三島で有名なものの一つである三島駅南口にある公園の「楽寿園」に子供といっしょに行ってきました。
湧水が枯れているのは残念ですが、散歩に善い場所で動物もいたり乗り物もあったり子供が楽しめる公園でした。
楽寿園の基本情報
・名称 :三島市立公園 楽寿園
・住所 :静岡県三島市一番町19-3
・電話番号:055-975-2570
・営業時間:4月1日〜10月31日 9:00〜17:00
11月1日〜3月31日 9:00〜16:30
・定休日 :月曜日
12月27日〜1月2日
・入園料 :大人(15歳以上) 300円
子供(4歳以上) 50円
・駐車場 :三島駅南口に専用駐車場有り(有料)
楽寿園の概要
楽寿園は三島駅のすぐ南という立地にありながら、75,474㎡もの広さを持つ公園で、樹木が多くちょっとした森のような雰囲気になっています。
もともとこの場所は明治維新で活躍した小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造影されたもので、それが昭和27年7月15日から市立公園として三島市が管理するようになりました。
もともと湧水が豊富で、その湧水を活かした小浜池などが有名ですが、近年では上流で地下水を取水することによって水量が減ってしまいました。
自然が多くきれいな公園
楽寿園には「駅前口」と楽寿園の東南にある「正門」の2つの入り口があり、今回は正門から入ってみました。
入り口は昔の公園という感じでしっかりとしたつくりで、こちらで入場料を払って中に入ります。
楽寿園は「日本の歴史公園百選」にも選ばれているようです。
ちなみに、静岡県で他に日本の歴史公園百選に選ばれているものには静岡市の「駿府城公園」「登呂公園」、沼津の「沼津御用邸記念公園」御殿場の「秩父宮記念公園」があります。
公園の中に入ると外の音が聞こえなくなりとても静かです。
緑が多いのですが、しっかりと管理されているようで植栽の手入れも行き届いており、ゴミなども落ちていません。
有名な「楽寿館」がありました。
こちらは入り口です。以前は、南側には小浜池という湧水を引き込んだ池があってとても優雅な雰囲気だったのですが、現在では水が枯れてしまっています。
楽寿館は江戸時代に完成した数寄屋造りの様式を備え、京風建築のすぐれた手法を使った明治期の代表的な建築だそうです。
建物内部の一般公開もしているのですが、一日6回で一回30分くらいの見学ツアーになっています。幼児を連れているといっしょに入れないので今回はあきらめました。
さらに進んでいくとコケのきれいな森がありました。
その先には広場があって、動物がいたり乗り物があったり、落書きコーナーがあったりと子供が楽しめるような場所になっていました。
動物がいっぱい
ポニーが水を飲んでいます。
アルパカもいます。あまり近づくと何かを吐き出してくるので注意が必要です。意外と動きが俊敏でびっくりしました。
小動物とのふれあいコーナーもあって、モルモットやカモなどの動物にさわることができます。
子供が喜ぶ乗り物がたくさん
ミニSLが走っていました。
なつかしのメリーゴーラウンドもあります。
乗り物はどれを乗っても一回100円という安心価格です。
こちらの一回はちょっとしたゲームセンター。
2階には授乳室もあります。
こちらにも乗り物コーナーがありました。
池のある方に向かってみます。
こちらは水があり鯉が泳いでいました。
こちらは残念ながら枯れてしまっています。
「南出口」は入場は出来ませんが、外に出ることはできます。
南出口からは源兵衛川への近道です。
水が枯れていると橋もなんだかさみしげです。
楽寿館を正面から見た姿です。
池の底が見えて溶岩地形の上に建てられた建物だということが良く分かるようになっていました。
もともとここの水は一年中枯れることがなかったようですが、昭和30年代中頃から上流で地下水の汲み上げ量が増加するとともに年々水位が低下し最近ではほとんど満水になることはなくなったそうです。
近年では平成23年9月に満水になったようです。9月ということは台風の影響でしょうか。
楽寿園は他にも郷土資料館や蒸気機関車の展示もあるので、また暖かくなったら来ようと思います。
水遊び広場
夏限定でオープンしていた水遊び広場に行ってきました。
子供が遊べる水遊び場です。
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