京都の鉄道博物館に行ってきました。
今まで、名古屋のリニア鉄道館や、埼玉の鉄道博物館にも行きましたが、この京都鉄道博物館も負けず劣らず鉄道好きには面白い博物館でした。
500系新幹線の実物展示の迫力は素晴らしいですね。
京都鉄道博物館の基本情報
・名称 :京都鉄道博物館
・住所 :京都府京都市下京区観喜寺町
・電話番号:0570-080-462
・開館時間:10:00~17:30
・休館日 :水曜日(祝日は開館)、年末年始
・入館料 :一般 1,200円
大高 1,000円
中小 500円
3歳以上 200円
・駐車場 :無し
・HP :京都鉄道博物館公式
京都の鉄道博物館が出来てから1年。出来た頃に行きたかったのですが、ものすごく混雑していそうで諦めてました。
そして、1年経ってやっと行くことができましたが、意外と混雑しておらず快適に過ごすことができました。
今回、車で京都鉄道博物館に行ったので、まずは駐車場探し。
駐車場は休日打ち切り1,500円という場所。もう少し離れればもっと安いところもあったのですが、子連れだったので、できるだけ近いところが良かったのと、京都鉄道博物館に行ったあと京都駅にも行きたかったので、アクセスが良さそうな場所を選びました。
京都鉄道博物館は梅小路公園という公園に隣接していて、静かできれいな環境です。
入り口の外観は京都っぽくない近代的な感じ。
でも、シンプルで主張しない外観なので、京都の街にもあっているのかもしれません。
入り口をチケットを購入して、いざ入館。
中に入るとたくさんの実物車両が並んでいました。
奥にはトワイライトエクスプレスが。
寝台列車の中に入れると思ってワクワクしていたのですが、残念ながら中に入ることはできなくて、外から眺めるだけでした。
車両の間を抜けていくと、建物の中に入りますが、そこには500系新幹線が。
古い車両ですが、なんとなく未来を感じてしまうデザインですね。
まず、最初に2階へ行ってシミュレーターの整理券をもらってきました。
シミュレーターは新幹線と在来線があり、新幹線の方がシミュレーターの台数が少なくて当たりづらいです。
展示は実際に触れて鉄道の仕組みについて知る、体験できるものが多くて、子供はもちろん大人もかなり楽しめます。
館内には踏切があり、踏切のルールを子どもに教えるのに便利です。
踏切はありますが、実際に車両が走っているわけではないので安全です。
鉄道の歴史コーナーも説明を読んでみると面白い話が見つかります。
こちらは日本に鉄道が入ってくるときに、佐賀藩精錬方という人たちが作ったという蒸気機関車の模型。
こういうものを作って蒸気機関車の仕組みを理解していたんですね。というか、海外のものも見本があればすぐに作ってしまうという技術もすごいです。日本は発想がないけど技術はあるというイメージは、こんな昔からあったのですね。
ちなみに佐賀藩精錬方には、東芝の前身となる芝浦製作所の創業者である田中久重がいたそうです。
こちらは日本初の量産機関車だそうです。
こんな感じで、建物の1階には多くの実物車両と体験コーナー、鉄道の歴史コーナーがありました。
シミュレーターの当選発表の時間になったので、見に行くと在来線が当選していました。
引換券をもらい、引換券に書かれた時間に行くとシミュレーターができます。
こういう鉄道シュミレーターは初めてやりましたが、電車を駅にぴったりと停めるのは大人でも難しいですね。子どもはなおさら苦戦していました。
この日は新幹線のシュミレーターに実際の新幹線の運転士の方が来ていて、運転についての話などをしてくれていました。
こちらは、ジオラマの中を走る鉄道模型を運転するシュミレーターですが、抽選もなくて、並んで順番が来れば誰でも使うことができます。
朝は比較的空いていたので、入場したら最初にこういう人気の場所に来たほうが良いかもしれません。
鉄道模型にはカメラがついていて、こちらの模型を操作する方が個人的には好きでした。
他の鉄道博物館にもあるプラレールコーナーがありました。
こういう場所があると、子どもを遊ばせておきながら親は休憩できるので、大変助かります。
大型の鉄道ジオラマは時間になると照明連動で、鉄道の1日の活動を再現してくれます。
座席は3段になっていますが、3段目が一番見やすいので、席が空いていたら3段目がおすすめです。
2階の連絡通路を渡って行くと転車台がある扇形車庫にでます。
転車台ってやっぱりかっこいいですね。
一回300円で乗ることができる「SLスチーム号」にも乗ってきました。
1kmもない道を行って帰ってくるだけですが、実際の線路の横を走っているので、すぐ横を走る車両がいて迫力がありますし、梅小路公園の脇をゆっくりと進んでいくので、なかなか気持ちが良いです。
ミュージアムショップに寄ってから帰り道を行き、振り返ると大きな和風の建物にいたことがわかります。
こちらは旧二条駅舎だそうです。
子ども連れで行っても楽しめますし、大人でも充分楽しめる場所でした。
まとめ
京都鉄道博物館についてまとめると、
・駐車場はない
・入場したら最初に整理券を取った方が良い
・空いているうちに2階のシュミレーターをするのがおすすめ
・ジオラマは3段目の席が見やすい
という感じでした。
最近の京都は外国人観光客がものすごく多いと聞きましたが、鉄道博物館は外国人が少なく、日曜日でしたがそこまで混雑していなくて快適に見て周ることができました。