎えてくれたのはセイウチでした。
目の前を泳ぐ姿は迫力があります。
すぐ近くの水槽にはウミガメがいました。
ウミガメ好きなんですけど、なかなか見られる水族館が少ないのでうれしいです。
伊豆の水辺を再現した「イズリバ」というコーナーは淡水魚を中心のコーナーでした。
最近は身近な生き物を見る機会がなくなり、こうやって水族館でしか見ないというのもなんだかさみしいですね。
子どもにとっては水族館で見て興味を持って、地元の水辺の生き物を探す機会になれば良いのですが。
サワガニもいました。
水槽だけでなく、水辺の植物も植えてあって面白い雰囲気です。
ザリガニ釣りのコーナーもありました。
子どもの頃にやったときは簡単に連れたと思ったのですが、ここのザリガニはお腹が満たされているのか、なかなか連れませんでした。
ミズクラゲの水槽の前には、ミズクラゲの餌となる「アルテミア」という生き物の展示がありました。
こういうミクロな生物の展示って、なかなか見ることがないから面白いですね。
カーテンの奥にはたくさんのクラゲが水の中を漂っていて、とてもきれいでした。
さらに進むと小さいながらも集まって魚群を作る魚。名前は忘れてしまいましたが、見ていて楽しいです。
ウツボの水槽の真ん中に顔を出すことができるドームがありました。
やってみましたが、中々の迫力です。
海で同じ状況になったらかなり焦りそう。
こちらはカニを上から見ることができる水槽。
タカアシガニを触ることができる水槽もありました。
建物の外に出ると、ベンチがある休憩所があり、カワウソとフクロウがいました。
◆イルカショーが近くで見られる
反対側は外のプールになっていて、イルカがいました。
ボートに乗ってイルカを間近で見ることができるオプションもあります。
すぐ横のプールではイルカショーが定期的に行われていて、迫力のイルカジャンプを見ることができます。
距離が近いので、大きな水族館のイルカショーよりも臨場感があります。
通路の横にもイルカのプールがあって、すぐ近くで泳ぐイルカを見ることができます。
先程のイルカショーのプールは「ショーステージ」という名前で、伊豆三津シーパラダイスにはもう一つ「ショースタジアム」という大きなショー用のプールがあります。
こちらでは、夏休みの特別企画なのか、プールの前に子供たちが立ってイルカに水をかけてもらっていました。
子供用の着替えを持ってきたほうが良さそうですね。
◆海とつながっているプール
敷地の一番おくには「自然飼育場」という名前の海のすぐ横にあるプールがあります。
自然の地形を利用しているので、アシカやオットセイがまるで自然の海にいるかのように観察することができます。
アザラシが岩場で涼んでいる姿は見ていて癒やされました。
運が良ければこの辺りから駿河湾と富士山がいっしょにきれいに見えるようですが、この日は残念ながら富士山だけに雲がかかっていました。
有料で海釣りを楽しめる釣り道具の貸出もしていました。
◆館内の食事
館内にはいくつか食事ができる場所があります。
パスタが中心メニューのレストラン。
団子やたこ焼きなどの軽食。
テイクアウトメニューのコーナー。
食事にすごく力を入れているわけではないですが、気軽に食事ができるお店は充実していました。
◆子どもの遊び場が豊富
みとしーは子どもの遊び場が充実していて、小さな子供連れは快適に過ごせると思います。
こちらは外にあった「いそあそび〜ち」。
浅瀬のプールに魚が放し飼いになっていて、魚を追いかけたりして遊ぶことができます。
ところどころに魚が隠れる場所が用意されていて、魚がどこにどうやって隠れるのかなどを観察することができます。
サンダルや着替え、水着、タオルなどを持ってきていたので、子どもが水に濡れるのを気にせずに楽しめました。
入り口の近くにはお土産屋があり、みとしーグッズの他に地元の伊豆のお土産も売られていました。
お土産屋の奥には子供たちが遊べるボールプールがありました。
乳幼児用の遊び場もあります。
さらに奥にはサラサラの白い砂で砂遊びができる「すなあそび〜ち」がありました。
他に、授乳室もありました。
子どもを自由に遊ばせてゆっくりと休んでいる親たちがいました。帰りにここに来れば、子供たちを遊ばせて疲れさせて、帰りの運転に備えて休むこともできておすすめです。
うちの子たちはここで1時間くらい遊んで、帰りの車では子供たちはぐっすり眠っていました。
◆まとめ
伊豆三津シーパラダイスについてまとめると、
・想像以上に敷地が狭い
・けど、工夫された展示が多くて楽しい
・イルカを間近で観察できる
・キッズコーナーが充実している
という感じでした。
建物は古いですが、少しずつ手をかけて工夫して親子で楽しめるようにがんばっている水族館でした。
外の展示も多いので、できるだけ天気が良い日に行くほうがおすすめです。