浜松に遊びに来たのは良いけど、雨が降っていて行くところがない、、、と思っていろいろと探してみたら、浜名湖に「浜名湖体験学習施設 ウォット」という水族館があることがわかりました。
とても小さな水族館ですが、こじんまりしていてそこそこ楽しめました。
浜名湖体験学習施設 ウォットの基本情報
・名称 :静岡県水産技術研究所 浜名湖分室
浜名湖体験学習施設 ウォット
・住所 :静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005番地の3
・電話番号:053−592−2880
・営業時間:9:00~16:30
・休館日 :月曜日(祝日は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
・入館料 :大人 310円
高校生以下 無料
70歳以上 無料
障害のある方、その介護者 無料
・駐車場 :有り(1台410円)
・HP :ウォット公式
アクセス
浜名湖体験学習施設「ウォット」は浜名湖にある弁天島という場所にあります。一応、島ですが、橋がたくさんかかっていて、交通の便も良くて島という感じはしません。
ウォットはその弁天島にある「渚園」というキャンプ場の敷地の中にあります。この「渚園」はいろいろなアーティストがライブをやることで有名な場所です。
普段はのんびりしたキャンプ場で、キャンプ場のすぐとなりが浜名湖になっているので、夏には人気の場所です。
そのため、ウォットに行くだけでも渚園の有料駐車場に駐車しなければいけないというのがちょっとつらいところ。駐車料金は1台1日410円ですので、なるべく少ない台数で行くことをおすすめします。
入り口は駐車場の奥のさらに奥にあり、ちょっとわかりづらいかもしれません。
入場口でチケットを購入し、さっそく中に入るとシアターがありました。
30分おきに「おさかな博士シリーズ」「浜奈ちゃん元気に育ってね!」などの魚に関する映像やアニメなどの上映が行われています。
順路は右手になり、こちらには海水と淡水が混ざっている浜名湖らしく、海水魚と淡水魚が展示されています。
浜名湖と言えばうなぎですが、珍しい白いうなぎがいました。
淡水と海水が混ざるところで生息している魚の展示がありました。
そういえば淡水魚と海水魚の違いって何でしょうね? 同じ魚なのにそれぞれ別の場所だと生きられないって不思議ですね。
ウミヘビの展示がありました。
ニョロニョロとした体で上手に泳いでいます。海に潜っているときには絶対に出会いたくないですね。
うなぎに似ているという理由なのかわかりませんが、ウツボも展示していました。
ウツボは凶悪な感じですね。
来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」は舞台が浜松なので、こんなところでも宣伝していました。
こちらの水槽はトンネルのようになっていて、頭の上を魚が泳いでいるのを見ることができます。
目の前にはベンチが設置してあるので、のんびりと水槽を眺めるのも良いですね。
実は浜名湖でたくさん育てられている「トラフグ」もいました。
今までは浜名湖で育てたふぐを下関などのブランドのある地域に送っていたそうですが、最近では地元で消費してブランドにしようとしていて、浜名湖周辺の旅館やホテルでトラフグが食べられるそうです。
こちらは触れる水槽。
水槽の手前にある四角い箱から手を入れると水槽の中に手を入れられるようになっています。
どんな仕組みになっているのか壁に説明が書かれていました。
簡単に説明すると、コップの水をストローで吸い上げるときと同じ原理だそうです。
ポンプで水を吸い上げて上に向けて水を引っ張っているみたいですが、停電などになったら水槽の水が一気に流れてしまわないか心配です。
こちらはオオウナギの水槽。
想像以上にでかいです。
こちらは素手でウナギを触れる水槽。
ぬるぬるしていました。生きているウナギを触るのはなかなかできないので、貴重な経験でした。
外にも水槽があります。
こちらでは牡蠣や海苔の養殖をしていました。
また、魚を獲るときの網の仕掛けのミニチュアのモデルが設置してあったので勉強になりました。
近くには行けませんが、実験で使っている水槽を上から眺めることができました。
2階は学習コーナーになっていて、本が置いてあったり、クイズができるパソコンや浜名湖の成り立ちの映像が流れているモニターが設置してありました。
2階にある実験室では係の人が説明をしてくれる教室が開かれていました。
3階は展望デッキになっていて、渚園のキャンプ場が良く見えます。
せっかく島にある施設なので、海の方まで見えると良かったのですが。
今回は参加しなかったのですが、定期的にホームページで無料の「体験教室」が開かれているようですので、そういったものに参加してみるのも面白いかもしれません。
まとめ
ウォットについてまとめると、
・小さな水族館
・渚園のキャンプ場に併設
・駐車場が410円かかる
・普通に周ると1時間もあれば見終わってしまう
というような感じでした。ちょっと規模が小さいので、わざわざウォットを目指して遠くから行くにはもったいないですが、浜松、浜名湖方面に遊びに来たついでに寄るにはありかもしれません。
ただ、駐車料がかかるので渚園にキャンプをしに来たついでが一番だと思いました。