三島 健康診断、人間ドック

『三島中央病院健診センター』日帰り人間ドックを受けてきた

更新日:

30代後半にして人生初人間ドックに行ってきました。

特に調子が悪いというわけではないですが、年齢もあるので一度行ってきた方が良いのではないかという奥さんの勧めがあったから。

三島中央病院の健診センターは、2018年4月にオープンしたばかりの新しい施設です。

想像以上にきれいな施設で、対応も丁寧、そしてスムーズに健診ができました。

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人間ドックは治療と違うので、病院の差はあまりありません。

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参考「人間ドックのここカラダ」

 

三島中央病院健診センターの基本情報

名称 三島中央病院 健診センター
住所 静岡県三島市緑町1−3
電話番号 055−971−4155
定休日 日曜終日
水、土の午後
営業時間 9:00~12:00
14:00~17:00
駐車場 有り
HP 三島中央病院健診センター公式

※この記事の情報は掲載当時のものであり、実際の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

 

アクセス

三島中央病院は伊豆箱根鉄道の「三島広小路駅」から南に徒歩3分ほど行ったところにあるので、電車やバスなどの公共交通期間での来院が便利です。

車で向かう場合は周辺道路に一方通行が多いので、注意してください。

警察が監視していることも多いです。

 

駐車場

駐車場は三島中央病院から少し離れたところに「第1駐車場」「第2駐車場」と2つの駐車場があります。

周辺道路一方通行が多くて迷いやすいです。

第2駐車場の方がわかりやすいと思います。

 

人間ドックの料金

今回受診した人間ドックは日帰りメニューで、金額は税込み34,000円です。

検査の内容は、

検査内容

  • 身体測定
  • 血圧
  • 視力
  • 肺機能検査
  • 尿検査
  • 採血
  • 便潜血
  • 胸部X線
  • 胃カメラ
  • 腹部超音波
  • 心電図
  • 眼底検査

です。

検査項目が多いですが、9時に来院して11時過ぎにはすべての検査が終わりました。

 

予約方法

予約は電話やホームページから直接予約ができます。

完全予約制になっているので、検討している方で心配がある場合は、一度電話で確認してみると良いです。

 

持ち物

健診前に案内が届きました。

そちらに書かれていた持ち物は、

  • 検便容器
  • 問診票、同意書、受診券など
  • 保険証、診察券、お薬手帳
  • コンタクトレンズケース

です。

 

当日までの準備

案内をしっかり読めばよかったのですが、さらっとしか目を通していなくて、ちょっとミスしました。

案内に同封されていた「検便」は「4日以内で別日2日分採取した便」を用意しなければならなかったのに「当日でいいんでしょ」と思って採取してなかった!

結局、当日朝一回分を採取して持っていき、事情を説明したら「では1回分で結果を出しますね」と言われて終わりました。

1回よりも2回分あった方が測定結果が詳細に出ると思うので、要注意です!

あとは、検査前日の夜9時以降は「水、お茶」以外は口にしないこと。

他にも薬を服用中の方や生理中の女性の方への注意事項もありました。

問診票と同意書にサインして準備完了です。

 

病院とは思えない待合室

予定時刻の朝9時に三島中央病院健診センターに到着しました。

2018年4月にできたばかりということで、まだまだ新しくてきれいな建物です。

三島中央病院は道路を挟んで北と南に建物がありますが、健診センターがあるのは南側の新病棟の方です。

入り口を入るとどこかの企業のような受付がありました。

病院っぽくない。

奥の受付で持ってきた検便や問診票、同意書などを提出します。

その後、ロッカーの鍵を受け取り更衣室へ。

作務衣のような館内着が4サイズ置かれているので、自分に合ったサイズのものを選んで着替えます。

身につけているものをすべてはずしてロッカーにしまってスリッパと館内着だけで受付に戻ります。

受付で準備ができるまではゆったりとした椅子に座って待つことができます。

お茶や水も用意されているので、待っている間に飲むことができます。

 

検査1 尿検査

最初の検査は尿検査でした。

受付で紙コップをもらい、トイレで採取してトイレ内にある窓口に提出するように言われました。

こういうのっていきなり言われても出ない人っているんじゃないでしょうか?

まあ、出る方の人なので大丈夫でした。

 

検査2 心電図、聴力

尿検査後は、広いロビーに移動。

明るくて広々していてきれいで、病院の待合室とは大違い。

雑誌が用意してあり、テレビも付いています。

窓からは光が射し込み、窓の外には源兵衛川が流れていました。

部屋が寒い場合にはひざ掛け、肩掛けも用意されています。

他に待っている人は二人くらいでした。

ロビーの周りにはいくつも検査する部屋が並んでいるので、待合室からの移動距離が少ないです。

雑誌を読む間もなくすぐに名前を呼ばれて、最初の検査は「心電図」。

ベッドに寝てちょっとヒヤッとする金具をつけて心電図を計測して終了。

同じ部屋でそのまま聴力検査もしました。

「ピー」と音が鳴ったらボタンを押すというテストです。

終わったらロビーに移動。

 

検査3 血圧、腹囲、身長体重

またすぐに呼ばれて次は血圧の測定。

血圧計の機械に腕を通して血圧を測定します。

終わったらカーテンで仕切られたスペースに移動して、へそ周りの腹囲を測定。

その後は、身長、体重を測定します。

昔の学校にあった身長計と違って、病院のものは電動で上からバーが降りて来るんですね。

あまり電動にする必要がないと思いますが。

 

検査4 採血

次は第一関門の「採血」。

今回の検査で痛みを伴うものの一つです。

まずはどちらの手で採血をするか決めるのですが、毎回悩みます。

利き腕を避けて左腕にすることにしました。

腕をアルコール消毒されて「ヒヤッと」した瞬間から緊張が走ります。

やっぱり何度やっても、大人になっても注射は嫌ですね。

自分の血液が抜かれていく様子を見ながらじっと耐えました。

 

検査5 胸部X線

次はX線検査。

撮影用の部屋に行って撮影するだけなので一瞬で終わります。

これは余裕でした。

 

検査6 視力

次に視力の確認。

Cのマークがどちらを向いているかを見る検査。

これも楽。

 

検査7 肺機能、腹部超音波

ここからいくつかの検査は新病棟から旧病棟に移動して行います。

3階に連絡通路があるので、連絡通路を通って館内を移動します。

このときも常に付きそいの人が付いてくれて「寒くないですか?」「大丈夫ですか?」と気を使ってくれました。

移動して最初は「肺機能」の検査。

トイレットペーパーの芯より少し細いくらいの筒を口に加えて、息を吸ったり吐いたりします。

最後に思いっきり息を吐くという作業がありました。

肺活量を測定しているのでしょうか。

結果が気になります。

次は「腹部超音波」。

ベッドの上に横になり、お腹を出すと生暖かいゼリーのようなものがお腹に塗られます。

息を吸ったり吐いたりしながら機械をお腹に押し当てられる検査です。

お腹にあたる機械のゴリゴリ感がちょっと嫌な検査です。

 

検査8 胃カメラ

ついに最難関の「胃カメラ」がきました。

初めての胃カメラで緊張します。

胃の検査で以前バリウムを飲んだことがありました。

バリウムの検査はお腹に貯まるバリウムを飲んで、「大」の字で立ったまま左右に揺れる機械に乗って検査しました。

途中ゲップを我慢しなければいけなかったのがものすごく辛かったという思い出があります。

今回の胃カメラは鼻から。

他に口からもあるのですが、鼻の方が意外と楽だと聞いたので鼻を選びました。

看護師さんが来て最初の説明がありました。

検査の工程は、

  1. 鼻に止血のための薬を塗る
  2. 鼻に麻酔を塗る
  3. 鼻に管が通るか確認する
  4. 胃カメラを鼻から通して検査する

という感じのようです。

まずは鼻に止血の薬と麻酔を塗ります。

鼻に入れた麻酔を喉の方まで効かすため飲み込むように言われました。

だんだん麻酔が効いてきたからか、つばを飲み込むときにうまくいかず「オエッ」となります。

次は鼻に実際の胃カメラと同じサイズの管を通すテスト。

看護師さんから、

  • 鼻炎の人は鼻が炎症していて狭いから入らないこともある
  • 風邪、花粉症の時期は辛いと思う
  • 鼻から入らなかったら口から
  • 胃カメラを通した鼻が左右どちらだったか覚えておくと次の検査がスムーズかも

というなどの情報をもらいました。

実はぼくは慢性鼻炎です。

そのことを伝えると「もしかして入らなかったら口からになります」と言われました。

「バリウムに変更できないのですか?」と聞くと、バリウム検査はやってないそうです。

鼻の通りが良いのはどちらかと聞かれたので、その日調子良さそうな右の鼻でお願いしました。

通りの確認のパイプを鼻に挿すと意外とすんなり挿入完了。

一安心です。

その後、先に検査している人が終わるまで鼻に管が刺さったまま10分くらい待ちました。

そしていよいよ胃カメラ。

最初に軽く問診して、次はベッドに横になります。

体を横にして寝て片方の膝を上げる姿勢になると、先生と看護師さんが軽く体を抑えてきました。

「えっ、体が動くほど痛いの??」

と心配になったと思ったら鼻に管が入ってきました。

最初は意外とすんなり。

しかし、喉のあたりでカーブにひっかかったような感じに。

途中「ウエッッ」と吐きそうになりましたが、朝から何も食べていないので何も出てきません。

そう考えたら少し安心しました。

こちらの都合はお構いなく管はどんどん中に入っていきます。

途中で「はいっ、一度飲み込んでください」との無茶振りが!

頑張って飲み込んでみると「はい、上手でした」とお褒めの言葉をいただきました。

やっとのことでカメラが胃まで到達したようで、胃のあたりで何かが動いている感覚があります。

その間ずっと喉に手を突っ込まれているような違和感があって、ときどき嗚咽が出ます。

看護師さんがずっと背中をさすっていてくれました。

つばは飲み込めないので、口の横から垂れ流すように言われました。

検査前は「鼻にずっとうどんが詰まっているような感覚かな?」と思っていましたが、とんでもない。

もっと固くて長いものが、鼻から喉、胃までずっと入っている状態。

常に涙目でした。

撮影が終わり、管が抜かれていくときはすごく安心しました。

実際の挿入時間は10分くらいだったと思います。

「痛い」というよりは「苦しい」という感じ。

我慢する時間が長いから注射の3倍くらい嫌です。

「じゃあ二度とやりたくないか?」と言われたら、「5年に1回くらいの間隔で仕方なくやらなきゃいけないならやってもいいかな」という感じでした。

 

眠くなる麻酔もある

今回に鼻に塗る麻酔でしたが、他に「眠くなる麻酔」というのもあるようです。

実際に寝たような感じになって「気がついたら終わっていた」という人もいるそう。

ただし、この麻酔を使ってしまうと、その日1日車に乗れなくなってしまうので、電車やバス、タクシーを使って病院に来る必要があります。

「どうしても苦しいのは嫌だ!」という人は、こちらの麻酔を予約のときに聞いてみると良いでしょう。

 

検査9 眼底検査

やっとのことで胃カメラが終了。

その後、先生の問診があり胃の中の映像をいっしょに確認しました。

その結果、胃の炎症が見られてピロリ菌がいるとのことで、血液検査の測定項目にピロリ菌を追加することになりました。

問診後、建物を移動して最初のロビーに戻ってきました。

最後は眼底検査です。

目に「プシュ」と空気を吹きかけられます。

先程の胃カメラが苦しかったので、ビクビクしていましたが、痛みも苦しみもなくあっけなく終了。

最後に目の写真を撮影してすべての検査終了。

着替えをして受付に戻り、ピロリ菌の今後の処置のための来院予約を取って支払いをして終了です。

ちょっと疲れてしまったので、ロビーでお茶をいただいて休憩。

さきほどの胃カメラのときの麻酔がまだ効いていてお茶を飲み込むときに違和感があります。

麻酔の効果は1時間くらい残るそうです。

 

 

人間ドックを受けた感想

まだできたばかりということもありますが、病院とは思えないくらいきれいでゆったりしたロビーでした。

看護師さんの対応も丁寧で安心しました。

別の病棟に移動するときなど、常に付き添いの人がいて案内してくれて至れり尽くせりです。

1月だったので検査着だけだと少し寒かったのが残念だったくらいです。

 

三島中央病院の人間ドックのまとめ

三島中央病院病院で人間ドックについてまとめると、

まとめ

  • きれいなロビー、受付
  • 丁寧な対応
  • スムーズな検査
  • つらい胃カメラ

という感じでした。

常にロビーに1人くらいしかいなくてかなり空いていました。

話を聞くと1月、2月は空いていて、3月、4月くらいになると混むそうです。

今回人間ドックを初めて受けましたが、思っていたよりも時間がかからずスムーズにできました。

9時に病院に来て2時間ちょっとで終わりました。

検査結果が届くまではドキドキでした。

その後、胃からピロリ菌が見つかり、薬を飲んで完治することができました。

ピロリ菌は放置しておくとガンに発展する可能性があるので、人間ドックで見つかって早めに治療できて良かったです。

「人間ドックのここカラダ」のサイトから人間ドックを予約すると「リクルートポイント」「ポンタポイント」が最大3%貯まります。

人間ドックは治療と違うので、病院の差はあまりありません。

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参考「人間ドックのここカラダ」

 

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