昔ながらの定食屋が好きなのでこつこつ探しては訪問していますが、今回行った「きくち」はなかなかのおすすめの店。
食品卸のお店が集まる沼津卸商社センター(食遊市場)のすぐとなりにあるお店で、卸売市場にある定食屋なだけあってさすがに肉も魚介も美味しくてお腹いっぱいになるお店でした。
◆きくちの基本情報
・名称 :きくち
・住所 :静岡県駿東郡清水町的場6−6
・電話番号:055−971−3438
・営業時間:7:30~15:00
・定休日 :日曜日
・駐車場 :多数(無料)
・HP :無し
きくちは沼津卸団地食遊市場の敷地内にあります。「沼津卸団地食遊市場」は名前こそ「沼津」となっていますが、実際には清水町にあるのでご注意を。
国道1号線のニトリの交差点を南に下って、少し行ったところを2回曲がると到着しますが、詳しくはナビにでも入力してください。
すぐ近くには大型文具店の「インク」もあります。
倉庫型の店舗の中に膨大な種類の文具と雑貨が置いてあり、散策するだけでも楽しい店舗です。
食遊市場に関してはこちらに以前書いた記事があるので、興味がある方は見てください。
肉や魚、乾物など食材の種類が豊富で、基本的には卸売のお店なので量が多くて安いです。コストコが近くにないので、我が家はここで肉を大量に買ってきて冷凍しています。
市場食堂きくちは食遊市場の建物の外の東側にあります。
駐車場は食遊市場の駐車場を使用するので、かなりの台数があります。
外にはおすすめメニューが写真付きで貼られていました。
定食、ラーメン、うどん、そばという何でもありの定食屋という感じですね。
定食はさしみ、フライ、煮付け、塩焼きなどがあり、丼も肉系、海鮮系と豊富です。
定食にはご飯、味噌汁、つけもの、小鉢がついてきて、丼には味噌汁、漬物がついてきます。
入り口の前には「本日のおすすめ」が書かれていて、この日は「生カキのフライ定食」と「生鮭のフライ定食」でした。
店内には基本的にカウンター席しかありません。
テーブル席は外の屋根の下に設置されているので、テーブル席を使用したい方は外で食べるしかありません。ただ、横に灰皿のようなものが置いてあったので、タバコが苦手な方は外は辞めた方が良いかも。
店内に入ってすぐのカウンターで先に注文とお会計をするシステムなので、店内に入る前に外のメニュー表で何を食べるか決めてから入った方が良いです。
どんぶりのご飯の大盛りと定食のご飯のおかわりは無料でした。
水と温かい緑茶が置いてあり、自分で取っていきます。
テーブルには一通りの調味料とふりかけが用意されていました。
漫画雑誌はビッグコミックスピリッツが置かれていました。
店内の冷蔵庫には一品のおかずが置いてあります。
イカの塩辛90円が美味しそう。
さばの味噌煮はご飯がすすみそうでした。
しばらくして運ばれてきたこちらが「生カキのフライ定食」。
カキは外サクサク、中プリプリで美味しい。
卯の花の小鉢や漬物も美味しいです。
こちらは煮カツ定食。
こちらの小鉢は大根切り干しの煮物でした。
煮カツの上に豪快な切り方のネギが添えられていて、ちょっとびっくり。揚げたカツを甘じょっぱい汁で玉ねぎといっしょに煮込んで卵とじにしてありました。
肉も柔らかく、適度な歯ごたえで食べやすく、カツのサクサク感もまだ生きていて、美味しいです。
肉は大きくてボリュームがあり、先にご飯を食べきってしまい、おかずが余るくらいでした。ご飯のおかわりもできたのですが、最初に盛られているご飯がすでに結構多くて、おかわりしなくてもお腹いっぱいでした。
隣の人が頼んでいたかき揚げ丼を見るとかき揚げがはみ出していて、そちらもかなりのボリュームでした。
市場の人が食べに来るので、基本的に量は多めなのですね。
◆まとめ
市場食堂きくちについてまとめると、
・沼津食遊市場に併設している定食屋
・丼、定食が中心
・ラーメン、うどん、そばもある
・ご飯は大盛り、おかわり無料
・基本的にボリュームたっぷり
という感じでした。
朝は7時からやっていますが、15時には終わり、日曜は市場が休みなので定休日になります。普通のお店と違って営業時間が変則的なので注意が必要です。