イベント11月 三島 美術館

佐野美術館「おさるのジョージ展」に行ってきた感想とグッズ紹介

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静岡県の三島市にある「佐野美術館」で開催されている「おさるのジョージ展」に行ってきました。

我が家は子供たちだけなく、大人もおさるのジョージが好きなので、家族でワクワクして行ってきました。

館内は、おさるのジョージの世界になっていて、大人も子供も楽しめる展示でした。

佐野美術館の基本情報

【名称】 佐野美術館
【所在地】 静岡県三島市中田町1−43
【電話番号】 055-975-7278
【開館時間】 10:00〜17:00
【休館日】 木曜日(祝日の場合は開館)
年末年始、展示入れ替え期間
【入館料】 展示内容によって異なる
【駐車場】 50台有り(無料)
【HP】 佐野美術館公式

佐野美術館は、三島市にある小さいですが魅力ある企画展をしている注目の美術館です。

刀剣関係のコレクションが多く、以前、戦国時代に活躍して豊臣秀吉に「日の本一のツワモノ」と言われた本多忠勝が持っていた日本三名槍の一つ「蜻蛉切」を見に行ってきたこともありました。

 

佐野美術館へのアクセス

佐野美術館は三嶋大社の少し南、伊豆箱根鉄道の「三島田町駅」の近くにあります。

無料の駐車場も完備されているので、車で行っても大丈夫です。

 

おさるのジョージ展とは?

日本初公開の約200点の絵本原画や制作のスケッチなど、さらに作者のレイ夫妻にまつわる資料を展示している展覧会です。

アニメーションの設定画の展示もあります。

全国いろいろなところで開催していて、静岡県三島市の佐野美術館では、

・2018年10月20日〜2018年12月24日

で開催しています。

入場料は、

・一般、大学生 1,000円
・小中高生  500円
・毎週土曜は小学生無料

です。

 

おさるのジョージのワールドへ引き込まれる

日曜日の午後に到着したのですが、駐車場は結構混雑していました。

さすがはおさるのジョージ展ですね。

お客さんを見ると子供連れの人がほとんどです。

美術館に入ると、大きなジャングルのパネルが出迎えてくれました。

となりには、おさるのジョージの絵本の表紙のような顔ハメパネルがあり、新旧2匹のジョージといっしょに写真を撮ることができます。

カウンターでチケットを購入して、2階の展示室へ行きました。

 

ひとまねこざるの原画

2階の大きな展示室はおさるのジョージの元になった絵本「ひとまねこざる」の原画がところせましと展示してありました。

原画は絵本で見るよりもちょっぴりラフな感じの画風ですが、その分とても親しみやすい絵でした。

現在テレビで放送されている「おさるのジョージ」と「ひとまねこざる」の絵って結構違うのですが、個人的には「ひとまねこざる」の絵の方が好きです。

なんとなく、

・ひとまねこざる 赤ちゃんに近い顔
・ジョージ  小学生のような子供の顔

という印象で、ひとまねこざるの顔の方が可愛らしい。

展示室には絵本に出てくるこわれた自転車のオブジェなども展示されていて、おさるのジョージの世界観で統一されていました。

 

作者「レイ夫妻」の生い立ち

絵本の原画の後は、現在のアニメーションの設定原画の展示があり、黄色い帽子のおじさんとジョージが並ぶ横に、さまざまな登場人物が描かれていました。

最後の部屋はジョージの作者である「レイ夫妻」の生い立ちに関する部屋で、写真や解説の他に貴重なゆかりの品々も展示されていました。

二人共ドイツ系ユダヤ人だったんですね。ドイツからブラジルに渡り、結婚して、その後、フランスのパリに移住。

しかし、第二次世界大戦でドイツ軍がパリに侵攻してきたので、絵本の原画だけ自転車にくくりつけて脱出して、最終的にアメリカに移住しました。

なんとなくイギリス人だと思っていたのですが、ドイツ系の方だったようです。

「ひとまねこざる」もアメリカに渡って、アメリカで一般的な名前である「ジョージ」と名付けられて大人気になりました。

絵本の制作は、絵を旦那さんが描いて、物語や修正や指示などのプロデューサー、ディレクターのような役割を奥さんが担っていて、旦那さんいわく「奥さんが一番厳しかった」そうです。

しかし、二人はとても夫婦の仲が良く、いっしょに写った仲の良さそうな写真や、お互いの相手へのプレゼントが展示されていました。

おさるのジョージって登場人物全員ジョージに優しくて寛容で、悪い人は登場しないのですが、そういう温かいストーリーは二人の人柄から産まれたのかもしれませんね。

自分たちも夫婦仲良く、人生を歩んで行きたいと思わされます。

テレビのジョージでは、都会と田舎という2つの舞台が出てきますが、それらはレイ夫妻が住んだ街をモデルに作られているそうです。

ジョージたちが住んでいるところって、地下鉄があるくらいの都会だけど、車でちょっと行くと自然たっぷりな農村があっていい場所ですよね。

あんなところに住みたいと常々思っています。。。

レイ夫妻の人生を映画にした「モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」が公開されているので、気になる方はそちらを観るとより詳しくわかると思います。

レイ夫妻の旅は絵本にもなっています。

最後の展示コーナーではテレビ版おさるのジョージが放送されていました。

2歳と4歳の子供といっしょに行ったのですが、途中で飽きてしまったので、テレビコーナーでアニメを放送してくれていて助かりました。

 

ミュージアムショップで「おさるのジョージグッズ」

ミュージアムショップショップも撮影禁止だったので、写真はないです。

グッズは、DVDやぬいぐるみ、バッグ、ピンバッジ、タオルなど、欲しくなるようなものばかり。

今のテレビの「おさるのジョージ」ではなく「ひとまねこざる」の絵柄のグッズが多いのは魅力的でした。

ぬいぐるみも欲しかったのですが、最終的に購入したのは3点。

・英語の絵本
・絵本
・マフラータオル

です。

マフラータオルは子供の運動のときに使えそうで、絵も気に入ったので購入。

価格も1,200円とまあまあお手頃。

絵本は「じてんしゃにのるひとまねこざる」を購入。

本当はジョージがアフリカから黄色い帽子のおじさんとアメリカに来る話が描かれている「ひとまねこざるときいろいぼうし」が欲しかったのですが、売り切れでした。

「じてんしゃにのるひとまねこざる」を買ったのは、この絵本の中に作者である「レイ夫妻」が隠れて登場しているからです。

最後の方のページ右下、サーカスを見ている観客の中に二人が紛れています。

気になる方は探してみてはどうでしょうか?

ページ数も結構あるし、一冊691円と意外と安いのでおすすめです。

3つ目は、おさるのジョージで学ぶ「フォニックス」の絵本。

フォニックスととは、ウィキペディアによると、

フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。

英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。

日本の学校ではなぜか使われない英語学習法です。

この絵本では12冊の絵本を使って、楽しみながら自然にフォニックスを学べるようになっています。

可愛い絵とともにシンプルな英語が並んでいるので、大人が子供に読んであげられます。

手軽に読めるので、寝る前に寝かしつけのときに一冊だけベッドで読んでいます。

子供たちは、絵を見て英語を聞いて一生懸命内容を理解しようとしています。

2,100円でしたが12冊入っているので、一冊200円以下とお得です。

しかも、帰ってからアマゾンで見たら1,575円で販売されていました。

アマゾンで買えば良かった、、、

 

まとめ

おさるのジョージ展についてまとめると、

・ひとまねこざるの原画が豊富
・顔ハメパネルもあるよ
・肉筆の原画は優しいタッチ
・レイ夫妻の人生も学べる
・グッズが豊富で楽しい

という感じでした。

ミュージアムショップは入場料を払わなくても買い物ができるので、おさるのジョージグッズだけ欲しいという方にもおすすめです。

三島市の佐野美術館では2018年12月24日まで開催しています。

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