静岡市の東静岡駅の近くにある「静岡県護国神社」に行ってきました。
境内は、拝殿が奥に鎮座する素晴らしくきれいな風景で、お正月用の写真撮影にもおすすめです。
静岡県護国神社の基本情報
【名称】 | 静岡県護国神社 |
【住所】 | 静岡県静岡市葵区柚木366番地 |
【電話番号】 | 054-261-0435 |
【駐車場】 | 不明 |
【HP】 | 静岡県護国神社公式 |
アクセス
静岡県護国神社は、JR東静岡駅の近く、静鉄清水線の柚木駅の近くにあります。
ちなみに、地図を見ていたら静岡県護国神社の裏に、あの「寿桂尼」のお墓がありました。
大河ドラマ「おんな城主直虎」にも登場して、なかなかの存在感を放っていた、女戦国武将とも呼ばれる今川義元の母親です。
今川義元が亡くなった後の今川家を支えた人として有名ですね。
こんなところにお墓があったのですね。
駐車場
駐車場は調べたけどわかりませんでした。
今回は、目の前にある大型ショッピングモール「マークイズ静岡」に車を停めました。
[blogcars url="https://susonocity.com/shizuokachubu-markis"]
マークイズ静岡の駐車場は、いつでも最初の3時間は無料で、買い物をすればさらに無料時間が増えます。
平日 | 休日(土日祝と指定された繁忙期) | |
---|---|---|
駐車料金 | 最初の3時間まで無料 (以降30分ごとに100円) | |
営業時間最大料金 | 500円 | 駐車時間に対して加算 |
お買い上げサービス | 2,000円以上お買い上げで+1時間サービス 4,000円以上お買い上げで+2時間サービス |
今回は、フードコートで家族でランチを食べたので、2,000円以上の買い物になり、4時間無料になりました。
マークイズ静岡から静岡県護国神社までは、徒歩5分くらいです。
途中に静鉄の線路があるので、踏切を渡るのですが、そこで静鉄の車両を見ることができました。
ローカル鉄道の割には意外と未来的ですっきりしたデザインなんですね。
静岡県護国神社の境内
踏切を渡ると鳥居があるのですが、そこは「東鳥居」。
正式な入り口は西にある「一の鳥居」で、一の鳥居の先には、正参道があります。
敷地内は大きな樹木に囲まれていて、暗い雰囲気。
しかし、参道を抜けると一気に樹木がなくなって景色が開かれます。
手水舎があったので、まずは手洗い。
静岡県護国神社の祭神
ここで、静岡県護国神社の祭神の話。
神社はどこも必ず祀っている神様がいるわけですが、静岡県護国神社の祭神は、「護国の英霊(静岡県の英霊)」。
静岡県護国神社の公式サイトによると、
日清・日露戦争、満州事変、大東亜戦争などにおける静岡県出身者やゆかりのある人の戦没者を弔うため、明治32年、「共祭招魂社」として静岡市北番町に創建されました。
その後、昭和14年に「靜岡縣護國神社」と改称し、同17年に現在の柚木に移転。
終戦後は進駐軍の監視が厳しく(軍国主義的思想を排するため、)、一時「静霊(シズタマ)神社」と改称する時代もあるなど、その歴史は多難に満ちたものでした。
現在、戦没者数7万6千余名の御霊を合祀。
とあります。
静岡県護国神社の案内板には、
ここは平和の社です。
このお社は護国神社といいます。
日本の平和と美しい山河や家族を護るために戦争で亡くなられた静岡県出身の約7万6千人の方々を、神様としてお祀りしてあります。
私達が豊かな生活ができるのは護国神社の神様のおかげです。
神様は仲良しの子供が大好きです。
「ありがとうございます」と感謝の心をもってお参りしましょう。
と書いてありました。
平和が当たり前、しかも豊かな生活が当たり前の時代に生まれ育った自分としては、今の生活があるのは日本を守ってくれ、発展させてくれた人々のおかげだということを意識することはほとんどないです。
今回、護国神社に来てあらためて先祖を敬う気持ちの大切さを学びました。
左右対称で美しい拝殿
手水舎の先には「二ノ鳥居」があります。
鳥居をくぐると、その先にはまっすぐ続く参道の先に拝殿がありました。
平等院鳳凰堂のような左右対称の美しい建物。
拝殿の裏には推定樹齢200年の御神木があります。
そして、その後ろには森が広がっています。
この森は昭和16年に護国神社が作られたときに、静岡県内各地から寄せられた樹木を植えて作られました。
神様を数えるときには「柱(ちゅう)」と呼びますが、それは樹木をご神木として神聖視してきたことなどが由来として考えられています。
そう考えると、拝殿の後ろ側にある森は、拝殿以上に重要なものになりますね。
日本の自然を敬う、大切にする心は素晴らしいと感じました。
まとめ
静岡県護国神社は、とてもきれいな境内で写真撮影におすすめの場所です。
正月用の年賀状や、七五三などの写真撮影に良さそうですね。
神前結婚式も執り行っているようです。