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「クレマチスの丘 井上靖文学館」に行ってきた

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長泉町のクレマチスの丘にある「井上靖文学館」に行ってきました。

井上靖作品はほとんど読んだことがなかったのですが、井上靖文学館に来て井上靖作品に興味が出てきました。

井上靖文学館の基本情報

・名称  :井上靖文学館
・住所  :静岡県長泉町東野クレマチスの丘515−57
・電話番号:055−986−1771
・開館時間:5月 10:00~18:00(季節によって変更有り)
・休館日 :火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
・入館料 :大人 500円
高大 400円
小中 無料
・駐車場 :有り(無料)
・HP   :
井上靖文学館公式

 

アクセス

井上靖文学館はクレマチスの丘のベルナール・ビュフェ美術館の近くにあります。

クレマチスの丘は「クレマチスガーデンエリア」と「ビュフェエリア」という2つのエリアに分かれています。

「井上靖文学館」は「ビュフェエリア」内にあります。

 

駐車場

クレマチスの丘に行くために通る道を車で進むと最初に現れるのは「クレマチスガーデンエリア」ですので、そこは通り過ぎて少し進んだところを左に曲がると「ビュフェエリア」の駐車場にたどり着きます。

駐車場は少し離れたところにあります。

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すぐとなりには駿河平自然公園があり、桜の時期など散策が楽しいです。

井上靖文学館は森の中にある階段を上った先にあります。

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美しい白壁の和風の建物です。

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石畳を進んだ先に入り口があります。

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館内は撮影不可のため画像はこれだけ。

入館料は大人500円ですが、クレマチスの丘の年間パス「ファミリーカード」を持っているので無料でした。

入り口を入ると井上靖の年表が貼ってありました。

井上靖という人は戦前の産まれで、京都大学を出たあと毎日新聞の記者になり、その後、小説家になり数々の作品を生み出すことになったそうです。

父親の仕事のために伊豆の祖母と暮らすことになったり、沼津での学校生活があったりと、静岡県東部にゆかりの多い人だったようです。

唯一読んだことがある井上靖作品が山本勘助について書かれた大河ドラマにもなった「風林火山」なので、歴史小説の人だと思っていましたが、実際にあった登山家の事故を書いた「氷壁」などの現代小説も書いていたことを知りました。

展示は井上靖の人生や作品を解説するパネル展示がほとんどと、原稿のコピーなどがありました。

最後に井上靖のことを紹介したテレビの映像を見るコーナーがありました。

この井上靖文学館が出来たときには、まだ井上靖本人が生きていて実際に何度も訪れたそうです。本人が来ているときに来たかったと思い残念です。

どうせなら当時ここを訪れたときに話をしたときの映像などを公開してくれれば良いのですが、ちょっと展示内容のボリュームが少なくて残念でした。

司馬遼太郎記念館に行ったときにも感じたのですが、作家の記念館なのに生原稿がぜんぜん置いてないのが不思議です。やっぱりそういうものは出版社が持っていて外部には出さないのでしょうか?

もしくは展示すると痛むから展示しないのでしょうか?

とはいえ、企画展で井上靖の作品を五感で感じる展示は、作品をわかりやすく楽しめるような工夫がしてあって良かったです。

おみくじのように引く「ことばくじ」は、箱の中から紙をひくと井上靖の作品から取った言葉が書かれた紙が出てきて、井上靖の世界に触れることができました。

 

まとめ

井上靖文学館についてまとめると、

・井上靖の作品と人生がわかる

という感じでした。

井上靖ファンにはおすすめの場所です。

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