裾野市民にとって動物が見られるところと言えば「富士サファリパーク」だと思いますが、静岡には他にも動物園があります。なかでも有名なのが「日本平動物園」。
ドライブがてら子供を連れて日本平動物園に行ってきました。
日本平動物園の基本情報
・名称 :静岡市立 日本平動物園
・住所 :静岡県静岡市駿河区池田1767番地の6
・電話番号:054-262-3251
・営業時間:9:00~16:30(入園~16:00)
・駐車料金:610円
・入園料 :610円 小中 150円
・HP :公式サイト
アクセス
日本平動物園は裾野から行く場合、高速を使えば1時間ちょっとで到着します。この前行った時には沼津から新東名に入って、清水ジャンクションで東名に入り、清水インターで降りて後は下道を走りました。
高速で行ってみると意外と近くてびっくりです。
駐車場
駐車場は全部で4つあります。正面ゲートに一番近いのはP1ですが、P3やP4の近くには東門があり、こちらからも入ることができるので問題ないです。P2は入り口から遠いので注意が必要です。
P1 に行くには周りこんで行く必要があり、よくわからなかったのでとりあえず看板の通りに進んで行って到着したP3に車を停めました。
駐車料金は610円で出るときに払います。入園料は安いですが、駐車料はまあまあするんですね。
こちらが東門。ここで入園料を支払います。
ふれあい動物園
東門を出て最初にあるのは「ふれあい動物園」。
ここではいろいろな動物を触れたりします。
奥に建物があって、そこでは「うさぎ」「ひよこ」「モルモット」を触ったり抱っこできたりする場所がありました。
1歳半のうちの子供に触らせようとしたのですが、怖いからなのか完全拒否。なんとかなだめてちょっとだけうさぎをなでましたが、まあ楽しくなさそうな感じでした。
外には手洗い場がちゃんと整備してあって、なかなか便利。
他には馬が軽やかに走っていました。
レストラン
お昼前だったのですが、混む前に先にご飯を食べてしまおうということで、東門の近くにあったレストランに入りました。
広くて開放感のあるレストランです。
自動販売機で食券を買うシステムになっていて、買った食券をカウンターに出して待っていると呼ばれるのでご飯を取りにいきます。
こちらは子ども用の「しろくまカレー」(400円)。
子ども用のカレーということでフルーツなどを使って煮こまれているようで、あまくてうちの子供もガツガツ食べていました。
こちらは大人用のカツカレー(750円)。
ルーにはちゃんと具も入っていて、カツもサクサクでなかなか美味しい。そこまで辛くはなくこの値段でこれなら完全に「あり」です。
こちらはカルボナーラ(650円)。
ちょっと具が少ないですが、濃厚クリームでこれも美味しい。
値段の割に満足できるレストランでした。
猛獣館299
次は近くにあった「猛獣館299」に行ってみました。「299ってなんだろう?」と思ったのですが、もしかしたら「にくくう(肉食う)」って意味なのかも。
猛獣館は建物になっていて、動物を立体的に見ることができます。びっくりしたのは動物との距離。
昔の動物園は動物との間は深い溝があって遠かったのですが、ここはガラスになっているのでライオンがガラスに近づいてくると間近で見ることができてかなりの迫力。目が合うと食べられそうに感じるほど。
これだけでも来てよかったと思える展示方法でした。しかも建物の中なので涼しくて快適です。
立体的になっているので、岩の上にいるトラが動かないときには2階にいけばより近づいて見ることができます。
旭山動物園から流行り出したと思われるアザラシのこの展示方法も、迫力があって近くで見ることが出来て楽しいです。
猛獣館299から出ると外にはアメリカバイソンや象がいました。家では絵本で象を見ると「ぞう、ぞう」と言う子供が本物の前ではなぜか静か。本物はちょっと怖いのかもしれません。
キリンを子供に見せてあげたかったのですが、残念ながらいませんでした。
ところどころに室内の休憩所が設置してあり暑い日には助かります。
芝生の広場ではレジャーシートを広げてお弁当を食べている人も。
やっぱり動物園と言えばお弁当ですよね。
日本平動物園は山に作られているので歩くのがちょっと辛いです。
ただ、道は整備されていて段差などないように考えられているため、ベビーカーでも問題なく移動できそう。ベビーカーを持っていない人用に300円で貸出もしていました。
ビジターセンター
半分くらい周って正面ゲート近くの「ビジターセンター」まで来ました。
ここでは企画展や動物に関する資料の展示があります。蛇の骨とか動物の骨格標本は見ていて意外と楽しいです。
清水出身ということでお馴染みの「さくらももこ」の絵が飾ってありました。
こちらが第1駐車場のすぐ近くの「エントランスゲート」。
大きな屋根の下にはテーブルや椅子があり、休憩できるようになっていました。結構歩いて疲れたので、ここで屋台でちょっとおやつを買って休憩。
ここにはお土産屋もあって、動物関係の人形やぬいぐるみなどが売られていました。
ちょっと休憩してから次はペンギンを見に。
ペンギンのプールを真横に行くこともできて、かなり近くでペンギンを見ることができます。
爬虫類館
ペンギン館のとなりには「爬虫類館」が。
亀と蛇が多いです。亀の水槽にはいろんな種類の亀が元気よく泳いでいてちょっと異様な光景でした。蛇も迫力があってここはなかなか見応えがあります。
展望広場
爬虫類館から進んで行くと乗り物に乗れる遊園地があり、その向かい側は斜面になっていて、「オートチェア」という乗り物を使って上に登れるようになっています。
片道100円を払って展望台に来るとなかなかの景色。
晴れていると富士山が見えるそうですが、この日はちょっと曇り。残念。
とにかく風が気持ちよかったので昼寝が気持ち良かったですが、レジャーシートを持ってこなかったことを悔やみました。
ここには「不思議な森の城」という建物があります。
中には子供たちが動物の「きぐるみ」を来て動物になりきって遊べる場所があります。
子連れにはなかなか良い撮影スポットですよ。
2階もあって、2階には立体的な遊具が。
暑い日にはここで少し涼むと良いかもしれません。
帰りにはもう100円払って「オートチェア」で下に降ります。
他にも遊歩道で降りる道があり、遊歩道は無料です。ローラースライダーもあるのですが、子供が小さすぎてだめ付き添ってもだめでした。サンダルもダメだそうで、滑れず残念がっている人がいました。
あとは、さる、オラウータン、サイ、夜行性動物、水鳥などを見て帰りました。
10時半くらいに来て15時くらいまで楽しみました。ゆっくり見ればもっと楽しめたのですが、子供がずっと怖がって常に抱っこしていたのでこちらが疲れてしましました。
まとめ
日本平動物園についてまとめると、
・入場料が安い
・ベビーカーでも楽なフラットな道
・猛獣館を近くで見ることができる
・リニューアルしたのかきれいになった
・レジャーシートがあるとのんびりできるかも
という感じです。久しぶりの動物園で子供よりも大人が楽しんだ気がします。
追記 2017年5月
先日行ったときは、ホッキョクグマが水槽の中でぐるぐる回って遊んでいました。
かなりの迫力で、ホッキョクグマを間近に見ることができました。
鳥のドームは間近を鳥が飛んでいくので、こちらも迫力がありました。
日本平は何回行っても楽しいですね。