以前から行きたいと思っていた裾野市内にある世界遺産の構成資産の一つである「須山浅間神社」。
2月23日が富士山の日だったので、せっかくだから行ってきました。
巨木に挟まれた趣のある参道に囲まれた先にある境内はとても静かで神秘的でした。
須山浅間神社の基本情報
・名称 :須山浅間神社(すやませんげんじんじゃ)
・住所 :静岡県裾野市須山722
・駐車場:有り(敷地外、無料)
・HP :須山浅間神社公式サイト
アクセス・駐車場
須山浅間神社へのアクセスは、
- 【バス】「JR御殿場線 裾野駅」→「バス」→「須山バス停」→「徒歩5分」
- 【車】「東名裾野インター」→「一般道約15分」
です。
バスでのアクセスはあまり良くなく、周辺観光地への移動も大変なので、車がない方はレンタカーをおすすめします。
裾野駅 | トヨタレンタカー裾野駅前 |
---|
御殿場駅 | トヨタレンタカー 御殿場駅前店 |
---|---|
日産レンタカー 御殿場駅前店 | |
ニッポンレンタカー 御殿場駅前店 |
須山浅間神社は裾野市の須山という築にあります。「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産にも登録されています。
須山の方面に向かって車を走らせていると案内看板が出てくるので、そちらを参考にして進むと駐車場が見つかります。
駐車場にはこちらの看板があるので、こちらを目印に。
富士山が世界遺産になったときにいっしょに整備したと思いますが、駐車場はとてもきれいで広い。
トイレや休憩所も完備してます。
須山浅間神社は駐車場から徒歩5分くらいの場所にあります。
先程の案内看板に須山浅間神社までの地図が掲載されていて、そちらを見れば簡単にたどり着けます。
しばらくすると朱色に塗られた橋と、橋を渡った先に鳥居が見えました。
橋を渡った先にも駐車できそうなスペースがありますが、こちらは一般の人は駐車禁止のスペースです。
巨木に囲まれた厳かな雰囲気の参道
正面の参道から須山浅間神社に向かいます。
鳥居の脇には、須山浅間神社が富士山の世界文化遺産の構成資産であることを示す看板が建てられていました。
昔はなんでもかんでも世界遺産にして観光を促すのには反対でしたが、最近は世界遺産になることで文化を守ろうとする動きが出るのはとても大切なことなんじゃないかと思うようになりました。
石畳できれいに整備されている参道は、樹齢400~500年以上と言われる巨大な杉の木に挟まれています。
巨大な木ってそれだけで何か神秘的なものを感じますね。
お清めのための手水鉢は参道の右手と、階段を登った右手にも手水鉢にありますので、参拝の前に手や口を清めていきましょう!
ハンカチは忘れずに。
須山浅間神社の拝殿でお参り
階段を登った正面に拝殿、その奥には本殿があります。
まずは、お参り。
須山浅間神社は祭神として「コノハナノサクヤビメ」を祭神として祀っていて、夫婦円満、安産、子宝の神として信仰を集めています。
社伝によると須山浅間神社は景行天皇(110年)の時代、日本武尊が蝦夷征伐のとき、この地を訪れ浅間神社を創起し、更に欽明天皇13年(552年)に蘇我稲目が再興したと書かれているようです。
とても古い由緒ある神社ですね。
武門からの崇敬も篤く、源頼朝や武田信虎、勝頼、今川家代々の戦勝祈願もあったそうです。
須山浅間神社は「あさま」ではなく「せんげん」と読みます。
「浅間」という字は「浅」が「煙」、「間」が「山」という意味で、火山をさす言葉だそうです。
富士山に関係する神社に「浅間」という言葉がつくということが、富士山が昔から活火山で火山という認識があったのだということがわかりますね。
この日の境内は他に誰もいなくて、とても静かでした。
境内の端には大きな御神木があります。
巨大な木の断面が置いてありました。
かなり古いものらしく、年輪から見てこの木が産まれた時代は関ヶ原の戦いの時代のようです。
おみくじなどを売る社務所があったのですが、この日は誰もいませんでした。
この日は平日だったのですが、土日祝日なら誰かいそうですね。
ハートの灯籠
帰り際に面白いものを発見。
参道の階段を登りきったところにある灯籠にハートのマークが入った灯籠がありました。
本当は写真を撮りたかったのですが、残念ながらちょうどカメラのバッテリーが切れてしまって撮れませんでしたが、こんな感じです。
心のふるさと🙏 (@ 須山浅間神社 in 裾野市, 静岡県) https://t.co/s9TDt2e21A pic.twitter.com/jfAfmuMeLg
— だいすきくらぶ会長 (@mirageorange) August 12, 2019
これは西洋式のハートマークではなく、日本にも昔から「猪目(いのめ)」といって猪の目に似ているというこのマークが使われることがあったそうです。
須山浅間神社だけでなく、他の神社でも見かけたことがあります。
須山浅間神社の公式サイトでもこのハートマークが紹介されていて、灯籠の中にカメラを置いて写真を取ると、ハートの中に人がいる写真が撮れるのでカップルにおすすめということが書かれていました。
灯籠の中にカメラを置くときに、灯籠を壊さないように注意しましょう。
ハートマークは階段の一番上の脇の灯籠にあるので、興味がある方は見てみてください。
須山浅間神社の御朱印
須山浅間神社の御朱印はこんな感じです。
須山浅間神社
一度はここから富士山に登ってみたいな☺️
木札とセットの夏の御朱印ももらえてラッキーだった🎶 pic.twitter.com/yyfTQiPQwP— だいすきくらぶ会長 (@mirageorange) August 12, 2019
木札とセットの御朱印があり、500円で数量限定のようです。
運良く買えた方はラッキーですね!
まとめ
須山浅間神社についてまとめると、
・富士山の世界文化遺産の構成資産の一つ
・駐車場は敷地外
・静かで厳かな雰囲気
・参道の巨木は大迫力
という感じでした。
きれいな境内と拝殿、そして静かで厳かな雰囲気がとても良い神社でした。