6月には下田で「あじさい祭り」が行われます。あじさい祭りのついでに下田にある昔の雰囲気が残る「ペリーロード」を巡って、そこの「割烹えん」で海鮮丼ランチを食べてきました。
ペリーロードの雰囲気も良くて、ちょっとした散歩には良い通りです。
◆下田割烹えんの基本情報
名称 :下田割烹えん
住所 :静岡県下田市3丁目13−11 マシューズスクエア1F
電話番号:0558−36−4255
営業時間:11:30〜14:00 17:30〜22:00
定休日 :火曜日
裾野から行くと最短でも2時間近くかかりますし、海沿いをのんびり行けば3時間くらいかかります。そのため、日帰り旅行の気分で、寄り道しながら行くと結構楽しいです。あじさい祭りのときは賑わっているのでおすすめです。
◆ペリーロードの雰囲気
ペリーロードは伊豆急下田駅から南へ行った旧市街の方にあります。
ペリーロードは黒船でやってきたペリーが近くにある了仙寺というお寺で日米下田条約締結のために歩いた道だそうです。
古い建物が残されていて、その脇に川が流れていてとても風情のある雰囲気です。
川の両側にある道は細いですが、そのために車が通らずのんびり歩けます。
ペリーロードを西に進むと、日米下田条約を締結した了仙寺があります。
了仙寺の奥にはさらに古い時代の遺跡もあり、洞穴周辺からは石でできた飾りなども出土したそうです。
お腹が空いたので、ランチを食べる場所を探していたら、ペリーロードから少し入った路地のところに蔵を改造したような建物の一回でオープンしたばかりの店を見つけました。
ちょうどこの店に行った時がオープンした次の日だったようで、まだ店の前に花が出ていました。
このときのランチメニューは「えんの海丼(1,000円)」1つだけでした。
店は新しく、スタイリッシュでかっこいいバーのような感じです。
いつかここでじっくり下田の海の幸を味わいながら飲みたいと思える雰囲気です。
お昼のドリンクメニューです。
ビール、ノンアルコールビールとそれ以外は100%果汁のジュースです。
カウンターには海丼の食べ方が書いてありました。
1.醤油にわさびを溶いて丼にかけてお召し上がりください。
2.別皿の刺し身は、〆お出し汁用に二切れ残しておいてください。
3.お好みのタイミングで出し汁を丼にお入れしますので、お申し付けください。
4.出し汁が入りましたら、残った刺し身を入れてお召し上がり下さい。
と、いう感じです。最初は海鮮丼として楽しんで、次は海鮮茶漬けとして2度楽しめる丼になっていました。
注文してしばらくしたら海鮮丼が運ばれてきました。
ねぎとろやキンメダイなどと共にきゅうりなども入っていて、きれいな丼です。醤油皿にわさびを溶いて丼にかけて食べました。魚介が新鮮で柔らかくてとても美味しいです!
キンメダイが捕れる時期だったそうなので、海丼に追加でキンメダイの刺し身を追加してもらいました。
キンメダイも歯ごたえがあり、身も脂が乗っていて美味しいです。
半分くらい食べたところで出し汁を持ってきてもらいました。
出し汁を入れてもらって、もう一度違った味を楽しめます。
ダシの味が効いた海鮮丼はまた違った美味しさで、サラサラとかきこんで食べられます。
かなり満腹になり満足でした。
食後にもう一度ペリーロードをぶらぶらしました。
路地をのぞき込むと、いろいろな店があって面白いところです。
歩いていたら「ペリーアイス」というものを見つけました。
チョコレート味がベースで、ナッツとレーズンが入っているアイスで、美味しいです。
川べりに座ってのんびり食べていると気持ちの良い風邪を感じました。
裾野から伊豆に日帰り旅行をするときの最終目的地を下田にして、あとは途中でいろいろと寄りながら帰るとなかなか良い旅行になるんじゃないかと思います。