宇津ノ谷の集落に散策に寄ったついでに、行きたかった器のお店「器の店 一草」に行ってきました。
店主がすべて窯元に行って買い付けてくるというこだわりの器たちは、見ていて楽しい気分になります。
器の店 一草の基本情報
・名称 :器の店 一草(いっそう)
・住所 :静岡県静岡市駿河区丸子6077
・電話番号:054−257−6022
・営業時間:10:30~16:00
・定休日 :月曜、第2,3火曜(現在は不定休)
・駐車場 :2台
・HP :無し
一草は丸子宿から少し山に上った、山間にひっそりと佇むお店です。
駐車場はお店のすぐとなりにあります。
反対側の駐車場は、一草の奥にあるとろろのお店「渓月」の駐車場だそうですが、このときはそちらも停めて良いと言われました。
一応そのときに確認した方が良さそうです。
お店の入り口にはしばらく不定休になるとの張り紙がしてありました。
遠くから訪問する場合は、休みの場合もあるのでご注意を。
店内には土間から上がった座敷にいっぱいの器が並べられていました。
こちらの器は、益子、瀬戸、信楽など店主自身が買い付けに行って、仕入れてくるそうです。
気さくな女性の店主さんで、器に関する質問などをすると、いろいろと教えてもらえました。
器の価格はそこまで高いものではないので、気に入ったものがあれば気軽に買って、日常で使おうと思えるものが多いです。
とはいえ、大量生産の安売りの器とは違うので、愛着を持って長く使えそう。
一品一品違った味のある器が大切に置かれている姿から、店主さんは器が好きなんだなと感じられます。
「へうげもの」というマンガで登場する「古田織部」という武将が作った「織部焼」という焼き物も置かれていました。
織部焼ってデザインが独特で、面白いですね。
「古田織部」は戦国時代に生きていた信長、秀吉、家康に使えた武将で、茶人として器作りが得意な大名として有名でした。
「へうげもの」はフィクションの物語ですが、古田織部の生き方や器に対する考え方を知るには面白い作品だと思います。
一草には温かみがある素朴なデザインの器が多いですね。
まとめ
器の店一草についてまとめると、
・丸子宿の近くにある
・周辺散策も楽しそう
・和食器中心の品揃え
・気さくな店主
という感じです。
次回は、裏の渓月でとろろのランチを食べて、また器を見に来たいです。
渓月では一草から仕入れた器を使っているそうなので、実際に使っている様子を見たい方は先に渓月でご飯をいただいてみるのも良いかも。