以前から利用している体に優しい食事を提供するお店「楽風(らふ)」ですが、先日、時之栖にあった店舗が裾野市の市民文化センターの中に移転しました。
さっそく行ってきましたが、時之栖のときのような混雑もなくゆったりと過ごすことができてよかったです。
◆楽風の基本情報
・名称 :やさい食堂 楽風(らふ)
・住所 :静岡県裾野市石脇586
・電話番号:055−993−9304
・営業時間:朝 9:30~11:00
昼 11:30~14:00
茶 14:00~17:00
夜 (予約制)
・定休日 :月曜日(祝の場合は翌火曜日)
・駐車場 :有り(無料)市民文化センター駐車場
・HP :楽風公式
楽風は以前は裾野駅の近くの古民家で営業していました。その後、時之栖の中にあったブックカフェの場所に移転したのですが、時之栖が水族館を拡張するということで再度移転して、現在の裾野市民文化センターの中へ移転したようです。
時之栖のときの記事はこちら。
以前の古民家へ戻ったら良いのにと思ったのですが、そちらは借りていた建物で現在ではすでに取り壊されてしまっているそうです。
楽風に行くには裾野市民文化センターの北側の駐車場に入れると近いです。
駐車場はたっぷりあってストレス無く駐車できるのはありがたいです。
北側の入り口から市民文化センターに入ります。
以前、喫茶店があった場所に楽風が入りました。
入り口にはおなじみの看板が。
こちらの入り口から入ります。
店内は多分、以前の喫茶店のままという感じ。
メニューはおなじみの「車麸のからあげ」「大豆ミート」などの肉の代わりに野菜を使うメニューがありました。
定食は各860円。肉を使ったメニュー「豚のしょうが焼き」もあるので、がっつり肉を食べたい方も安心です。
1日10食限定の「一汁三菜ランチ(599円)」がお得そうです。まだ残っているとのことだったので、一汁三菜ランチを一つと一汁三菜ランチにドリンクとデザートをセットにしたもの(1,000円)を一つ注文しました。
本日のデザートは「白玉入り水ようかん」「オレンジゼリー」「ソフトクリームバニラ」から選べるとのことでしたので、白玉入りの水ようかんを、ドリンクにはホットコーヒーを注文しました。
注文してから少し時間があったので、入り口の近くに置いてある物販コーナーを見に行ってきました。
地元との結びつきが強いようで、地元の方が作った陶芸やちょっとした小物、裾野のモロヘイヤを使った「グリーンパスタ」などが置かれていました。
トマトなどの野菜も売られています。
タルトや焼き菓子なども購入して持ち帰ることができます。
平日のお昼にも関わらず、さすがに有名店なだけあって結構混雑していました。
フランチャイズのお店だと混雑していてもすぐに料理が出てきますが、個人店で一つ一つ丁寧に作っているため、料理提供まで少し時間がかかります。
お腹が空いた子どもといっしょに来るときはご注意を。
しばらくして「一汁三菜ランチ」が運ばれてきました。
メインは日替わりで。この日は「車麸のフライ」。
麸って今までは味噌汁に入れるくらいしか食べ方を知らなかったのですが、フライにするとまるで柔らかい肉を食べているかのような食感になります。
ちなみにここの料理を真似して一度家で車麸のフライを作ってみたのですが、ふんわりとならずにパサパサになってしまいました。隠れた工夫があるのですね。
ソースにつけて食べると肉料理を食べているかのような食感でボリュームも満点です。
ご飯は白米か雑穀米かを選べるので雑穀米にしました。
付け合せもどれも美味しいです。
浅漬けも程よい塩加減ですし、たぶん大根を間引きするときの大根葉だと思うのですが、おひたしも食感、だし汁がちょうどよくて美味しい。
豚肉の無い酢豚の味付けの野菜小鉢はご飯がすすむ一品です。
汁椀には入り口で売られていたグリーンパスタが入っていました。モロヘイヤ入りのパスタが細いうどんのようになって和風のだし汁とよく合います。
汁はダシがしっかりきいていて、ほんのすこしの醤油と塩で味付けしたような感じで美味しかったです。
食後のデザートは水ようかん。
水ようかんは甘さ控えめで、上に乗っているあんこは塩味を少し強めにしてある甘いあんこで、いっしょに食べるとちょうど良いバランスの美味しい水ようかんです。
コーヒーは酸味や苦味が控えめの飲みやすいバランスの良いコーヒーでした。
もともと外食をするときには肉料理を頼む派だったので、ここに来ると肉が無くて野菜だけの定食で満足出来ている自分に驚きます。
裾野市民文化センターに移転しても相変わらずの美味しさでした。
◆まとめ
楽風についてまとめると、
・裾野古民家→時之栖→市民文化センター へと移転
・10食限定一汁三菜ランチ(599円)がお得
・肉が入っていなくても満足
肉料理が無かったのですぐにお腹が空くかと思っていたのですが、まったくそんなことはなくて夕方まで満腹感は続きました。
楽風に来ると、素材の野菜の素材の味を大切にすると美味しい料理ができるということに気が付かされます。