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『東海大学海洋科学博物館(海のはくぶつかん)』(静岡市、水族館)に行ってきた

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静岡県は海が近いからか大小様々な水族館がたくさんあります。

今回はその中で気になっていた「東海大学海洋科学博物館(海のはくぶつかん)」に行ってきました。

展示方法や見せ方にこだわっていて小さい中規模な水族館ながらもゆっくりと楽しむことができました。

東海大学海洋科学博物館の基本情報

・名称  :東海大学海洋科学博物館(海のはくぶつかん)
・住所  :静岡県静岡市清水区三保2389
・電話番号:054−334−7711
・開館時間:9:00~17:00
・休館日 :火曜日(春休み、GW、7,8月は無休)
年末(12月24日~31日)
・入館料 :大人(高校生以上) 1,500円
子供(4歳以上)   750円
・駐車場 :無し(周辺駐車場を利用)
・HP  :公式サイト

 

アクセス

東海大学海洋科学博物館は静岡市にある世界遺産の構成資産にも登録された「三保の松原」の近くにあります。最初は高速道路を使って行こうと思ったのですがのんびりと下道で行ったところ、沼津、富士と意外と道が良くて思ったよりも早く到着しました。

 

駐車場

東海大学海洋科学博物館には付属の駐車場がなく、周辺にある駐車場を利用することになります。

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周辺にある駐車場はどこも1回500円。水族館までの距離もほとんど同じなので、どこで停めてもいっしょかもしれません。ただ、海で遊んだりする方はトイレやシャワーなどの設備があるところの方が良いかも。

駐車場のおばちゃんの態度が悪いのがちょっと残念でした。こういう殿様商売ができる場所って残念な接客になりやすいんですね、、、

 

海洋科学博物館

東海大学海洋科学博物館の入り口では巨大な船が出迎えてくれます。

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船のすぐ横にあるこちらの建物は「東海大学自然史博物館」。

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チケットは別料金になっているので、こちらも見たい方は海洋科学博物館と自然史博物館の両方が見学できる共通チケットを買うとお得です。

こちらが「東海大学海洋科学博物館」です。

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チケットを買って入り口に向かうと何やら巨大な魚の標本が。

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体長1.5mくらいある大型の標本は「おひょう」。実はこれ回転寿司でヒラメの代用魚として「えんがわ」というメニューになっていることも多いそうです。

いきなり一つ勉強になりました。

入り口をくぐると面白い水槽がありました。

2つの水槽がパイプで繋げられていて、そのパイプを通ってウツボが移動する様子を見ることができます。

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こちらの入り口をくぐると、

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水槽を下から見ることができたり、水槽の中に入っているような写真を撮ることができます。

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浅瀬の様子がわかるように横から見ることができる水槽。

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チンアナゴ。

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巨大水槽

次の部屋に行くと巨大な水槽がありました。

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エイなども泳いでいてすごい迫力です。

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イスに座ってのんびりぼ〜っと眺めていたくなりますね。

奥にはクラゲの水槽があって幻想的な雰囲気をかもし出していました。

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初めて見たのですが、こちらはクラゲの赤ちゃんです。

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巨大なリュウグウノツカイの標本がありました。

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不気味です。

 

◆津波実験水槽

大型水槽の奥の方に外への出口があり、津波実験水槽に行けるようになっていました。

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1時間おきに津波のシュミレーションが見れます。

大きな水槽の奥から波が来るのですが、ジオラマの家がほとんど波に飲み込まれてしまう姿には多少ショックを受けます。

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防災について改めて考える良い機会になると思うので、見ることをおすすめします。

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縁日水族館

イベントスペースでは「縁日水族館」と題していろいろな企画が開催されていました。

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海辺の生物を実際に釣ることができたり、貝殻を使った工作ができたりと子供が喜びそうな企画がたくさんあり、従業員の方のアイデアが光っていました。

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◆深海生物

イベントスペースを抜けて水槽を眺めているとイワシの大群を見つけました。

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魚の大群って迫力ありますね。

昔、セガサターンのゲームであった「シーマン」のような魚がいました。

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横顔が完全に人間です。

その後、近海の生き物を見たりしているうちに駿河湾の深海生物の標本のところにきました。

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チョウチンアンコウとか怖すぎです。

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クマノミコーナー

深海生物の標本を抜けるとクマノミコーナーがありました。

大量のクマノミが泳いでいる水槽の真ん中に入って写真を撮ることができる水槽があって、大人気でした。

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やっぱりファインディング・ニモ、ファインディング・ドリーの効果でクマノミって人気なんですね。

たしかにイソギンチャクの間から出たり入ったりしている姿はかわいいです。

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クマノミって歌舞伎の顔の化粧「クマドリ」からきているそうです。「み」は昔の言葉で「魚」の意味があるって初めて知りました。

サンゴ礁にすむ魚には一生の間に性が変わるものも多く、クマノミはオスからメスへと性を変えるそうです。ってことはニモのお父さんのマーリンもニモもそのうちメスになっちゃうんでしょうか。

クマノミコーナーの脇にある通路を進んでいくと、水族館の裏側や繁殖の様子などを見ることができるようになっていました。

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クマノミコーナーを抜けるとヒトデなどを実際に触ることができる場所にきました。

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うちの子供も怖がっていましたが、なんとかヒトデを触れました。ヒトデって見た目と違って結構ゴツくて硬いんですね。

 

2階の展示

ここで1階は終わりで展示室は2階に続きます。

2階は生きた魚の展示はなくて、水圧や波の動きなどのちょっと科学的な展示になります。

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子供は面白くないかもしれないですが、理系男子なら結構楽しめる展示だと思います。

駿河湾の立体模型があり、深海生物が多く住む駿河湾の深さがとても良くわかります。

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これは海水1㎥の中の塩分だそうですが、意外とたくさんの塩分が含まれているんですね。

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テトラポットが波の勢いを打ち消して、侵食を防いでくれていることが良く分かる展示。

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でも、よく考えると海岸が侵食されるのは川岸を埋め立てたから石が流れて砂となって海岸に新しい砂を運べなくなったからであって、自然を一ついじるとほかもいじらなければいけなくなるということなんですね。

 

メカニマル

2階の奥は生き物ではなくて「メカニマル」の展示です。メカニマルとは魚やカメなどの生き物の動きを真似したり参考にして作られたロボットで、なかなかおもしろい動きをします。

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定期的に係の人が実際に動かして説明してくれるので観るとおもしろいと思います。

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3Dハイビジョンシアター

2階の一番奥には3Dシアターがあります。

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入り口でメガネを受け取って実際に観てみたのですが、10分くらいずっとスキューバダイビングで潜った感じの映像が流れているだけでした。しかも、ハイビジョンということですが、映像が意外と荒くて残念でした、、、

 

2階から外に出るとテントがあって、そちらでも何かやっていたのですが、今回は時間がなくて行けませんでした。

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最後にお土産売り場をちょっと見て帰路へ。

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なかなかマニアックな感じのお土産が売られていました。

 

まとめ

東海大学海洋科学についてまとめると、

・専用駐車場はない
・近くの駐車場は500円
・自然史博物館も観るなら共通チケットがお得
・展示方法に工夫があって面白い
・巨大水槽ななかなかの迫力
・クラゲがきれい
・夏休み期間などはイベントもある
・深海生物の標本が怖い
・クマノミコーナーがある
・2階には魚の展示はない
・3Dシアターは微妙
・滞在時間3時間くらい 

という感じでした。

狭いからあまり楽しめないかと思っていたのですが、見せ方や展示の工夫、イベントのおかげで子供も退屈せずに3時間くらいかけてじっくり見れて楽しめました。

子供も大人も楽しめてデートにも良い水族館だと思います。

 

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