愛知県豊川市にある「豊川稲荷」に初詣に行ってきました。
初めて行きましたが想像以上に大きくて立派でびっくり。
1月3日に行ったのですが、混雑していて周辺道路も渋滞していました。
今回はうまく渋滞にはまらず、無料の駐車場にも停めることができたので紹介します。
豊川稲荷の基本情報
【名称】 | 宗教法人妙厳寺 豊川稲荷 |
【住所】 | 愛知県豊川市豊川町1番地 |
【電話番号】 | 0533-85-2030 |
【定休日】 | 水曜日、年始休業 |
【駐車場】 | 有り |
【HP】 | 豊川稲荷公式 |
※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
アクセス
豊川稲荷は透明豊川インターから車で10分ほどで到着します。
電車の場合は、
- JR飯田線 豊川駅
- 名鉄本線 豊川稲荷駅
の2つの駅がくっついているので、どちらで降りても大丈夫です。
駅からは徒歩5分ほどで豊川稲荷に到着します。
駐車場はあるの?
豊川稲荷には専用の駐車場がありますが、初詣期間中はかなり混雑します。
周辺駐車場についてまとめている方がいるので、そちらを参考にしてみてください。
個人的におすすめだと思ったのが「豊川稲荷大駐車場」。
こちらは、駐車台数も多く豊川稲荷にの目の前です。
眼の前の道路も渋滞で動かなくなるということはなかったので、とりあえずここに行ってみて満車なら離れた場所に停めるのが良いかもしれません。
- 名称 :豊川稲荷大駐車場
- 駐車料金:500円
- 住所 :愛知県豊川市幸町46
- 営業時間:8時〜17時
- 駐車台数:460台
今回駐車したのは初詣のために作られた臨時の駐車場。
自衛隊の空き地に無料の臨時駐車場が作られていたので、そちらに停めました。
豊川稲荷の近くまで行ったら「臨時駐車場」の案内板が立っていたので、その案内に従って進んだら到着しました。
駐車可能台数は300台くらいあったので、1月3日の10時くらいに到着しましたが駐車スペースにはかなり余裕がありました。
悪い点としては豊川稲荷まで歩いて30分くらいかかること。
大人ならぜんぜん問題ないですが、子供を連れているとちょっと大変かも。
我が家は2歳、4歳の子供を連れていきましたが、抱っこでごまかしながらなんとか参拝できました。
大勢の参拝客で大混雑
駐車場から歩いて豊川稲荷まで到着しました。
入り口の前は門前町のようになっていて、豊橋名物「ヤマサのちくわ」や豊川稲荷が元祖といわれる「稲荷寿司」の店、きしめん屋などが立ち並んでいて大勢の人で賑わっていました。
稲荷寿司を食べたかったのですが、行列ができていたのであきらめました。
入り口にある「総門」は1884年に上棟、改築されたものです。
100年以上の歴史のある立派な門です。
門を抜けて少し歩くとさっそくお狐さんがいらっしゃいました。
凛々しくてシュッとしたかっこいい顔立ちで、頭が良さそうです。
大きな鳥居を抜けます。
本殿の前は参拝客で溢れていました。
警官が出動して交通整理をして順番に参拝できるようになっていたので、大きな混乱もなく無事参拝できました。
参拝の列に並んで実際に参拝するまでは15分くらいでした。
参拝後は本殿の横を抜けていろんなお堂がある「奥の院」に向かいます。
奥の院は森の中にいろんなお堂が点在しています。
いろんなお堂をまわって参拝することで様々なご利益が得られるというのは、なんだかテーマパークのようです。
もしかしたら昔の参拝者は各お堂をまわっていろんなご利益を得て、途中で稲荷寿司を食べて休憩したりして、レジャー感覚で楽しんでいたのかもしれませんね。
「霊狐塚」でお狐さん参り
奥の院には大小800体ほど祀られている「霊狐塚」があります。
お参りしたかったのですが、すごい行列。
30分以上はかかりそうな行列だったので、子連れではきついと断念しました。
行列を避けて裏手に回ると横から霊狐塚を見ることができたので、そこで参拝。
たくさんのかわいい狐が並ぶ姿は、ぜひお参りして確認してみてください。
豊川稲荷千本幟
奥の院には参道沿いに多くの幟(のぼり)が立っていて、これは「豊川稲荷千本幟」と呼ばれています。
誰でも寄進をして幟を納めることができます。
たくさんの白と赤の幟が立っている景色は壮観でした。
今川義元が寄進した山門
こちらの山門は今川義元が寄進した山門で、豊川稲荷の敷地の中で最古の建物だそうです。
今川義元は三河の徳川家康を人質にとっていたくらいなので、豊川までも勢力下におさめていたのだと改めて実感しました。
トイレはあるの?
豊川稲荷の中にトイレはあるのですが、初詣期間中は混雑している場合もあるので子連れの場合は特に時間に余裕をもった方が良いです。
屋台は食べ物が中心
境内には屋台がたくさん出ていました。
基本的には食べ物の屋台ばかりです。
おいしそうなお店もたくさんあったのですが、参道の途中は人が多くて食べ物を買って食べるのは大変そう。
ちょっと休憩して食べる場所があるとうれしかったです。
豊川稲荷は神社?お寺?
豊川稲荷に行くと不思議な感覚になります。
お寺のような門をくぐったら鳥居があって、鳥居の先にはお寺のようなお堂がある。
実は豊川稲荷は神社ではなく本当は「宗教法人妙厳寺」というお寺なんです。
昔、寒巌義尹(かんがんぎいん)という偉いお坊さんがいて、宋に留学にいきました。
寒巌義尹は宋から帰るときに「荼枳尼天(だきにてん)」という仏教の神様を見て、日本に帰国後その像を造りました。
そして、寒巌義尹の6代目の弟子が開いたのがこの妙厳寺。
妙厳寺を開いたときに、荼枳尼天の像を妙厳寺の山門の鎮守として祀りました。
荼枳尼天は白い狐の背に乗っている天女で、そこから稲荷信仰に結びつき、現在はで豊川稲荷として有名になりました。
江戸時代まではお寺と神社が混ざっているのが普通でしたが、明治時代になり「神仏分離令」が発せられ問題になりましたが、なんとか乗り切ったことによって現在でも豊川稲荷ではお寺と神社が混ざっているのです。
豊川稲荷のようにお寺の中に鳥居があるのは珍しい景色ですよね。
ランチはあんかけパスタがおすすめ
参拝後は近くのパスタ屋「スパゲッ亭チャオ豊川開運通店」にて食事をしました。
チャオは名古屋名物の「あんかけパスタ」が食べられるお店です。
「あんかけパスタ」とは、とろっとしたコクがあり胡椒の辛味の効いたソースがかかっている独特なパスタです。
パスタの上にとんかつが乗った「とんかつパスタ」もソースとの相性が良くておすすめ。
食後は近くのイオンで初売りに参加してきました。
まとめ
豊川稲荷の初詣についてまとめると、
まとめ
- 駐車場は混雑
- 周辺道路は渋滞する
- 電車で行くと便利
- 無料臨時駐車場がある場合も
という感じです。
豊川稲荷は想像以上の大きくて参拝を楽しむことができました。