熱海で有名なパワースポットと言えば「來宮神社」ともう一つがこちらの「伊豆山神社」です。
伊豆という地名の由来にもなったほどの由緒ある神社。
源頼朝と北条政子が結ばれた場所として、縁結びの御利益でも有名です。
そんな伊豆山神社について、小泉今日子の鳥居や駐車場、参拝方法などについて紹介していきます!
伊豆山神社の基本情報
名称 :伊豆山神社(いずさんじんじゃ)
住所 :静岡県熱海市伊豆山708−1
電話番号:0557−80−3164
駐車場 :階段下、本殿横にあり(無料)
HP :無し
アクセス
バス
JR熱海駅から「七尾団地方面行き」バスに乗ります。
約10分後に到着する「伊豆山神社前」で下車し、目の前です。
車
熱海駅から東へ10分ほど走ったところにあります。
途中、山道は道が狭く勾配もきついので運転に注意してください。
駐車場
伊豆山神社の駐車場は2ヶ所あり、どちらも無料です。
一つは石段の下にある駐車場。
こちらに車を停める場合は、石段を登るか脇道の道路から本殿まで歩いて登って行かなくてはいけません。
もう一つの駐車場は本殿横にあります。
ここに駐車すれば石段を登る必要もなくサクッとお参りができちゃいます。
「坂道を登るのはちょっと、、、」という方は上の駐車場がおすすめですが、参道の石段の途中にもいくつか社があるので、すべて参拝したい方は下の駐車場がおすすめです。
歴史
伊豆の地名の発祥にもなった由緒ある神社。
混乱や火災によって資料が喪失していますが、その創建は社伝によれば紀元前5世紀〜紀元前4世紀の孝昭天皇の時代と言われています。
修験道の始祖とされる役小角や空海が修行したという伝説もあります。
御利益
伊豆山神社の御祭神は、
- 天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)
- 栲幡千千姫尊(タクハタチヂヒメノミコト)
- 瓊々杵尊(ニニギノミコト)
です。
「強運守護」「福徳和合」「縁結び」の御利益があるとして多くの参拝者に崇拝されてきました。
源頼朝が京都から蛭ヶ小島に追放された際、この伊豆山神社で北条政子と結ばれたことから縁結びの神様として有名です。
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ちなみに蛭ヶ小島は伊豆山神社から車で30分以上かかります。
昔は馬だったと思いますが、道も整備されていない状況だったので1日かかったんじゃないでしょうか。
それほどの苦労をしてまで来る魅力が伊豆山神社にはあったのですね。
伊豆山神社に参拝
ここからは実際に参拝してきた様子を紹介します。
階段を登る
車を下の駐車場に停めたので、石段を登って参拝することにしました。
ここから本殿までは約170段の石段を登っていきます。
石段を登ると途中に「結明神社」や「足立権現社」などがあるので、合わせてお参りしましょう。
階段を登るだけなので5分ほどで登り切ることができました。
階段はちょっとつらい、、、という方は敷地の横にある道路から登っていっても問題ないです。
境内は自然が多くてきれいに整備されていました。
画像の右側には手や口を清めるための手水舎があるのですが、そこに赤と白の二匹の竜がいます。
「赤白二竜(せきびゃくにりゅう)」という名前の竜で、伊豆山神社のシンボルです。
赤の龍は火の力、白の龍は水の力を持っている温泉の守護神で、夫婦円満や縁結びの象徴ともされているので、ぜひ見てみてください。
本殿はそんなに大きくありませんが、歴史を感じさせる重厚な作りです。
小泉今日子の鳥居
階段を登らなくても車で本殿横の駐車場まで行くことができます。
駐車場の入り口には大きな鳥居があります。
駐車場の裏には「小泉今日子」の文字が。
「えっ?本人??」と思うでしょうが、本人が実際に奉納したものです。
平成22年に奉納されたこちらの鳥居、本人の仕事がうまくいっていないときに願掛けで奉納したところ、その後あまちゃんなどの仕事が決まったとのこと。
源頼朝と北条政子の「腰掛け石」
源頼朝と北条政子が座ったという伝説の石です。
確かにベンチのような座りやすい形で、実際に本当に座ったかどうか分かりませんが、こんなのがあったら座りたくなりますね。
熱海を見下ろす絶景
伊豆山神社は山の上にあるので、境内から熱海を見下ろす絶景が楽しめます。
海の向こうに初島と、初島に向かうフェリーが見えました。
縁結びの御利益があるので、カップルでここから景色を眺めている人たちがいました。
ハートと星のおみくじ結び
境内にはおみくじを結ぶ大きな星がありました。
ハートもあって、こちらにはタイマーで写真撮影ができるように台が置かれていました。
若者を意識してますね。
伊豆山郷土資料館
本殿の脇の道を進むと「伊豆山郷土資料館」があります。
開館時間:9:00~16:00
休館日 :水曜日(祝日の場合は翌日)
料金 :大人150円 中高生100円
社務所で御朱印をもらう
境内にある社務所で御朱印をもらうことができます。
御朱印を書いてもらうために収めるお金は300円でした。
御朱印帳は事前に購入して持っていたほうが好きなデザインを選べるのでおすすめです!
楽天ではかわいいデザインの御朱印帳がたくさんあったので、我が家は楽天で購入しました。
本宮社は山の上
伊豆山神社の参拝は実はここで終わりではありません。
山の上に本宮社があるのです。
本殿の右横に小さな鳥居がある「白山神社遥拝所」があります。
ここから山の上にある「本宮社」に向かうことができます。
本宮社への道のりは、
「遥拝所」→ 約20分 →「白山神社」→ 約20分 →「結 明神社」→ 約15分 →「元宮 本宮社」と合計で片道約1時間の道のりです。
細いですが歩き始めの道は整備されていました。
「子恋の森公園」という公園の敷地内を歩くことになります。
ちょっとしたハイキングなので、本宮社に向かう場合は事前に準備をしていったほうが良いです。
参道は海の近くの「走り湯」から始まる
石段を170段近く登ったのでちゃんと参拝した気になっていましたが、実際の伊豆山神社の参道は熱海の海岸近くから始まっていました。
「走り湯」とは日本唯一の横穴式源泉で、洞窟の中から温泉が湧いている場所になります。
見学は自由で、約70℃の源泉が洞窟の中で湧いている様子を間近で見ることができます。
海から上ってくると階段は全部で823段になります。
本当にちゃんと参拝したいのであれば、「走り湯」→「本殿」→「本宮社」までの道のりを歩いたほうが良さそうですね。
「走り湯」から「本宮社」まで歩くと標高350m以上登ることになります。
ただ、地図を見ると本宮社のすぐ裏まで道路が来ているんですね。
今はすべて車で参拝できるかもしれませんね。
まとめ
伊豆山神社についてまとめると、
まとめ
- 伊豆の地名の由来になった神社
- 源頼朝と北条政子が結ばれた場所
- 縁結びの御利益で有名
- 小泉今日子も御利益があった
- 本当の参道は走り湯から始まる
源頼朝と北条政子が結ばれた場所としか知らなかったのですが、実は伊豆の地名の元になるくらいの由緒ある神社でした。
熱海には他に有名な神社「來宮神社」がありますが、あちらはおしゃれで最先端な神社で、こちらは昔ながらの厳かな神社という感じでした。
熱海観光ではぜひ2つの神社を参拝して違いを楽しんでもらいたいです。
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