外食をするときに参考にする情報の一つで有名な「食べログ」があると思いますが、裾野市内の食べログランキングでトップ3に入っていたお店がここ「カレー屋 小松」です。
こだわりの食材を使ったカレーを食べさせてくれるカレー專門店で、カレー好きにはおすすめの店です。
◆カレー屋 小松の基本情報
・名称 ：カレー屋 小松
・住所 ：静岡県裾野市茶畑245−10
・電話番号：055−992−0556
・営業時間：11:30~14:00
17:00~20:00
・定休日 ：月曜、第3火曜
・駐車場 ：敷地外に5台
カレー屋小松は裾野駅から徒歩3分のところにあります。東口から出たら踏切の方に向かって最初の交差点を右に曲がったすぐ右手のところです。ビルの1階の黄色の目立つお店なのですぐに見つけられると思います。
駐車場は敷地外にあり、お店の前には駐車場の場所が書かれた張り紙がありました。
お店の前に車を停めて駐車場の張り紙を見ていると、お店のご主人が出てきてくれて駐車場の場所を説明してくれました。
さっそく車を停めてお店に向かいました。
◆山崎精肉店の肉を使ったカレー
お店の中は10席ほどしか席がなくすべてカウンター席だけです。オーダーは食券を買うシステムになっていて、入り口近くにある券売機にて食券を購入。
食券を買おうと券売機を見ていると、「あれ、食べログ情報と値段が違う」。
どうやら食べログの情報は古かったみたいです。あまりあてにしすぎてはいけませんね。ただ、元々が安すぎだと思っていたので特に気にせず、食べたかったカツカレー（1,000円）を注文しました。
お昼時ですが、平日の少し早めの時間なのでお客さんはぼく1人だけでした。
お水と付け合せのミニサラダを出してくれて、カツを揚げている間、時間があったのでご主人に話しかけるといろいろと教えてくれました。
カレー屋小松では噂通り御殿場で有名な肉屋「山崎精肉店」の肉を使っているのですが、その山崎精肉店で有名なのが「金華豚（きんかとん）」。山崎精肉店を知らない人に説明すると、所ジョージなどいろいろな芸能人がわざわざ買いにくるほどのお店で、このお店で扱っている「金華豚」はどっちの料理ショーで使われて有名になったそうです。
このカレー屋小松では、その山崎精肉店から金華豚を含めてすべてのお肉を仕入れているのですが、最近は御殿場の地域振興のひとつで金華豚を盛り上げようとしているらしく、御殿場以外には金華豚を卸さないように言われているけど、昔からの付き合いで今でも取引ができるそうです。
ということは御殿場市内以外では金華豚を食べられるレアなお店ということですね。
小松のご主人が言うには、金華豚が有名だけど山崎精肉店の肉はどれも美味しいとのことです。ちなみに小松で金華豚を使ったカレーはドライカレーだそうで、金華豚の魅力である美味しい肉の脂がつまったカレーとのことでした。う〜ん、最初にこの話を聞いていたらドライカレーにしたのに、、、
値上げしたのは今まで安く安く提供しようと頑張っていたのですが、仕入れ原価が上がりすぎて消費税も上がってどうしようもなくなったので仕方なくという感じで残念そうに話していました。たしかに今までは山崎精肉店の高い肉を使っていた割りには安いと思いました。
そんな話を聞いているうちにカツが揚がり、カツカレーができました。
◆柔らかくてうまみがぎっしり
さっそく揚がったばかりのカツからいただきました。
カツは外はサクサクで、中はとてもやわらかくてうまみがぎっしり詰まっています。脂がたっぷりでとてもジューシー。これは揚げ油ではなく肉の脂なので脂も美味しい。そのため結構こってりしているのでこってりが嫌いな人には向かないかも。
カレーもコクがあり深い味わい。程よいスパイスの強さでそこまで辛くなく辛さが苦手な人でも食べられるカレーだと思います。地元の人がリピートしてくれるような飽きない味を目指しているらしく、たしかに特別な個性はないですがとてもバランスが良く深い味わいで、後で写真を見ると味を思い出してまた食べたくなるような味でした。カツの肉の個性が強いのでカレーはちょうどよい味付けですね。
量は普通なので、たくさん食べる方は大盛りを注文したほうが良いと思います。ただ、カツカレーの場合はカツが結構おもいので、いつもは大盛りにする自分が普通盛りでも大丈夫でした。
◆まとめ
カレー屋小松に行って気がついたことをまとめると、
・金華豚以外の肉も美味しい
・金華豚のメニューはドライカレー
・食べログ情報よりも値上がりしているので注意
・駐車場は敷地外にある
という感じです。次回はほろほろにとろけると評判の牛すじカレーか金華豚を使ったドライカレーを食べたいですね。